蔵王山【地蔵山頂駅→熊野岳→刈田岳→蔵王刈田山頂BS】


- GPS
- 02:13
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 254m
- 下り
- 203m
コースタイム
天候 | ガスと暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.yamakobus.co.jp/rosenbus/jikoku/frame/zao-onsen.html ■蔵王ロープウェイ http://zaoropeway.co.jp/ ■宮城交通 白石遠刈田線・蔵王エコーライン線 http://www.miyakou.co.jp/cp/zao/timesche.pdf |
写真
感想
公共機関でのアクセスが意外と難しい蔵王。
滞在時間を稼ぐために、地図を睨みながら作戦を練ります。
結論は、夜行バスで山形に入って蔵王ロープウェイの始発で登ります。
下山は刈田駐車場からのグリーンエコー号で、かみのやま温泉に至る作戦でいきます。
■地蔵山頂駅→熊野岳→刈田岳→蔵王刈田山頂BS
蔵王温泉バス停から、蔵王ロープウェイまで15分ほど歩きます。
便利なことにコンビニがあるので、食料など調達することができます。
ロープウェイは途中、樹氷高原駅で乗り継ぎます。
グリーンシーズンなので、樹氷らしさは影も形もないですが。
地蔵山頂駅に着く頃には、吹き荒れるガスで視界が数十メートルという有様。
はて、こんな天気予報だったかな…晴れ予報は何処に行ったんだろう。
レインウェアを羽織り、仕方なく歩き始めます。
初見で視界の効かない歩き出しは、GPSと睨めっこしながら慎重に。
取り敢えず計画通り地蔵山に登ってみますが、当然ながら眺望なし。
吹きっ晒しで体温が少しずつ奪われるので、ワサ小屋跡を目指します。
しかし、こんな悪条件ながらも意外と歩いている人が居るものですね。
いや、他人のことは言えないのですが…せっかく来たんだから、歩けるだけ歩いてみるかの精神は共感できます。
鞍部の平坦地で、ここがワサ小屋跡かと辛うじて認識できる分岐から先、熊野岳へと直登してみます。
岩稜のペンキが、これでもかと言わんばかりにマークされていて安心します。
これだけ頻繁にペンキマークが出てくるということは、悪天候になりやすい土地柄か。
日本海と太平洋に挟まれた山域なので、どちらから吹く風も厄介になるのでしょう。
熊野岳の山頂は広く、眺望もあるらしいのですが今日は一面の銀世界。
せめて写真をと思えども、フォーカスポイントが無くてシャッターが下りてくれません。
このまま馬の背に行っても、楽しさの欠片も無いことが容易に分かります。
最近は一番信頼できるGPVで天気を予測していますが、結局ブレてしまったのでしょう。
遮る物のない馬の背は、予想していたとおり真っ直ぐ歩けないほどの強風とガス。
登山道わきにポールが立っているので、それを目印に歩くのが精一杯です。
にしても、ジーンズ姿の観光客が何でガスが吹き荒れる馬の背に居るんだろう…。
お目当のお釜が見られないなんて、稜線に出た瞬間に分かるだろうに。
粛々と馬の背を歩き、粛々と刈田岳に登り、粛々と避難小屋に着く頃にココロが折れます。
天候が回復する見込みもないのに、眺望目当ての稜線とか歩けないだろうと。
確か、蔵王刈田山頂バス停から山形か白石蔵王に行くバスがあったはず。
楽しみにしていた南蔵王縦走コースは、また今度にして今日は帰ろう。
そうと決まれば後は早いです。
エスケープルートは確保していませんが、昼頃に蔵王刈田山頂からのバスが出るはず。
蔵王ハイラインの終点にあるレストハウスで生ビールを注文。
docomoの電波が通じたので、バスを調べて手配済みの新幹線を変更します。
蔵王温泉に途中下車して、日帰り入浴してから山形経由で帰る計画に惹かれます。
が、エスケープしたことで何もかも面倒になり、白石蔵王行きのバスに乗り新幹線で帰りました。
ホントは南蔵王縦走コースのコマクサを撮りたかったのですが…。
リベンジするべき山がまた1つ増えました。いつかまた来てやるし。
この子はミヤマオダマキですね。
なるほど
スッキリしました。ありがとうございます
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