週末の早池峰山は先行逃げ切り型で

2017年07月09日(日) [日帰り]

• GPS: 03:10
• 距離: 4.9km
• 登り: 663m
• 下り: 664m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:28
• 合計: 3:11

5:57 スタート地点
6:14 6:15 御門口
6:52 6:52 御金蔵
7:05 7:07 天狗の滑り岩
7:16 7:17 剣ヶ峰分岐
7:19 7:20 門馬コース分岐
7:27 7:27 早池峰山
7:31 7:48 早池峰山頂避難小屋
7:56 7:57 門馬コース分岐
8:05 8:06 天狗の滑り岩
8:15 8:16 御金蔵
8:48 8:49 御門口
9:05 9:07 小田越
9:08 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

前日に盛岡駅周辺のビジネスホテル宿泊。早朝出発に備えレンタカーも前夜に借りた
盛岡駅から早池峰の岳駐車場まで1時間少々で到着。ナビの通りに進んだが、途中で峠越えの細い道を抜けて道の駅はやちねに出た。対向車に要注意。

岳駐車場は無料で広い
岳駐車場から先の道路は花のシーズン中マイカー規制
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisetsu/801/804/p004010_d/fil/20160612-01.pdf

シャトルバスは始発が5：30分。5時少し前くらいからチケット販売が始まった（片道700円、往復1400円）
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/PDF%E8%B3%87%E6%96%99/29%E5%B9%B4%E7%89%88%E6%97%A9%E6%B1%A0%E5%B3%B0%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%90%E3%82%B9%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A6%81%E9%A0%85.pdf

5：25分発の路線バス？もあり、多くの登山者がこちらを利用。チケットは共通で利用可能。河原坊でさらに乗客を詰め込んだため、小田越の登山口には2台が同時に到着。25分発のバスは満員の通勤バス並み。30分発のシャトルバスは全員座れていたようだ。小田越登山口でのトイレ待ちなどを考えると、皆さん先行のバスに殺到するのがよくわかrる

小田越からの帰りのシャトルバス始発は10：42発。次のシャトルが12：42発。2時間も間が空く。CTで歩けば始発に間に合うので、これに乗るつもりだったが、登山口に戻ってボーとしていると9：12に盛岡行きの路線バスが来た。運転手さんに聞くと岳駐車場へ行くという。チケットも使用可能。なんとラッキーな、というか調査不足。1時間半の待ちぼうけを回避でき、早く東京へ帰れる新幹線に乗れるたのはうれしい誤算だった

コース状況／危険箇所等

登山口から1合目：
樹林帯を歩く。抜けると山頂方面が開け、高山植物が次々と現れる

1合目から8合目（ハシゴ場）：
花が両側に咲き誇り、稜線を吹く風も気落ち良い。ただし、日差しを遮るものがないので、日が高くなるとしんどい。危険個所はない

8合目（ハシゴ場）から尾根：
急登を進むと2つのハシゴがある。一段目は一つのみ。2段目は2つの鉄梯子がある。上り下り専用ではない。なお、1段目は一つしかないが、上に向かって梯子の左手の岩場を上り下りできる

尾根から山頂：
木道を進んでほぼ平坦に進む

その他周辺情報

「道の駅はやちね」がある。
コンビニや日帰り温泉は近くにない。
私はレンタカーで盛岡市内の以下の入浴施設を利用：
喜盛の湯：朝5時〜深夜2時 (最終受付：深夜1時30分)、680円、019-656-5118
http://kimorinoyu.com/price/

写真

7/9 4:33

盛岡駅近くのホテルを3時に出たら4時過ぎに岳駐車場についてしまった

7/9 4:33

バスが1台すでに到着していた。運転士さんからいろいろと話を聞く。左手がトイレ

7/9 6:21

樹林帯を抜けると早速ミネウスユキソウ

7/9 6:22

高山植物が次々と。岩手山の深紅と黄色のヤマオダマキと異なり、小ぶりで青と白の組み合わせのミヤマオダマキ

7/9 6:33

ガンガン登る

7/9 6:33

お向かいの薬師岳

7/9 6:33

朝靄に浮かぶ山々

7/9 6:49

ロープ内を歩くこと。撮影のためロープを出ていた方がいた(下りで見かけた)

7/9 7:01

ハシゴ場まであと一息

7/9 7:01

ミヤマオダマキロード

7/9 7:05

アズマギクファミリー

7/9 7:06

ミヤマオダマキ兄弟

7/9 7:06

ハヤチネウスユキソウ。早池峰固有種のエーデルワイス

7/9 7:07

固有種のナンブナズナでしょうか？

7/9 7:10

ミヤマシオガマ姉妹

7/9 7:09

アズマギク、オダマキ、ミヤマシオガマの競演

7/9 7:10

1段目のハシゴ

7/9 8:04

2段目のハシゴ

7/9 7:17

尾根に出た

7/9 7:17

山頂目指して尾根歩き

7/9 7:22

小屋まで最後の登り

7/9 7:22

ハクサンチドリもいます

7/9 7:30

山頂から岩手山。レンズ性能なのか、思いっきり引っ張ると空が暗く映ってしまう

7/9 7:32

山頂標と小屋の管理人さん。双眼鏡を手に登山者を見守っている。いろいろ話をお聞きした

7/9 7:35

山頂の祠

7/9 7:50

雪をかぶった鳥海山がうっすらと。カメラの限界

7/9 7:53

小屋にお別れ

7/9 7:53

木道を通って戻ります

7/9 7:54

コバイケイソウ

7/9 8:09

ウスユキソウ、ミヤマシオガマ、ミヤマアズマギク、オダマキ

7/9 8:17

5合目当たりの岩場

7/9 8:27

こちらもハヤチネウスユキソウ。ミネウスユキソウも咲いていますが、真ん中の黄色い部分のでかいのが早池峰固有種

7/9 8:48

気持ちの良い山だった。ありがとう

7/9 9:10

登山口まで下りてきた。往復約3時間。9：12発のバスで岳駐車場へ

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

感想

野風

2日前に登って軽い熱中症になった岩手山を教訓に朝一番で登ることに。日曜日なので混雑必死。団体さんにハシゴで待たされるのもつらい。ということで、5時半の始発シャトルバスを利用すべく盛岡のホテルを3時に出てレンタカーを走らせる

4時過ぎには到着してしまい、少々早すぎた。駐車場で車中泊やテント泊されている方もいらっしゃる。バスの運転手さんがすでにいたので話を伺う。すると5：25発のバスもあるという。続々と登山者が到着するので、5分違いながらこちらに乗るべく5時過ぎにバス停に並ぶ。5人目だったので座れたが、すし詰め状態のバスになった

途中の河原坊でさらに乗せたので、後続のシャトルの始発便と同時に登山口に到着。簡易トイレの前はずらりと行列。男性小用は一番奥に二つある。携行トイレの販売を行っており、こちらも行列。私はザックに常備しているので、登山届に記帳して即登山開始

高山植物の写真は控えて、ひたすら登る。樹林帯を抜けた後は心地よい風に吹かれて快調なペースで登れた。3日連続登山なのでどうかと思ったが、惰性のように足が動いて、7番手でゴール。結果1時間半で山頂に

山頂でコーヒーを沸かし、景色を楽しんだら、さっさと下りる。山頂小屋の管理人さんの「今日も続々と登ってきてるなぁ」の言葉に、ハシゴ場を過ぎるまで急ぐ。あとはマイペースで高山植物を愛でながら下りた

残念なのは、登りで見かけた固有種のハヤチネトラノオを下りで見つけられなかったこと。登りで写真を撮っておくべきだったと後悔するも後の祭り

昨秋計画しながらも実行できなかった岩手山から八幡平への縦走と早池峰山。3つの山を梅雨の晴れ間に一気にできたことは幸運だった。九州地方の豪雨の被害者の方々には心苦しいが、好天に恵まれ（熱中症になりかけたが）、山歩きを楽しめたことに本当に感謝感謝である

コメント

ゲスト

早池峰山
東北遠征お疲れ様です。
縦走コースが長い！
早池峰山、今東北エリアで一番登りたい山です(^^)/

野風

Re: 早池峰山
Jimnyさん、コメありがとうございます
正直なところ、早池峰山は私の中では優先順位が低かったのですが、行ってみればいい山でした。人気があるのがよくわかりました
ぜひ、お花のシーズン中にお出かけください

eurekapapa

遠征お疲れさまでした
Pinballさんらしく、非常に計画的に3日間で各所を満喫されていますね。
花もそうですが、空の色もいいですね。

ここのところ、あまり山に行けていませんが、山に行きたいなという気分になりました。
これから暑い時期になりますが、逆に高山に行って涼むのもいいかもしれませんね。

野風

Re: 遠征お疲れさまでした
eurekapapaさん、こちらにもコメありがとうございます
出かける時点では、３日目は天候が崩れ始める予報でしたので、雨に降られるかなと覚悟していましたが、好天が続きラッキーでした

kakoさんも間もなく夏休みに入るでしょうから、ぜひまた親子で出かけてください
レコ楽しみにしています