ヤマレコ

記録ID: 1191901 全員に公開 ハイキング甲斐駒・北岳

『初めての南アルプス 我女王に謁見す』 仙丈ヶ岳

日程 2017年07月09日(日) [日帰り]
メンバー
天候晴のち曇り
アクセス
利用交通機関
バス、 車・バイク
仙流荘バス停駐車場 350台
仙流荘〜北沢峠の往復バス運賃 2680円(荷物代含む)
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
3時間52分
休憩
34分
合計
4時間26分
S北沢峠06:4707:42薮沢大滝ノ頭08:23小仙丈ヶ岳08:2609:11仙丈ヶ岳09:4109:52仙丈小屋09:5310:12馬の背ヒュッテ10:24薮沢小屋10:37薮沢大滝ノ頭11:13北沢峠G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
始発よりも早い時間で増発便が出たのは助かった
コース状況/
危険箇所等
道は明瞭安全
7/9時点では藪沢新道は通行止め
その他周辺情報仙流荘日帰り温泉 500円
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図 [pdf]

写真

5時前
既にそこそこ並んでるし...
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5時前
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2
大勢並んだので始発前に出発進行だぁ〜イェイ
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2
朝日に鋸ギコギコのシルエットが映える
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朝日に鋸ギコギコのシルエットが映える
2
北沢峠到着
帰りのバスを確認
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北沢峠到着
帰りのバスを確認
クリンソウの群生が迎えてくれました
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3
花火みたいなお花ですな
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花火みたいなお花ですな
3
木漏れ日の『こもれび山荘』
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木漏れ日の『こもれび山荘』
1
「甲斐駒か仙丈か、それが問題だ」悩んだ末”女王謁見”します
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「甲斐駒か仙丈か、それが問題だ」悩んだ末”女王謁見”します
3
朝一で
いきなりの登り
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朝一で
いきなりの登り
1
そして
どんどん登ります
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そして
どんどん登ります
1
やっと分岐に到着
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やっと分岐に到着
1
1時間ほどで森林限界
勇ましくも美しい南アの貴公子:甲斐駒
稜線には鋸ギコギコ
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勇ましくも美しい南アの貴公子:甲斐駒
稜線には鋸ギコギコ
5
小仙丈ヶ岳はまだまだ遠い
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小仙丈ヶ岳はまだまだ遠い
1
途中の絶景ポイント
甲斐駒&栗沢山&アサヨ峰
あちらも行きたい
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甲斐駒&栗沢山&アサヨ峰
あちらも行きたい
2
さらにその先には鳳凰三山!
オベリスクらしきものも見えてる
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オベリスクらしきものも見えてる
3
おお南アの王:北岳
その横には日本最高峰も!
標高NO1&2揃い踏み
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その横には日本最高峰も!
標高NO1&2揃い踏み
3
小仙丈ヶ岳到着すると
「ここ山頂じゃないよねぇ」
の偽ピークあるあるが飛交う
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小仙丈ヶ岳到着すると
「ここ山頂じゃないよねぇ」
の偽ピークあるあるが飛交う
2
間ノ岳も合わせて
最高峰1&2&3揃い踏み
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最高峰1&2&3揃い踏み
3
仙丈ヶ岳の迫力あるカール
最終ピークまではまだまだ...
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仙丈ヶ岳の迫力あるカール
最終ピークまではまだまだ...
3
仙丈小屋との分岐
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ミヤマキンバイ
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1
オヤマノエンドウかな?
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2
ついに自称”山のナイト”が
女王に謁見す
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女王に謁見す
6
いつか縦走したい仙塩尾根
ガスが上がって幻想的
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ガスが上がって幻想的
2
デジイチを取り出して甲斐駒を狙う
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1
ド迫力の甲斐駒
ステキ...
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ド迫力の甲斐駒
ステキ...
4
栗沢山とアサヨ峰もアップ
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小仙丈ヶ岳の奥に鳳凰三山
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1
鳳凰三山もアップ
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北岳&間ノ岳
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2
塩見岳や赤石岳かなぁ
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途中でパスさせて頂いたもの凄い数の団体さんが間もなく登頂
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1
そろそろ下山するか
まずは仙丈小屋へ
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ハクサンイチゲ
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キバナシャクナゲ
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仙丈小屋到着
炭酸飲みてぇ...でも我慢
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仙丈小屋到着
炭酸飲みてぇ...でも我慢
2
何度か雪の上を歩く
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2
カールを眺める
いい景色だ
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いい景色だ
3
登りで使った尾根を望む
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馬の背ヒュッテ到着
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2
お花畑保護の柵がある
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調べてみたけど
ミヤマバイケイソウ?
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ミヤマバイケイソウ?
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藪沢新道は通行止め
渡渉してトラバース
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渡渉してトラバース
1
沢沿いにも雪渓
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藪沢小屋到着
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南アルプスの天然水
冷たくて美味しい
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またまた雪渓
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ここは
ちょっとだけ怖い
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下山完了
とりあえず休憩しよう
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とりあえず休憩しよう
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もう一座をどうするか考えながら、こもれび山荘へ。人手不足でランチNG
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2
キンキンに冷えたビールを見つけてしまった...
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もう一座登る予定だったけど、ビール飲んだら「もういっかぁ」になってた。増発便に乗車
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午後になったら山頂付近ガス
仙流荘で風呂入ってちょっと休んでさようなら〜
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午後になったら山頂付近ガス
仙流荘で風呂入ってちょっと休んでさようなら〜
2

感想/記録

※7/9の山行レコです。直近情報ではないのでご注意ください。




山行から随分経過してるのにレコアップ...
写真をアップロードしまま面倒くさくなっちゃって放置してた。まぁもったいないのでレコを仕上げることにした。

山登り初めて数年が経過したが、未だに南アには登っていない。アクセスに少々難ありが多いので、なかなか足が進まなかった。

そして「今シーズンは南アのどこか登りたいなぁ」などと思い始める。南アの日帰り山行を色々と物色するが、最近の体たらくな身体を顧みると、きついロングには自信が持てない。「登山口までのアクセス楽で、短いルートの割には満足度高くて、しかも調子によってはロングへの追加可能」という無理難題を自らに課す。

色々と考えた末、北沢峠からの仙丈ヶ岳 or 甲斐駒ヶ岳が思い浮かんだ。バスを使うのはちょっと嫌なんだけど、まぁ仕方ない。初めての南アだし王道のルートを登ってみるとしよう。



出発は夕刻前。珍しく日が沈む前に出かけた。いつもは暗闇ドライブだが「明るいうちに景色を眺めながら車走らすのもいいなぁ」と思い直す。

車中泊はいつも眠れないので、あまり早く着き過ぎても暇を持て余す。途中の道の駅にて時間を潰すことにした。『道の駅 田切の里』と『道の駅 南アルプスむら長谷』で動画観ながらご飯食べたりしたのだが、両方ともFreeWifiが繋がるので助かる。車中泊の車も結構たくさん止まっていた、いや泊まっていた。



仙流荘のバス停駐車場に1:00頃到着。残り数台の第一駐車場に停めることができてラッキー。ウィンドウに虫除けの網を張り、寝床を整えてウダウダゴロゴロする。4時頃には周囲のハイカーさんが始動。ちと早いけど、どうせ眠れないので私も朝食(というか寝てないので夜食気分)準備。朝からへ―ビーにカップラーメン&オニギリ。

朝食食べながらバス停方向を眺めていると、停留所のベンチに荷物を並べ始めている人達が!「これはいかん」とラーメンモグモグしながらザック持って走るオッサン。何とか5番目をゲットできた。でも、このシステム(というか慣例?)を知らないと早く到着してても無意味だな。

人が沢山並んだので始発前に増発便が出た。これは嬉しい誤算。揺れる車中では爆睡のハイカーさん多数。そんな中、ドライバーさんの軽快トークが続く。鋸岳のギコギコ稜線、貴公子:甲斐駒ヶ岳、女王:仙丈ヶ岳も望めてテンションがダダ上がり。



北沢峠に到着。思っていたよりもこじんまりとした雰囲気。南アでも屈指の登山拠点なのでもっとブワーと賑やかな感じと思い込んでいた。

「さてさて...貴公子にするか、女王にするか、それが問題だ」バスの中でずっと思案していた。悩みに悩んだ末、初南アルプスは女王謁見に決定。初北アも女王:燕岳だったし、中アの女王:空木岳は踏破済み。これでアルプスの3大女王コンプである。

もしできることなら、女王謁見後、栗沢山にも登りたいので、序盤からガツガツ登ろうと頑張る。しか〜し、やはり体重増に加え最近の山行不足で動きが鈍い。さらには寝不足もあってか体調もイマイチのようだ。すぐに息が上がってしまうので、小刻みに休憩を重ねペースを抑えることにした。



1時間ほど登れば森林限界突入。尾根に上がって展望も開ける。後方にそびえる甲斐駒の雄姿が惚れ惚れするほど素晴らしい。そしてその先には鋸ギコギコの稜線が続く。隣には栗沢山&アサヨ峰、ずっと先には鳳凰三山...なんとオベリスクらしきものまで見えるではないか!さらに視線を右に移すと、出ました南アの王:北岳!薄っすらと富士山も見えたりしてNO.1&2が揃い踏みでございます。南ア北部のオールスター競演に興奮を隠しきれない中年ハイカー。「やべぇよ、やべぇよ」を意味もなく連呼するのであった。

そして小仙丈ヶ岳に到着。眺める最終ピークまではアップダウン含めまだまだ先が長い。「着いた?着いたの?そりゃあまだだよね〜」という偽ピークあるあるの声が響き渡る。


【小仙丈ヶ岳の山頂】






ここでツアーっぽい団体さんに遭遇。さすが人気の山だ。よく見ると前方にも団体さんがチラホラいらっしゃる。「この団体さん達が到着する前には山頂を踏んでおきたいな」体は重いが頑張ってペースアップ。何とか団体さん達をパスさせていただくことができた。しかし、スタミナ消失&いつものプチ高山病が出始め、山頂直下で急にバテてきた。仕方がないので一歩一歩ゆっくり歩いていく。通りすがりのご婦人ハイカーさんから「頑張って!もうすぐ山頂よ」との激励いただいた。その表情には相当疲労感が漂っていたのだろうな。



最後にペースが落ちてしまったが、やっとこさ山頂到着。「おお!ご機嫌麗しゅう南アの女王よ。貴女のナイトが参上しましたよ」(騎士というよりはむしろ敗残兵)。

山頂の雰囲気は空木岳に少し似てるかもしれない。広さも同じくらいであろうか。さすがに人気の山だけあって多くのハイカーさんが休んでいる。初めての南アルプスの眺望は感無量。グルグル回りながら360度展望を楽しんだ。遠方の峰々は残念ながら霞でハッキリしなかったが、遥か遠くまで続く仙塩尾根がとても素晴らかった。いつの日か衣食住を背負いこの道を歩いてみたいものだ。

しばしその絶景に興じていると、遠方からはパスさせて頂いた団体さん達が迫ってくるのが見える。「到着する前に退散するかな。できればもう一座登りたいし」そうと決まれば速攻下山を敢行。まずは仙丈小屋でま少々ガレっぽい急斜面を急ぎ下っていく。


【仙丈ヶ岳山頂】







仙丈小屋前ではスタッフっぽいおじ様が朗らかな声でハイカーさんと談笑していた。炭酸ジュースの強烈な誘惑を振り切りながら先を急ぐ。下山では藪沢新道を使うつもりだったが、通行禁止になっていた。よってトラバース気味に進みながら登りのルートに復帰する。途中雪渓を歩く箇所があったがモウマンタイ。そしてご褒美は”南アルプスの天然水 飲み放題”であった。

せっかくの初南アルプスなのに、なんとも慌ただしい感じになってしまった。日帰りロングハイクはこの辺がいつも葛藤が残るところである。



予定時間通りに下山完了。まずはエナジー補充でご飯ご飯。持参したオニギリやらデザートやらを勢いよくパクつく。「ジュースでも買おうかなぁ」と文字通り木漏れ日に佇む『こもれび山荘』の中へ。名物のスープカレーは人手不足の為NGらしい。それを残念がる人達がチラホラいた。

そして私は見つけてしまったのです...数多のハイカーを堕落へと導く”禁断の黄金水”を。その魔力は凄まじく、私などヘタレハイカーに抗う心など持ち合わせているわけもない。一度口に含んでしまうと、足は根を下ろしてしまい、歩みを前に進めること二度とない。「そ、そのBEERを一つ私にもお与えください」と懇願する私。鈍く輝く銀色の容器には碑文「ASAHI」の刻印が。

プッシュ―、ゴクゴクゴク。黄金水はのど越しを滑らかに流れ落ち、同時に強い刺激が脳髄まで貫いた。乾ききった五臓六腑には生命の息吹が染みわたり、鼻に抜ける芳醇な香りに私は酔いしれるのであった。「う、うまい...うま過ぎる」有り金を握りしめ、2本目に手を伸ばすヘタレハイカーここにあり。



数十分後。ゆりかごのように揺られながら、虚ろな表情を浮かべる私の姿がバスの中にあった。1時間以上後と思われた次回のバスが、臨時便ということで直ぐに出発するという。そしてその幸運(?)に思わず飛び乗ってしまったのであった。

何のために息を切らせながら下山したのであろうか。まったくもって無意味。下山後の危うい誘惑に負けてしまい、予定していた2座目をキャンセルしてしまうという堕落山行が続いている。先回の白草山に引き続き何という山行効率(山行時間/アクセス時間)の悪さ。

本来であれば日暮れの道を走っているはずだが、未だ十分に日の明るい帰り道。腹まわりに常備している”高カロリー非常食”を撫でながら、鼻歌交じりのカントリードライブを楽しむ”自己最高体重を更新し続ける中年ハイカー”なのであった







訪問者数:119人
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この記録へのコメント

登録日: 2013/5/27
投稿数: 3783
2017/8/10 21:47
 禁断の・・・
黄金水の魔力に負けてしまいましたか
やっぱり人の多い山には、山小屋という魔境が存在し、日々人々を狙っていますね。
誰も登らないヤブコギの山なら、そんな誘惑はありませんよ

とは言いながら、やっぱり女王様は素敵です。
森林限界を超えると、一気にテンションが上がりますね
登録日: 2014/2/4
投稿数: 748
2017/8/10 22:20
 やっぱり女王からでしょ!
goldengateさん こんばんは♪

北沢から登るなら、最初は仙丈が正解ですよ。
私も昨年、最初は仙丈。
そして今年は甲斐駒でした。
今思うと、全く正反対の表情をもつ2山が、同じ登山口から登れるなんて
何だか北沢って、不思議な登山口ですね!
必ず甲斐駒も登って下さい。
この2山は甲乙つけがたく、各々が特徴的な魅力を持ち合わせた山ですよ。

しかし北沢のクリンソウは半端ないですね。
私も同じ時期に登れば良かったと、goldengateさんのレコみて後悔しました。
次にアサヨ峰に行く時は、クリンソウの時期にします。
情報ありがとう御座いました。

あと、下山後の、もう一座はムリだった気持ち、よく分かります。
歩いている時は、それなりに登る気満々だったのが
いざ下ってしまうと、めんどくさくなると言うか
急にモチベーションが下がり、また登ればいいかな〜
なんて自分に言い聞かせてしまいます。
どうしても、この山を登らないと帰れないコースでない限り
私もできません。

次は甲斐駒で、その後は南ア南部ですね
南アの南部は案外アクセス楽ですよ。

ちょっと日にちが過ぎてしまいましたが
改めまして、お疲れ様でした。
登録日: 2013/8/31
投稿数: 184
2017/8/11 16:00
 う〜〜ん、このコースをやるなら
北沢峠でテントを張り、甲斐駒と仙丈を制覇するのがいいかな?
どちらも魅力的な山なんで甲乙つけがたいですが
仙丈の稜線の優雅さはどの山にもないですね
貴婦人の着るドレスのフレアスカートって感じかな?
仙丈、好きな山です
仙丈の生み出す、天然の水がとても美味しかったです
登録日: 2015/6/29
投稿数: 234
2017/8/12 1:29
 仙丈ケ岳!
山のナイトお疲れ様です!
朝一の仙丈ケ岳で素敵な景色を見ることが出来たんですね!

わたしもまだ南アは未踏の山域なので、もし行くなら仙丈ケ岳か甲斐駒かなと思ってました。
わたしも北アの女王・燕岳は制覇したので次は南アの女王・仙丈ケ岳にチャレンジしてみたいと思います!
登録日: 2014/10/17
投稿数: 505
2017/8/12 9:02
 Re: 禁断の・・・
totokさん コメありがとうございます

黄金水の魔力には負けますね...特に猛暑の日は
おっしゃる通り
観光地のような山にはお金を落とす誘惑が多いです

確かに藪漕ぎの山ならそんな心配はないですね!
....って、違う心配が山積みですからぁ

さすがに女王の称号を持つ山
とても美しい山でした
登録日: 2014/10/17
投稿数: 505
2017/8/12 9:44
 Re: やっぱり女王からでしょ!
rupmoさん コメありがとうございます

仙丈ヶ岳は正解でしたか!
良かった良かった

一旦下山してしまったら
やっぱりモチベーション保てませんね
黄金水(違った意味もあるので不安)が売ってたら
もうダメでした

次は甲斐駒&アサヨ峰を狙います
黒戸尾根にトライするつもりでしたが
北沢峠から眺めた甲斐駒の姿が美しかったので
こちらから登りたいと思ってます
まぁアサヨ峰への稜線歩きも楽しめそうですし
問題は仙水峠からの登り返しか...
登録日: 2014/10/17
投稿数: 505
2017/8/12 9:51
 Re: う〜〜ん、このコースをやるなら
junbaderさん こんにちは

そうですよね〜
趣の違う百名山2座を泊りで攻略はいいですよね
しがないonedayハイカーなものですから
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を一つずつ攻略します

おっしゃる通り
仙丈ヶ岳に続く稜線はとても美しかったです
さすがは女王様ですよね

女王のフレアスカートを汗たれながして登っていくオッサン...
なんかキモイ?
登録日: 2014/10/17
投稿数: 505
2017/8/12 10:29
 Re: 仙丈ケ岳!
matakoさん コメありがとうございます

”山の老兵”が仙丈ヶ岳行ってきました
始めての南アにはお薦めですよ
道中に小屋もあるし美しい稜線歩きは最高
眺める甲斐駒の山容も素晴らしいです

matakoさん精力的に登られてますよね〜
私の方はというと、
天候不良で家でダラダラしてたり
最近は甘えた山行も多いので
自身に「喝!」を入れなければ
登録日: 2012/12/25
投稿数: 4844
2017/8/12 17:21
 仙丈ですか!
ggさん、こんにちは

遂に女王さまに謁見が叶いましたねって、1ヶ月前のレコどすか。
なんかそこの山小屋良さそうですね。
山に登らずにビールだけ飲みに行こうかななんて思いました。

てか、私が初めてggさんにコメントした猿投山のレコ
ggさんの返信が付いたのがその7ヶ月後だったことに
1年以上経過した今、気づきました。

今ではいろいろコラボしていることがウソのようですね。
登録日: 2014/10/17
投稿数: 505
2017/8/13 8:29
 Re: 仙丈ですか!
higurasiさん コメありがとうございます

山を愛でながら優雅にビールというのもいいかもしれないですね〜
まぁ登らずにはいられないと思いますけど

返信そんなに遅かったですかぁ
それは失礼しました
今も遅いのですが
当時は数日おきに見ている程度でしたしねぇ
(それにしても7ヶ月って...)

今年の雪山以来すっかりお世話になっちゃってますね
夏の終わりの中ア縦走!
是非とも成功させましょうね

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