ヤマレコ

記録ID: 1192864 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走東海

15回目の富士山【体力の衰えを痛感】

日程 2017年07月08日(土) [日帰り]
メンバー
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
今夏の富士山スカイラインは7月9日までマイカー規制なし。
翌日10日からスカイラインの登山区間はマイカー規制され、水ヶ塚公園駐車場でシャトルバス(またはタクシー)に乗り換えとなる。
駐車場料金+バス(またはタクシー)料金+富士山保全協力金の支払いが発生する。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
9時間58分
休憩
1時間32分
合計
11時間30分
S富士宮口五合目04:0005:15新七合目御来光山荘06:35八合目池田館06:3707:16九合目萬年雪山荘07:3108:05九合五勺胸突山荘08:0708:45富士宮口頂上09:0509:28富士山・剣ヶ峰09:3510:18久須志岳10:3211:09御殿場口頂上11:14富士宮口頂上11:2512:20九合目萬年雪山荘12:2212:54八合目池田館12:5713:31元祖七合目13:4014:13新七合目御来光山荘14:2015:30富士宮口五合目G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図 [pdf]

写真

六合目の宝永山荘右側の標示板(帰りに撮影)
※ 当日、富士宮ルート頂上までで雪の上を歩くことは全くなかった。形式上のルート開通日(7月10日)に合わせて除雪されたようだ。
2017年07月08日 15:06撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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六合目の宝永山荘右側の標示板(帰りに撮影)
※ 当日、富士宮ルート頂上までで雪の上を歩くことは全くなかった。形式上のルート開通日(7月10日)に合わせて除雪されたようだ。
(九合目 萬年雪山荘のベンチから)
早朝はよく見えていた宝永山に雲が掛かる。
奥は愛鷹山塊。
肉眼では辛うじて天城山が見えていた。
2017年07月08日 07:28撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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(九合目 萬年雪山荘のベンチから)
早朝はよく見えていた宝永山に雲が掛かる。
奥は愛鷹山塊。
肉眼では辛うじて天城山が見えていた。
富士宮口頂上の浅間大社奥宮
2017年07月08日 08:57撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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富士宮口頂上の浅間大社奥宮
奥宮の標柱の右にある『鎮國之山』と刻字された碑
2017年07月08日 11:28撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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奥宮の標柱の右にある『鎮國之山』と刻字された碑
お鉢巡りの途中から剣ヶ峰
2017年07月08日 09:12撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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お鉢巡りの途中から剣ヶ峰
今年は残雪が多い。
2017年07月08日 09:13撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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今年は残雪が多い。
1
三角点の標石と剣ヶ峰の石柱
2017年07月08日 09:29撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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三角点の標石と剣ヶ峰の石柱
平成14年4月から緯度・経度の値が変わったとのことですが、三角点のある場所も以前は展望台(現在はない)入口付近にあったように思う。
2017年07月08日 09:30撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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平成14年4月から緯度・経度の値が変わったとのことですが、三角点のある場所も以前は展望台(現在はない)入口付近にあったように思う。
現在の三角点標石
2017年07月08日 09:30撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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現在の三角点標石
1
2011年8月登頂時の標石
(平成23年当時のもので、緯度・経度の値が変わってから9年後である。)
2011年08月10日 13:26撮影 by Canon EOS Kiss Digital, Canon
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2011年8月登頂時の標石
(平成23年当時のもので、緯度・経度の値が変わってから9年後である。)
剣ヶ峰から大内院
(火口の底までの標高差は−239m)
2017年07月08日 09:32撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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剣ヶ峰から大内院
(火口の底までの標高差は−239m)
モヒカン形の特異な山容は伊豆岳。
中央の大日岳は究極のご来迎遥拝スポット。
2017年07月08日 10:22撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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モヒカン形の特異な山容は伊豆岳。
中央の大日岳は究極のご来迎遥拝スポット。
久須志岳から剣ヶ峰
中央は三島岳、その下は虎岩
2017年07月08日 10:23撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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久須志岳から剣ヶ峰
中央は三島岳、その下は虎岩
剣ヶ峰直下のお鉢巡りは雪渓を100mあまり横断する。
2017年07月08日 10:23撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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剣ヶ峰直下のお鉢巡りは雪渓を100mあまり横断する。
久須志岳頂上に何かの石碑があり、行ってみると、
2017年07月08日 10:24撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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久須志岳頂上に何かの石碑があり、行ってみると、
山岳レースの碑
2017年07月08日 10:24撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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山岳レースの碑
碑の上面は富士山を模型にした山名表示盤
2017年07月08日 10:25撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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碑の上面は富士山を模型にした山名表示盤
(御殿場口下山道入口の近く)
右=無線中継所記念碑 左=殉難碑
2017年07月08日 11:06撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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(御殿場口下山道入口の近く)
右=無線中継所記念碑 左=殉難碑
2011年当時あった石囲いの建造物は今はない。
前の写真の右奥のものに改造されたのだろうか?
2011年08月10日 12:14撮影 by Canon EOS Kiss Digital, Canon
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2011年当時あった石囲いの建造物は今はない。
前の写真の右奥のものに改造されたのだろうか?
記念碑
2017年07月08日 11:07撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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記念碑
殉難碑
2017年07月08日 11:07撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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殉難碑
下山道入口の表示板
2017年07月08日 11:27撮影 by DMC-TZ40, Panasonic
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下山道入口の表示板
(おまけ)
2011年8月、富士山・大日岳から
2011年08月11日 04:55撮影 by Canon EOS Kiss Digital, Canon
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(おまけ)
2011年8月、富士山・大日岳から

感想/記録

富士山に初めて登ったのは1989年8月20日(日)だった。
以来、1998年まで毎年7月か8月に10年続けて登った。
毎年、程度の差こそあるが高度障害に悩まされ、「もう今年限りでやめよう」と思いながらも、一年経てば富士山に惹かれるように登山口へ向かっていた。
まだ本格的な登山には”開眼”していない頃で、毎年登るのは富士山と両神山だけ。
当時、両神山の白井差は今のような入山制限はなく、梵天尾根へ周回しても午前中には帰宅できるほどの便利さだった。

1997年、日本百名山踏破を目指して全国の山々へ足を運ぶようになり、‛99年から2008年までの10年間は富士山から遠ざかっていた。
‛09年からは、毎年登り続けるのがしんどくなり、隔年で奇数の年に登っている。
再開した‛09年が11回目で、今年は15回目だった。

15回の多くが真夜中に自宅を出てのご来迎目的で、四つの主な登山口のほか、滝沢林道ゲートからのピストンや、上りの標高差3000mに拘って富士急・下吉田駅からスタートしたこともあった(下りはスバルライン五合目からバス&電車)。

毎回の記録は大学ノートに文字として残してあり、記憶ではすっかり忘れているが、記録を読み返せば『ああ、そうだったのか!』と思うこともある。
例えば、富士山頂上からの眺望が素晴らしかったという記憶はない。
富士山は、他の山へ登ってそこから富士山が見えれば喜びを感じる、いわゆる日本人の心の原点の山であって、眼下に広がる山岳景観を期待して登る山ではないと思う。
天皇が日本国民統合の象徴であるように、富士山は美しい日本の国の象徴である。

展望が良かったことは覚えていないが、御殿場口(※)から行った2009年7月20日の記録には、展望台(今はない)から『南ア、中ア、北アがよく見え、中アの後ろに御嶽山、ずっと左に恵那山、北アの右端に妙高方面の山々、浅間山の右に志賀高原の山々、更にずっと右には谷川連峰、日光連山らしい山々も微かに見えた』とある。
惜しむらくは写真が残っていないことだ。
富士山頂上から遠くの山々は雲が掛かって見えないという固定観念があり、当時使っていたキャノンのデジイチは重いので携行していなかった。
(※) 御殿場ルートの標高差は黒戸尾根や早月尾根より大きいが、実際にはそれらとは比較できないほど楽である。

今回と同じ富士宮口から初めて上がったのは‛91年8月だった。
五合目発0時45分で、剣ヶ峰着3時50分。途中の山小屋では全く休憩していない。
今年はスタートしてから2時間ほどはまずまずだったものの、その後は疲労感が激しく、山小屋へ着くたびにたとえ2〜3分でも腰を下ろさずにはいられなかった。
循環器系統の持病で飲んでいる薬の副作用で普段でも体がだるく、更に富士山の場合では必ず高度障害が出る。

前回(一昨年)も富士宮口からだったが、お鉢巡りをして休憩込みでの登山所要時間は7時間25分。今回より4時間も早かったことに愕然とし、詳しく比較してみた。
浅間大社奥宮までは3時間15分で休憩なし(‛91年8月より10分遅いだけ)。
お鉢巡り後、宝永山に寄るために御殿場ルートを下っている。
下りは宝永山頂上に立ちながら2時間35分しか掛かっていない。今回の下りより1時間半ほど早かった。
登山地図(昭文社)で下りの富士宮ルートと、御殿場ルートの途中から宝永山経由で下るルートとを比較すると、後者の方が30分ほど短時間である。
上りも下りも同じ道で、登山者が多いと渋滞する岩場の多い富士宮口ルートより、登山者が多くなく歩き易い宝永山経由の方が、時間的に早く下れるということである。

下りでは膝より腰の方が痛かった。膝はサポーターで固めてあり、一定角度以上は曲がらない。なので、足元をよく見て下らないとつまづき易い。
急な下りの岩場で転倒すると顔面や頭を打ち、軽傷では済まない。
腰をかがめてゆっくりゆっくり下る姿を見て、登山道脇の岩に腰を下ろして休んでいた若い単独行の男性から、「大丈夫ですか?」と気遣われた。
私を追い抜いて下る他の登山者の足取りが軽快に見える。
宝永山荘からの下りでは、登山者ばかりか観光客にも次々と抜かれる。

定年退職を機に生活環境が大きく変わった。
61、2の頃は60の頃と大して違わなかったが64、5になれば60の頃とは大きな違いを感じた。体力(=脚力)の衰えは、何かの持病がある者には年ごとに速まるようだ。
60代後半の今、山道を勇躍闊歩した昔日の情景が走馬灯のように脳裏を駆け巡る。
次回の富士山は行くとしたら再来年だが、もう日帰りでは行けないような気がする。
富士山に限らず、山への情熱だけは生涯灯し続けていたいと願う昨今である。

最後に、富士山愛好家には心に沁みる万葉集の一節を引用します。

  天地の 分かれし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 富士の高嶺を
  天の原 振りさけ見れば 渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず
  白雲も い行きはばかり 時じくそ 雪は降りける
  語り継ぎ 言い継ぎ行かむ 富士の高嶺は
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