利尻山
- GPS
- 11:01
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船 飛行機
自宅→神戸空港→羽田空港→稚内空港→稚内フェリーターミナル →鴛泊港フェリーターミナル 【復路】 鴛泊港フェリーターミナル→稚内フェリーターミナル→稚内空港 →新千歳空港→神戸空港→自宅 |
写真
感想
6月は何かと毎週末バタバタと忙しくしてたのですが、
遂に妻が計画していた利尻山へ行って来ました。
14日金曜日早朝から出掛け現地3泊4日の旅です。
4日間通して曇り空、しかし幸いにも雨に降られる
事は無く雨具の出番はありませんでした。
初日は稚内へお昼過ぎに到着。レンタカーを借りて
少しドライブです。宗谷岬から宗谷牧場を走って
宗谷丘陵の「白い道」へ、変わった地形に感心しながら
稚内駅の近くにあるフェリー乗り場に到着。
満員のフェリーに2時間ほど乗って鴛泊港に着きました。
この港町で3泊する利尻マリンホテルは直ぐ近くにあります。
ペシ岬を眺めながらホテルに到着。翌日から
正味2日間の日程で山行のタイミングを天気図を見ながら
またホテルの方と相談しながら決めたのですが
利尻山へは16日の日曜日に行く事にしました。
翌日はとても風が強く雲行きも怪しい中、
港でまたレンタカーを借りて島をドライブする事になりました。
ただし単純に島を一周するのではなく、私の知らぬ間に
妻が手に入れた「利尻山十六景スタンプラリー」の台紙に
スタンプを全て押す野望を伴うドライブとなりました。
この「利尻山十六景スタンプラリー」は利尻島の周り
16か所から見た利尻山を楽しむ趣旨なのですが
やはりというか全てのスタンプは押せたものの16か所全ての
場所からは一度も利尻山を拝める事は出来ませんでした。
でもスタンプを全て揃えた妻は大満足のようです・・・。
翌日。早朝4時出発で利尻山ピークを目指します。
が今回は折角なので利尻マリンホテルのすぐ前にある海を
タッチして海抜ゼロメートルからスタートします。
妻が海に手をつけて登山開始、霧の港を後にします・・。
登山口がある「利尻北麓野営場」までは少し歩きますが
大した距離ではありません。が、明け方からのガスと
ピタッと止んだ風で歩行中は蒸し風呂のように暑く
利尻北麓野営場に着く頃にはしっかり二人とも一汗かいてました。
おおよそ6合目までは単調な感じ。6合目からは視界も
開けてきてお花を見ながら楽しんで歩いてゆきます。
8合目を過ぎたあたりでは雲の上に出たのか少し明るくなって
その先の利尻山の頂上までハッキリ見る事が出来ました。
山頂までガスっていたら恐らく夫婦で心がポッキリ折れていたでしょう。
9合目から最後の登りでは山頂直下の崩落している脇を
通ってゆきますがふと上を見ると山頂では既に沢山の人が居られました。
しかし意外な事にそう長居をする人はいません。
私達も頂上へ行って理由がわかりました。
頂上には何故か沢山の色んな虫が飛んでいるのです
明るい色の服を着ている人はあっという間に虫だらけ・・。
そうは言っても噛んだり刺したりする虫はいないので
少し頂上で休憩しました。
私「あれが蝋燭岩か!」
妻「南峰は行ったらダメなのかな?」
私「360度の海は見れなかったな・・」
妻「虫がザックに入った!」
なんて他愛のない会話をしながら横見で南峰を狙って
いたのですが周りの雰囲気も考慮し諦めました・・。
で、速やかに下山開始です。
下りもやっぱり暑さでヘロヘロになりながら利尻北麓野営場まで
戻ってきたのですがココで終了。帰りは利尻マリンホテルさんに
迎えに来てもらいました。
少し時間が節約出来たのでこの日は夕方港で開催される
ビアガーデンパーティに行って利尻山登頂の乾杯をしたのでした。
夕刻には港も涼しくなりレンタサイクルでサイクリングを
しようと夫婦で出掛けましたが肌寒くなってきて早々に撤収。
翌日の帰宅のために荷物を纏めます。
最終日は朝フェリーで利尻島を出発しますが本当に利尻島は
イイ所でした。利尻マリンホテルさんも凄くいいホテル。
島民の人も雰囲気も良かった。
利尻山はカッコ良かったし、またチャンスがあれば行きたい
夫婦でそんなことを話しながら家路につくのでした。
しかし、今回の山行には妻が破格の資金を投入しただけに
贅沢な旅になったのですが
妻曰く「利尻山に登るのは今しかない」
との事で私には少々理解できないものの有り難く
同行したのでした・・・。
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