甲斐駒ヶ岳(北沢峠より)
- GPS
- 08:05
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:05
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
茅野駅発JRバス南アルプスジオライナー7月15日運行開始:伊那市公式ホームページ http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/jrbus.html 仙流荘から北沢峠までは南アルプス林道バス |
その他周辺情報 | 【登山後の入浴】 仙流荘で日帰り入浴可能 500円 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
北沢峠から甲斐駒ケ岳。
このルートに足を踏み入れるのは実は初めてではありません。山を始めたばかりの2009年に同じく北沢峠から仙丈ヶ岳に登り、翌日甲斐駒に登ろうとしたものの、当時はまだ登山の体にはなっておらず、足が痛くて仙水峠で引き返したのでした。(まだヤマレコも書いていない頃です。)
車のない私達にとっては南アルプス林道のバス拠点、仙流荘までの足が限られてしまいます。今年は茅野駅から仙流荘までのJRバス「南アルプスジオライナー号」が運行されていましたので、これを利用しました。三連休中日の日曜日でしたが、茅野駅10:15分発のこのバスに乗っていた乗客は10人未満で空いていました。
翌月曜日の海の日、仙流荘 6:00発の北沢峠行きのバスは6台ほどに増発されて出発。ほぼ定刻の7時過ぎくらいに北沢峠に到着しました。
到着した時点では小雨。そのおかげで気温が高くなく、レインジャケットを着ていてちょうどいいほどの登山には好ましい状態でした。
仙水峠まで南アルプスらしい苔むした沢沿いの道を歩いていきます。2回目なのにほとんど覚えていないのは前回は足が痛くてそれどころではなかったからなのでしょう。そのあとの巨大ながれ場はさすがに記憶に残っていましたが。
仙水峠に到着してもまだ小雨模様。天候不良なので引き返そうかという会話が周りから聞こえてきますが、天気予報では確実に天候回復と出ていましたので、信じて進みます。駒津峰まではひたすら忍耐の登りですが、気温が低いおかげで相当助かりました。
駒津峰から先はここまでの樹林帯とは様相が変わり、アップダウンのある、アルプスらしい岩稜歩きになります。予報通り天候は徐々に回復して、展望もだんだんと開け、テンションも上がってきます。
山頂までの道はマキ道を選択したのですが、これで正解だったように思います。白い砂礫の上をゆっくりと歩いていくのですが、やがて鳳凰三山の向こうに富士山のてっぺんも見え始め、アルプスの中にいることの幸福感に包まれます。山頂に着いてしまうことが何か勿体無く、ゆっくりゆっくりと登りました。
ほぼ想定通り11時くらいに山頂に到着。祠にお参りをし、軽食を取り、アルプスの展望を満喫しました。
下山は駒津峰から双児山を経由するルートで下山。こちらもよく整備されたルートで双児山まで多少の登り返しがあるものの、歩きやすいルートでした。ただこちら側は植生が単調で、奥多摩か秩父あたりを歩いているような雰囲気で、あまり南アルプスらしさがないのが欠点ではないかと思いました。
15時少し過ぎに北沢峠のバス停の前に到着。三連休最終日とあってバスは臨時でピストン輸送を行なっていたため、早めに仙流荘に戻り、入浴して帰路につきました。
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