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Yamareco

記録ID: 1200937
全員に公開
沢登り
大峰山脈

北山川水系 白川又川奥剣又谷

2017年07月16日(日) 〜 2017年07月17日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
39:34
距離
23.2km
登り
2,782m
下り
2,779m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
15:04
休憩
0:02
合計
15:06
1:06
1:07
2
1:09
1:10
848
15:18
宿泊地
2日目
山行
8:58
休憩
0:17
合計
9:15
6:13
375
宿泊地
12:28
12:28
3
12:31
12:31
27
12:58
12:58
27
13:25
13:37
27
14:04
14:05
17
14:22
14:25
14
14:39
14:40
13
14:53
14:53
35
天候 16日 晴れ後曇り 17日 曇り後雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道309号線行者還東口に駐車。
西口には有料駐車場有り。
コース状況/
危険箇所等
7/16
とにかく入渓までのアクセスが最悪。
行者還東口から入山し、奥駈道を超えて破線に入る。
林道小谷線と合流後は下降ルートを探すことになる。
大栂山からフジノトコまでの破線ルートは消失していた。
夜間ともあり、急傾斜での藪漕ぎは地獄そのものだった。
結局は適当な支尾根から下り、フジノトコよりかなり東側に下りた。
日の出を迎えてから入渓。 水晶谷までは水が冷たい。
これは湧水による為らしく、7月下旬なのにかなり寒かった。
泳ぎがメインとなり、流れの強い個所では体力を奪われる。
イヤラシイ箇所は無理せずに高巻くが急傾斜は落石多数。
水晶谷までは泳ぎと高巻きで思いの外時間を要することになった。
大滝を巻き、最後は垂壁になっている巻きを登り躱す。
川床へ下降できる場所を探していると時間切れとsamayoi。
二俣の手前でsamayoiとお別れ。翌日に用事があるらしかった。
彼は尾根登って弁天の森を目指して走って行った。。。
残ったメンバーで沢へ下降し、幕営できる適地を見つけ休息。

7/16 
奥剣又からは急激に勾配がキツく、立った壁が多くなった。
三段の滝では高巻かずに突破を試みたがかなり厳しかった。
どこかでルート取りを間違えたらしく、奥剣又を外れてしまった。
奥駈道に向かって右手に八剣山の岩壁が見えたが復帰出来なかった。
尾根に上がって沢を離れたが熊糞が多く、さっさと抜けたい衝動に駆られた。
奥駈道に出合ったが、明星ヶ岳と八経ヶ岳の間に出てしまった。
またいつか再訪して本来のルートを辿りたいものだ。

自分の技量を考えると4級の沢は自分には早かったかもしれない。
正直な所、怖いと思うことが多く、自身のレベルを思い知らされた。
無事に下山出来たのは運が良かっただけなのかもしれない。
行者還東口より入山。
2017年07月16日 00:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 0:11
行者還東口より入山。
ノスタルジーな看板が目立つ。
2017年07月16日 01:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 1:09
ノスタルジーな看板が目立つ。
三本栂。
2017年07月16日 01:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 1:59
三本栂。
看板はあるが不明瞭。
2017年07月16日 02:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 2:12
看板はあるが不明瞭。
入渓場所まで5時間半。。。
アクセスが最悪過ぎる。。。
2017年07月16日 06:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/16 6:30
入渓場所まで5時間半。。。
アクセスが最悪過ぎる。。。
水は冷たく気持ち良いを通り越して寒い。
2017年07月16日 06:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/16 6:34
水は冷たく気持ち良いを通り越して寒い。
始めの方は遡行し易かった。
2017年07月16日 06:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/16 6:52
始めの方は遡行し易かった。
強烈に冷たいが泳ぐ。
2017年07月16日 07:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
7/16 7:12
強烈に冷たいが泳ぐ。
澄んで美しい水だが冷たすぎる。
2017年07月16日 07:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/16 7:13
澄んで美しい水だが冷たすぎる。
流れの強い所での渡渉はちょっと怖い。
2017年07月16日 07:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/16 7:16
流れの強い所での渡渉はちょっと怖い。
美しいが厳しい。
2017年07月16日 08:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/16 8:38
美しいが厳しい。
水中にて。
2017年07月16日 08:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/16 8:44
水中にて。
真っ赤な岩壁を滴る湧水。
スケールのデカさに息を飲んだ。
2017年07月16日 09:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
7/16 9:37
真っ赤な岩壁を滴る湧水。
スケールのデカさに息を飲んだ。
この滝の突破で膝を強打。。。
対岸に飛び移る時に失敗してしまった。
2017年07月16日 09:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/16 9:49
この滝の突破で膝を強打。。。
対岸に飛び移る時に失敗してしまった。
右岸から左岸に飛んで着水して対岸を掴む。
この時に少し飛び過ぎたのが膝強打の原因。
2017年07月16日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/16 9:52
右岸から左岸に飛んで着水して対岸を掴む。
この時に少し飛び過ぎたのが膝強打の原因。
幕営地にて。
前日、ほぼ寝てなかったので、疲労困憊。
横になった瞬間に意識が無くなった。
この時16時過ぎ。
気が付いたら翌朝5時だったw
2017年07月16日 15:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/16 15:29
幕営地にて。
前日、ほぼ寝てなかったので、疲労困憊。
横になった瞬間に意識が無くなった。
この時16時過ぎ。
気が付いたら翌朝5時だったw
水温は暖かく感じた。
水晶谷を越えると水温が変わるらしい。
2017年07月17日 06:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/17 6:31
水温は暖かく感じた。
水晶谷を越えると水温が変わるらしい。
二俣の滝。
2017年07月17日 06:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/17 6:39
二俣の滝。
野性児ワンコ。
2017年07月17日 07:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/17 7:53
野性児ワンコ。
段々と垂壁が多くなり突破が難しくなってくる。
2017年07月17日 08:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/17 8:12
段々と垂壁が多くなり突破が難しくなってくる。
この日の核心となった滝。
間違いが無ければ三段の滝のはず。
2017年07月17日 08:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/17 8:16
この日の核心となった滝。
間違いが無ければ三段の滝のはず。
まずはフリーでN藤君がトライ。
ヤバすぎて断念。
2017年07月17日 08:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/17 8:20
まずはフリーでN藤君がトライ。
ヤバすぎて断念。
ワンコがリードでトライ。
カムとハーケンで支点構築しながら登攀。
2017年07月17日 08:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/17 8:40
ワンコがリードでトライ。
カムとハーケンで支点構築しながら登攀。
セカンドで私。
カムが抜けずに苦労した。
ハーケンを抜く時が核心だったかもw
8
セカンドで私。
カムが抜けずに苦労した。
ハーケンを抜く時が核心だったかもw
陰鬱な尾根を登る。
2017年07月17日 11:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/17 11:53
陰鬱な尾根を登る。
無事に八剣山へ登頂。
2017年07月17日 12:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
7/17 12:35
無事に八剣山へ登頂。
オオヤマレンゲが疲れを癒してくれました。
2017年07月17日 12:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/17 12:45
オオヤマレンゲが疲れを癒してくれました。

装備

個人装備
沢靴 ファイントラックドライメッシュ上下 ラピッドラッシュ上下 スリング カラビナ 安環付カラビナ 8環 ATC ハンマー ハーケン カム ハーネス ヘルメット 雨具 シュラフカバー ツェルト コッフェル 食料 8mm×30m
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コメント

ゲスト
ワイルドやわぁ
皆さん、こんばんは!
弁天の森では元気注入ありがとうございました!
奥剣又谷って何処やねん?って思っていましたが、思っていた以上に危険極まりないですやん!?ほんとカッコイイです、写真26最高!
2017/7/19 20:49
akiras様へ
こんにちわ! コメント有難う御座います^^
まさかサマヨイ繋がりで出会えるとは何か縁を感じますね〜。
2017/7/20 12:10
アドベンチャーワールド
samayoiさん、redeye0221さん

暑い夏の季節に清涼感を感じるレコで、踏み入れたことの無い世界でとてもアドベンチャーなレコ。20〜24の写真はハラハラして拝見しました、無事の山行、良かったです。
2017/7/23 21:16
akirasさん Blazers25さん
コメントありがとうございます。
自分は最後まで行けなかったのが残念で残念で仕方ありません。
自分は水晶谷との出合から斜面を登って帰ったわけなんですが、そこまでの工程は泳ぎが多くてとても寒く、ブルブルでした。
流れも結構あって、自分の泳力の無さを感じましたよ。
色々と岩場を乗り越えたりすることも多く、帰ったあとは体幹の筋肉が張っていて、これはいい体幹トレーニングになると思いました。
紀伊山地は尾根もいいけど、谷はより冒険的で、まだまだこの山で遊べるんだと喜んでいます。見たことない景色を探して、もっと彷徨いたいですね。
2017/7/29 0:54
すごい
すごいルートどりっすね。23km、リスペクトっす。1日目の行動時間もすんごい長い。あと、「本来のルート」ってゆうのは 「通るつもりだったルート」という意味なのかなと想像しましたが、生きて帰れれば、全て正解ルート、と思います。以下、完全に余談ですが、ワタイのバヤイは、明星ヶ岳ピークを狙って、狙い通りにダイレクトに出れました。途中、土砂崩れ区間があり、相方が大量の土砂を落としながらリードしてくれたトコロがヤバかったです。当時のネット上の記録では「八経ヶ岳ピークにダイレクトに突き上げて会心の〜…」とか書いてるヤカラが多数派やったので、「俺は ちゃうとこいこ」おもて明星側に行きました。
2019/8/2 1:13
chukiさん
コメントありがとうございます。
そうです、通るつもりだったルートのことです。
ルート取りは自由ですし、生きて帰れればが正解です。
遡行図の通りに行く必要はありませんが、狙った所を外したのは少し残念かなぁと。ですので9月にもう一回行く予定です。
2019/8/2 6:14
Re: chukiさん
そーなんすねー。今度は狙った通りに行けるとイイっすね。
ワタイは、もし今度おくけんまたいくなら、みょーがだに出合から入渓して谷中二泊してハッキョーに抜け、行者還西口に降りたいです。車デポっといて。もしくはチャリでもデポっとくか。最後の明星とハッキョーの二又までは何回かに分けて全区間そこうしてるんですが、通しで一回では行ってないもんで。
2019/8/2 7:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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