記録ID: 1203215
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ハイキング
奥多摩・高尾
雲取山(奥甚助尾根と塩沢巡視路ルート)
2017年07月22日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,748m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:10
11:20
片倉橋
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台前後。 到着時先着2台、下山時8台駐車。 ドコモ 旗1本。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
塩沢右岸巡視路、奥甚助尾根ともに昭文社地図に記載されていないバリエーションルートです。 標識・マークが少ないため、あらかじめ分岐点などの下調べの必要がありますが、東京水道局の巡視路だけあって、よく整備されており、スムーズに足を進められました。昨日、かなりの雨が降ったようで、崩壊気味の箇所もありましたが、注意して歩けば支障はありませんでした。 奥甚助尾根は、自然のままの尾根直登ルートかと思っていましたが、こちらも人工の山道あり。 登りでこのルートを使う分には道迷いの可能性は比較的小さいと思いますが(予習前提)、下山時に使う場合には、尾根から奥甚助窪に下降する地点で注意を要します(まっすぐ尾根を下ってしまわないこと)。 |
写真
感想
梅雨は明けたようですが、今週末も不安定な大気が続きます。
困った時は雲取山。
以前から気になっていた地名「死人窪(しびとくぼ)」を経由する奥甚助尾根を歩いてみました。
死人窪とは?
(「奥秩父」 原全教、木耳社より)
関東大震災以上の強震であったという安政地震の直後、江戸八百八町の建築用材として、甲州の山地一帯にわたって大伐採があった。その時さしあたり死人窪の樵夫小屋等、先ず藍澤での根拠地として20人或いは30人の杣が常在していた。ある吹雪の日、丹波の方から米を運搬してきた人達は後山の人家へ泊まってしまった。その夜、小屋は不意に猛烈な大雪崩で倒壊し、睡眠中の杣全部が圧死してしまったという。また、一説には、毒茸の汁を吸ったために中毒したともいい、ともかく、数十人の者が全滅したのは事実であるらしい。
また、20余年以前、岡部源作翁と保ノ瀬の卯平という人その他あわせて4人、晩秋の頃、茸狩りに行き、源作翁は一人の人と三條湯へ行って泊まり、後の二人は藍澤へ行ったところ、急に霙が襲来して、遂に卯平という人は死人窪で凍死してしまったそうだ。
以上は何れも岡部翁と、奥秋の木下翁の物語の一部である。
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コメント
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pokepikaさん
こんにちは。
困った時の雲取でしたか〜!
天気がなんだか不安定な週末でしたね〜。
三頭山の帰路に勝沼方面へ向かう途中、丹波山/鴨沢のあたりで土砂降りになりましたので、帰宅後嫁さんと「ヤマレコで今日雲取に登っていた人って、土砂降りに遭った!!とかって内容のレコになるんだろうね〜。」なんて会話をしていた後にヤマレコをなんとなく見てみると、pokepikaさんのレコのタイトルが雲取山になってる!!
あれ?土砂降り大丈夫だったのかな?なんて内容を拝見しましたが、午前中には下山されていたんですね!!(雨に当たらず何よりです・・30分から一時間程度の短時間ではありましたが、結構強い雨でしたから・・)
それにしても死人窪って・・これまた恐ろしや・・。(こんなルートもあるんですね!!)
梅雨明けしたというのに、なんだかすっきりしないお天気が続きますね。
chaoさん、
さっそく、コメントをいただき、ありがとうございました。
三頭山に来ておられたんですね。
下山時間を拝見すると、ちょうど自分が鴨沢から奥多摩駅へと車で向かう時間帯。ニアミスでしたね。
このあと、土砂降りになったのですか
車で移動中は天気が曇りから青空が広がる展開になってきており、その日は平野部でも快晴に近く青空が広がっていたため、あの後、山間部で雨が降りだしたとは想像できませんでした。
夏山の天気の急変は本当に怖いですね。
くわばらくわばら
今回ポケピカさんに教えて頂いた奥甚助尾根、今度行ってみます。奥多摩詳細図にすら載っていないこんなルートがあるんですね。ありがとうございました!
yasu0402さん、
こんばんは。
奥甚助窪付近までの川は、釣り人には結構知られた筋のようで、(山道経由ではなく)イワナを釣りながら、沢沿いに遡って行かれる方もおられるようです。
段々秋の気配。奥多摩・丹沢の季節到来ですね。
バリルートを歩くのは、熊を始めとする野生動物の生活圏を侵害する可能性があるので躊躇される点もあるのですが、静かに山歩きをしたい時にはなかなかはずせないですよね。
良い山歩きをお楽しみ下さい
私とかなり同じ様な山域を、同じ様な登り方をされてるみたいですね。私は蛭ヶ岳と雲取は毎月登ってます。その内何処かでお会いするかもしれませんし、もう会っているかもしれませんね。これからも是非情報交換致しましょう!
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