中央アルプス
- GPS
- 16:00
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 650m
- 下り
- 647m
コースタイム
6:40 千畳敷カール
7:00 八丁坂
7:30 乗越浄土
7:35 天狗岩
7:50 中岳
8:40 千畳敷カール
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雲で視界が無くなった為、中岳で下山。 千畳敷駅に登山ポスト有。 |
写真
感想
今回、中央アルプスに訪れたのは、ひょんな理由からだ。
以前、富士山に登る時に購入した雑誌に「千畳敷カール」の写真が掲載されていて、とても美しい場所だと感じたからだ。
「いつかは、行ってみたい場所」
でも、遠い場所ではあるので、なかなか行けないでいた。
でも、突如として「行こう!」と決めたのだ。
理由は、ただ単純に夜寝れなかったからだ。
夜、出発すれば早朝には着くと思い、急いで支度して12時過ぎに出発!
場所が遠く、高速料金が高くなるので、20号を走行!
大月手前に差し掛かったところで、重大なことに気づく、ジャケットを忘れたことに・・・
出足で、いきなり躓いてしまったorz
中央道を使って八王子まで戻り、ジャケットを持って、中央道で駒ヶ根を目指すことに変更。
いきなりのトラブルで、時間かかるは、金かかるは、ガソリンかかるはで気落ちしていた。
でも、当初の予定通り、5:00には菅の台バスセンターに着くことに。
早速支度し、6:00前にはバスに乗ることに成功!
7:00前には千畳敷カールに着く。
初めて、千畳敷カール・・・自分が写真で見た"綺麗な景色"とはかけ離れていた。
"スゴイ"の一言。圧倒的なスケール、今まで見たことのない存在感を放っていた。
(こんな場所があったなんて・・・)心の中で思っていた。
ただ、間もなく稜線上は雲がかってしまう。
天候の不安もあるので、即出発開始。
最初は遊歩道内を歩くのだが、稜線上に上がるための「八丁坂」は富士山でも経験したことのないくらいの傾斜である。
高所であり、傾斜であるため、すぐに息が切れてしまうため、休憩を挟んで上がっていく。
休憩途中、上から見た千畳敷カールは、日本とは思えないような景色である。
簡単に言えば、スイスに来ていると錯覚してしまうかのような緑の景色。
本当に素晴らしい景色であった。
その景色をバックに稜線上へと向けていく。
稜線に出てからの空は、とても近く感じられ、青い空も素敵であった。
下を見れば千畳敷カールと、雲がうごめいている。
下界ではお目にかかれない光景だ。
こんな場所を歩けるなんて、贅沢である。
宝剣岳に差し掛かる。
行ってみたい場所ではあったが、初めてで不安もあり、ピークは雲で完全に隠れていたので、次回再挑戦だ!
今度は、中岳を目指す。
中岳を見上げれば、雲1つない青い空で気持ち良く中岳へと向かった。
5分ほどで中岳へ着いたのだが、中岳へと着いたとたん、視界5m先が見えないくらいの雲に覆われた。
主峰、木曽駒ヶ岳へと向かいたかったのだが、素人同然の自分が、この視界の中歩くのは、無謀であることもあり、中岳で敗退を決めた。
この時、改めて天候の変化の凄さを知った。
この後、何事もなく千畳敷カールまで下山することができたので良かった。
初めてのアルプスは、頂上まで行くことは出来なかったが、このような日本とかけ離れている景色を見ることができ、感動することができた。
自分が、本当に登山をするキッカケとなった場所。
この先、何度も訪れることになる。
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