地蔵岳
- GPS
- 29:30
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,772m
- 下り
- 1,782m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
備忘録です。
目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまう遊び力の凄さ。確かに早めにベッドに入りましたが何も3:40に目覚めることはあるまい。
昨夜、準備でやり残したことはないかと逡巡してからのポケットウイスキーの容器にバーボンウイスキーを満タンにする。
プランターの野菜に水を与え、ゴミ捨て場にゴミ袋を出したら一路中央高速へ。
御座石鉱泉の市営駐車場に到着したのが午前7時少し前。気持ち程度のストレッチをして歩き始めました。
いつも言い訳がましくリハビリなのだと言っていますが今回はホントにリハビリ、というか身体の各所の再点検。長年患っていた股関節の痛みと酔っ払って踏み外した時に捻挫した左足首の改善具合を確かめたかった。
股関節の痛みはずーっと深刻で歩き出して2時間もすると常に痛み出していたのだ。何度か医者には行ってみたが解決はならず。
しかしながらよくよく考えてみると思い当たる節があったのでこの度改善してみた。
僕は自営業なので自宅で仕事をする日々なのですが長年大きなローテーブルにパソコンを置いて座椅子で仕事をしていた。つまりは始終胡座を書いていたのだ。比喩的な卑下ではなく。
これを一発奮起してワーキングチェアを購入し、それにあった高さのデスクを購入したのです。パチパチパチパチ、計15万円ほど掛かったか仕方あるまい。健康第一。家計は二の次。
この業務姿勢に変えてから早数ヶ月。
結論、痛くなーい。そして足首、痛くなーい。
しかしながら仕事ばかりしていたので急激に体力が落ちている。歳をとったのも否めない。
登り始めて1時間はキツイのは仕方ないとは思っていたけれどもなかなか調子が出ない。
こまめにちょいちょい休憩をして燕頭山では20分ほどベンチで仮眠。気持ちよかったなあ。
ほぼコースタイムで歩くことになったけれどももう無理するのもやめた。と言うよりも無理をしているつもりはなかったけれども以前のようなペースでは歩けなくなったんだと思う。
久しぶりの鳳凰小屋のテン場はやはりの混雑。フジロックかと思った。
以前にはなかったような流しも設置されていて時の流れをここでも感じる。(前からあったら失礼。朧な記憶では下の水場で朝方他の登山客らと日の出を見ながら雑談したのが印象的でして)
夕刻から静かに雨が降り出す。フライシート持ってきて良かった。テントの中でちびちびとお酒を飲みながら読書。たまにうたた寝。
当たり前だけどやっぱり面白いのは9時ごろにはまわりのテントの中から静かな寝息というかいびき。
雨は静かに降っておりますが幸せな穏やかな時間なのです。
翌朝。隣のテントはワンゲルの青年集団だったようで4時には撤収している音がしていた。僕は6時にのんびりと起床。
薬師などを回って降りるつもりなのだが天気がいまいち。地蔵のピストンならばデポしていきたいところだけどどうだろう。撤収作業をしながらパンと魚二ソで朝食。
ピストンにしろトレーニング、リハビリだと思いそのまま地蔵へ。
案の定の天気で甲斐駒さえも見えない。西の空には暗雲。オベリスクに向かう人々。僕はもう帰ろう。小さい地蔵に目を細めて下山の運び。
燕頭山あたりから完全に足がいかれてきました。もうここからは情けないほどの牛歩。西ノ平を過ぎては竹馬で歩いているような這う這うの体。
仕事ばかりしていてはダメ。ホント。体力はあっという間に失われている年齢になったのだなあとうなだれた。
御在所から国道20号へ向かう途中、小さいせき止められた水門で地元の子供が飛び込みをなどの水遊び。間違いのない正しい少年たちの夏がまだ存在するのをみて、また夏が来たんだなと思った。残念ながら後続車がいたので写真もとれず。
少年たちが幸せな人生を送れるといいなあ、などと思える年になったのですね。わたしも。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する