鳳凰三山縦走 夜叉神峠―オベリスク


- GPS
- 07:17
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,569m
- 下り
- 2,557m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:16
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
夜叉神峠駐車場を5時前に出発。登山口がすぐそこなので、車を降りたら数歩で登山が始まる。玄関あけたら2分でごはん、みたい。
7月8日の甲斐駒黒戸尾根はうだるような暑さで序盤は滝の汗だった。今回はわりと涼しくて、滴るほどの汗にはならない。気持ちよくシラビソの森を進む。
北岳から農鳥岳の白根三山縦走にするか直前まで迷っていたのだけど、午後の天気に不安があったので鳳凰三山にした。白根三山がよく見えるルートなので、今回は見て楽しむことにする。
標高が2500メートルくらいになってくると酸欠気味で、軽い頭痛。森の中だと気づきにくいけれど、やっぱり高山なんだなと思う。無理をしないようにペースを落とす。
森を抜けて白い稜線に出る。その瞬間を味わうのが山登りの楽しみのひとつ。すぐにタカネビランジのお出迎えがあった。
薬師岳小屋は完成が近い。営業はもう少し先になるとのこと。
オベリスクへと向かう稜線は、気持ちよく進んでいるとうっかり赤ペンキを見逃して、ルートから外れがち。正しいルートはしっかりと踏まれているので、踏み跡が薄かったり、先のルートが曖昧になるようなときは、たいがいは戻るのが正解だろう。
オベリスクに着くとトレランのグループが取り付いていたので、ちゃっかりとついていく。くちばしの根元までだと、黒戸尾根の終盤くらいの難易度だろうか。くちばしは鎖が垂れている。登れたとしても降りるのが怖そうなので、ここをゴールとした。ロッククライミングをやっている人はすいすいと登ってしまうのかな。
帰り道はガスってきてほどよく涼しい。白根三山は雲の中で、向こうの稜線はさぞ寒かろう。
南御室小屋のキンキンに冷えた水をいただいて、身も心もすっきり。あとは帰るだけ。このルートは石ころが多くて下りではスピードが出せない。上手な人はどんな路面でもスルスルと下っていくからすごい。
下山まで天気が崩れることもなく、昼に駐車場に到着。午後は天気が崩れやすいので、昼過ぎくらいには下山するのがよいと思う。車に乗ると雨が少しぱらついた。
鳳凰三山縦走はオベリスク以外では危険を感じる場所はなく、鎖場や梯子もないので、体力さえあれば気楽なルート。
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