長衛小屋テン場から甲斐駒ヶ岳ピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:20
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠に登山届ポスト有り 他の山域ではロープや鎖の補助が有るであろう岩場でも、この山には補助が無いので、岩場の通過が苦手な方は注意されたい。 |
写真
感想
以前から行ってみたかった甲斐駒ヶ岳、
山を登る行為のエッセンスが凝縮された山旅でした。
今回は金曜日の深夜に埼玉を出発、
芦安まで仲間の車で移動し、広河原を経由して北沢峠までバス移動。
長衛小屋テン場に設営して初日は栗沢山へ。
二日目に甲斐駒ヶ岳を登り、撤収して下山という行程です。
二日目の朝、3時半に起こされる、3時起床の予定だったのに寝坊した(汗)
やっちゃった、4時出発の予定なのに・・
急いで準備して4時10分過ぎに表に出てトイレに並ぶ。
トイレ行列がなかなか進まず、結局出発が4時50分、申し訳ないです。
薄っすらと明るくなってきた中をまずは仙水峠に向けて出発、
沢沿いの登山道をゆっくりと高度を上げていく。
仙水小屋を過ぎると道は樹林帯を抜けてゴーロ帯を進む。
所々に有るケルンなど目印に仙水峠に向かう。
ゴーロ帯で後続の団体さんに追いつかれたので道を譲る、
高校生ぐらいの山岳部なのかな?30人くらいの団体さん。
仙水峠に着くと先ほどの団体さんが休憩中、
僕らも休憩したが何しろ大人数の団体さんなので場所が無い。
仕方なく見晴らしのいい所から少し奥に入って休憩、
団体さんと同じペースだと困るねぇ・・、まあ、先に行ってもらいましょう。
ここから駒津峰までは樹林の急登、標高差500mをひたすら登る。
途中で一回、小休止をして森林限界を超えたところで駒津峰に到着、六合目って標識が有った。
ガスってきたので随分涼しい、止まっていると寒いくらい。
ここから先は一旦下ってまた登り返す、岩場が増えてきたが鎖とかロープは無いんだね、
丹沢表尾根くらいの岩場が何ヵ所もあるがどこも鎖などの補助は無い、
甲斐駒を登るならこれくらいの岩場で補助なんか頼るなって事かな?
大きな六方石の脇を巻いたら八合目、直登と巻き道の分岐点、
今回は迷わず巻き道を選択、いつかは直登に挑戦してみたいな。
そしてここからは甲斐駒ヶ岳を印象付ける真っ白な砂礫の斜面、
滑りやすいけど特に危険な個所は無い、頂上が近いのでテンション上がってくる。
相変わらずの曇り空だけど、その割には眺望はいい、富士山も顔を出し、
鳳凰三山や仙丈ケ岳も雲を纏った姿を見せている。
そしてとうとう頂上に到着、とても感慨深い。
写真など撮って登頂を祝う、なかなか厳しい道のりだったかな。
割と広い頂上なので風を避けられる岩陰で昼食、
充分に休憩をしてから下山開始、残念ながら雨がパラついてきた。
雨はパラつく程度で強くなる様子は無い、
シビアな岩場も有るので濡れずに進めるのは幸いとばかりに先へ進む。
そして何度か岩場を通過して再び駒津峰へ到着、
ここから樹林の急登を下って仙水峠を目指す。
雨は止んだがこの辺りでガスが濃くなり眺望がなくなる、
ここまで持ってくれたので良かった、この後も雨だけ降らないことを願う。
みんな疲れてきたのか会話が少なくなってきた(笑)
そうだよね、結構シビアな道のりだったもんなー。
仙水峠で最後の休憩、ここからのゴーロ帯は歩き難いのでペースは上がらない、
ここのコースタイムはなかなかハイペースだなぁ、こんなに早く歩けないよ。
仙水小屋を過ぎるとあともう少し、沢沿いの道をゆるりと下ってテン場に到着。
のんびりしてはいられない、サッサと撤収して少しでも早くバス停に向かえば
臨時便に乗れるかもしれないしね。
そんな訳で再び降り出した雨の中を迅速に撤収、
3時20分頃に北沢峠からの臨時便が出たので広河原4時発のバスに乗る事ができた。
芦安を経由して甲府駅に到着が18時過ぎ、
駅前の吉野家で軽く食べて18時56分発のかいじ122号で新宿へ、
甲府始発なので自由席もガラガラでのんびりビール飲んで帰りました。
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