㉝花盛りの至仏山 東京からバスで日帰り

2017年08月04日(金) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 11.9km
• 登り: 885m
• 下り: 873m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:44

10:18 鳩待峠
11:06 11:20 山ノ鼻
14:13 14:18 至仏山
14:48 14:56 小至仏山
15:10 15:10 オヤマ沢田代
15:26 15:27 原見岩
16:02 鳩待峠

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

(往路)6:08発 東京駅 とき301号 ー6:58着 高崎駅 7:12発ー7:59着 沼田駅 8:05発 関越交通バスー9:33着 鳩待峠行連絡所 9:40発 乗合バスー10:15着 鳩待峠

(復路)16:10頃発 鳩待峠 乗合バス−16:35着 鳩待峠行連絡所 16:45発 関越交通バスー18:07着 沼田駅 19:01発ー19:48着 高崎駅 19:59発 あさま628号−20:52着 東京駅

戸倉〜鳩待峠　乗合バス　片道980円
関越交通バスカード　3000円（4350円分使える）を車内で購入
関越交通 バス http://kan-etsu.net/publics/index/22/

コース状況／危険箇所等

至仏山の東面登山道はあまり整備されていない。木の階段は傾き、岩場はかなり崩れていた。上り専用なので、危険は無いが標高差800m程度の割には体力が必要。
オヤマ沢の水場の水は、飲めないらしい。

写真

8/4 10:19

鳩待峠休憩所から出発

8/4 10:17

尾瀬への木道から山ノ鼻へ向かう

8/4 10:26

ミントのような爽やかな香りのする林を抜ける

8/4 10:27

カラマツソウ（キンポウゲ科）白いフワフワの花がカラマツの葉に似ている。

8/4 10:32

至仏山が上の方まで見えている。

8/4 10:57

オオヤマオダマキ（キンポウゲ科）ヤマオダマキより豪華な感じ。

8/4 11:05

ウバユリ（ユリ科）この前の植物セミナーで”姥”の名前は女性に不評だった。

8/4 11:07

山ノ鼻に到着　ここなら木道を下るだけなのでキャンプデビューにも良いかも。

8/4 11:21

山ノ鼻の至仏山への分岐　

8/4 11:24

湿原の中を至仏山の登山道へ向かう

8/4 11:27

途中で研究見本園に寄り道　

8/4 11:26

ちょっとだけ尾瀬の気分を味わう

8/4 11:31

ここのアザミは随分と背高ノッポ

8/4 11:33

トモエソウ（オトギリソウ科）かな？中心花が咲き終わったところ

8/4 11:34

上り専用の東面登山道入口に到着　

8/4 11:51

オオバギボウシ（ユリ科）

8/4 11:57

クルマユリ（ユリ科）

8/4 12:12

樹林帯を抜けると尾瀬ヶ原の湿原が一望できる。

8/4 12:31

登っているのは、崩壊地のような登山道。

8/4 12:36

でも、振り返ると景色が良いので頑張れる。

8/4 12:41

蛇紋岩がツルツルに磨かれて滑る。やはり下山には向かない。

8/4 13:20

ニッコウキスゲ（ユリ科）山頂付近にはまだ咲いている。

8/4 13:26

イブキジャコウソウ（シソ科）葉の香りが良いらしい。

8/4 13:37

タカネナデシコ（ナデシコ科）すごいフリフリの花

8/4 13:43

ここまで来れば一安心　振り返るとちらりと尾瀬ヶ原

8/4 13:44

ナデシコがこんなにたくさん

8/4 13:45

綿毛になっているチングルマがあった。

8/4 13:48

ヒメシャジン（キキョウ科）一つ目の花が咲いたところ

8/4 13:52

キンコウカ（ユリ科）とコゴメグサ（ハマウツボ科）の花畑

8/4 13:54

ミヤマリンドウ（リンドウ科）岩のそばにひっそりと咲く

8/4 13:57

チングルマ（バラ科）まだきれいに咲いていた。

8/4 13:59

8/4 14:01

イワカガミ（イワウメ科）笹原の中で頑張っている

8/4 14:08

ミヤマアズマギク（キク科）上品な色取り

8/4 14:15

ヨツバシオガマ（ハマウツボ科）四葉が輪生している

8/4 14:16

至仏山山頂に着いた。

8/4 14:18

山頂だけが雲の上で晴れていて、残念ながら他の山は見えなかった。

8/4 14:27

イブキジャコウソウの小さな木

8/4 14:37

そうだ！小至仏山に登り返すんだった。心がこの花のように一瞬しおれる。

8/4 14:38

8/4 14:45

山頂を振り返ると尾瀬ヶ原のある東側だけガスが掛かっている。

8/4 14:49

小至仏山の山頂　10分位で登れて良かった。

8/4 15:00

ハクサンイチゲ（キンポウゲ科）

8/4 15:03

ウサギギク（キク科）

8/4 15:08

ミヤマキンポウゲ（キンポウゲ科）

8/4 15:12

開けた湿原に出た

8/4 15:12

池塘がある

8/4 15:13

ワタスゲ（カヤツリグサ科）が見事に綿毛になっている。

8/4 15:13

8/4 15:18

オヤマ沢に着いた

8/4 15:18

水場で飲み水を補充しようと思っていたが、ダメか！

8/4 15:33

ヒオウギアヤメ（アヤメ科）葉の広がり方が檜扇（ひおうぎ）なのだそう

8/4 16:03

鳩待峠の至仏山登山口まで周回してきた。

8/4 16:45

戸倉の鳩待峠行き連絡所　関越バスに乗り換えて沼田駅から帰る。バスカードを買っておくと、割引で往復3000円になる。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

nibpon

　天気予報がまあまあだったので、東京から電車とバスを乗り継ぎ至仏山へ日帰りした。鳩待峠から山ノ鼻へ向かう周回ルートだったが、出発が遅かったため人は少なかった。
　至仏山の東面登山道はあまり整備されていない様子。木の階段は傾き蛇紋岩の岩場は崩壊していて滑るので、上り専用というのも頷ける。植生保護のため、手を入れないことにしているらしい。それでも背後に広がる尾瀬の眺望と山頂付近の花の多さは苦労して登った甲斐があった。特にナデシコは濃淡あって、数も多く美しかった。それから、下山で通過した湿原もワタスゲが広がっていて印象的だった。
　今回は急ぎ足だったので尾瀬ヶ原の湿原へは行けなかった。次回は燧ケ岳登頂と兼ねて是非じっくりと行ってみたい。