記録ID: 1220160
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
剱岳〜早月尾根から日帰り
2017年08月10日(木) [日帰り]
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:51
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,584m
- 下り
- 2,585m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夜明け前の4時にスタート。暗闇の中、試練と憧れの石碑を跡にいきなりの急登。標高1000あたりは緩やかな道が続く。そこから早月小屋までは、きつい勾配が続く。早月小屋を出ると幾つも山を越えていきます。あれが頂上か?で何度も裏切られ。頂上が近づくに連れて、鎖を使って岩を登る場面も増えます。滑落しそうな場所もあり要注意です。最も危険なのはカニのハサミと呼ばれる場所で、鎖を持ち岩から出ている杭に足を乗せて岩づたいに進む所です。進みづらいため、往復とも山頂付近は時間を取られます。山頂至近では岩を伝っていきます。別山ルート合流から登山者が増えます。 |
写真
感想
前日に富山入りし、レンタカーで登山口のある馬場島荘駐車場に午前3時入り。これまでで最も標高差のある登山で、距離も9kmと急登なのでかなりきついとは思っていたが、その通りだった。
早月小屋までにかなりの体力を消耗、その後2600から続く山越えでは広大な雪渓を見つつ、次々に現われるいきり立つ険しい山々。それをいくつか越えると鎖を使っての岩登りが何度も何度も出てきて、気力を奪われる。カニのハサミは恐怖。頂上まではなんと9時間もかかってしまった。水分は既に2リットルを越えている。あまりの時間のかかりように日帰りは断念。途中高齢者団体の滑落騒ぎもあり(ロープで助かった)時間を要し、早月小屋で16時。高齢者の団体さんは既に宴会開始。山の日前日は大いに盛り上がっていたのはいいが、「満室だよ、下山して」と冷たい一言。ペットボトルを2本補給して、いざ下山。ここから登山口までの標高差は1600m。ひたすら続く登山道に気が遠くなる。そして、日が完全に暮れ暗闇を進む。早朝にいなかった虫の大群との戦い。ゴキブリか?と思いきやカミキリムシ。そして極め付けは雨。かなりの量が降ってきた。カッパと傘でしのぎ。歩き続け、休みたくとも雨や虫は容赦無く襲ってくる。気力を振り絞り、意識が朦朧とする中、気がつけは登山口のキャンプ場に到着していた。
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