剱岳 日帰り早月尾根

2017年08月12日(土) [日帰り]

• GPS: 12:20
• 距離: 13.0km
• 登り: 2,243m
• 下り: 2,222m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:45
• 休憩: 0:36
• 合計: 12:21

4:38 馬場島
5:16 5:16 松尾平
8:14 8:34 早月小屋
11:12 11:15 カニのハサミ
11:45 11:45 剱岳
11:53 11:55 カニのハサミ
14:15 14:26 早月小屋
16:36 16:36 松尾平
16:59 ゴール地点

天候

雨時々曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島の駐車場から。朝の4時過ぎでしたが8割は埋まっていました。帰るときもほぼ満車でした。

コース状況／危険箇所等

雪渓1箇所ありますが横に道ができています。
雨の日は土壌が崩れやすくなり崖沿いの細道は注意が必要です。
岩稜地帯はクサリがしっかりしています。

写真

8/12 4:42

夜明け前。ヘッドランプをつけて登山口へ。

8/12 4:43

これがウワサの「試練と憧れ」…
雰囲気あるね〜

8/12 4:44

重い言葉たち。身を引き締めて。

8/12 4:45

ここからスタート♪

8/12 5:10

しばらく登ると1047m松尾平の展望台に。

空が明るくなりました。まだまだ余裕の表情。

8/12 5:42

標高を200mおきに教えてくれます。

森の中の急登をえっちらおっちら。今回は足腰への負担を和らげるため最初からWストック。
これが効いて一日関節痛もなし。本当に正解でした。

8/12 6:00

北アルプス三大急登だけあって、最初から角度のある自然道。立山杉の根っこが縦横無尽に走っています。雨が降ってるのでスリップに注意が必要です。

8/12 6:08

少しずつ

8/12 6:24

高度を上げていきます。

8/12 7:05

1920m三角点。

8/12 7:19

初めて見る花だ。なんだろ。

8/12 7:24

登山口から1260m高度を上げました。

8/12 7:34

オオサンショウウオが生息するらしい池。急いでいたので探せなかったな…

8/12 7:51

大きな岩。ロープが張られています。
雨の日だったので、特に下りではロープに助けられました。

8/12 7:57

早月小屋が見えてきました。

8/12 8:02

到着〜(^o^)ここまで結構長かった〜
雨もやや強めでした。
30分程度休憩をとります。

8/12 8:36

さて、出発しますか。雨は止んでガスが晴れていき山容が見えてきました。

8/12 8:37

頂上までまだまだあるね。さらに急登レベルは高くなるし。頑張ろ♪

8/12 9:10

岩稜が見えています。剣岳は剣のような山々が集う場所。

8/12 9:22

険しい道が続きます。

8/12 9:36

雪渓。ただ、横に道があるので大丈夫👌

8/12 9:44

クルマユリ。

8/12 9:44

初めて見る。なんだろ。

8/12 9:50

これもはじめて。

8/12 9:50

険しい岩稜地帯に入っていきます。ガスの中にそびえる峰々。風格ありますね。身が引き締まります。

8/12 10:05

一歩ずつしっかりと踏みしめていきます。

8/12 10:13

ロープに加え、鎖場が始まります。

8/12 10:18

幻想的な世界。

8/12 10:18

風雨はおさまり、ゆっくりしっかりと歩いているので、気持ちに余裕があります。

8/12 10:27

稜線に出ました。まだ700mもあるのか…

8/12 10:34

どれが頂上だろ。あのつんつく？それともその奥に？ガスが深いのでゴールが見えません。
それにしてもガスの中の岩稜地帯は雰囲気あるな。

8/12 10:52

本格的なクサリ場に突入です。
聞いたら思いのほかクサリが連続するコースとか。

8/12 10:56

ここがカニのハサミ？

ビビりか？

8/12 10:57

一本の鉄杭が頂上に至るまでの唯一の足場。
緊張の一瞬です。

8/12 10:59

鬼が出てきそうな雰囲気だな…

8/12 11:01

はるか上までクサリが続いてます。

8/12 11:06

一歩ずつしっかりと。

8/12 11:08

ギザギザだね〜。まさしく剣岳！
頂上はもうすぐか。

8/12 11:13

おぉ！分岐点だ(^o^)

8/12 11:14

もはや看板の意味なし？
書いてある文字、なんも見えね〜

8/12 11:15

去年はこっちの方から来たよね〜
懐かしいな。

8/12 11:26

頂上♪

8/12 11:27

看板がたくさんある！
ポーズ(^o^)

8/12 11:28

いったいこれは…
なんとなく神妙な気持ちになりました。

さて、下りはじめるか。

8/12 12:13

はじめて見た。なんだろ。

8/12 12:13

8/12 12:25

剣岳山頂を含む全容です。

8/12 12:35

8/12 12:35

トリカブト。

8/12 13:19

雨の日、こういう崖沿いの細道は要注意！
ゆるくなった足元の土壌ごと崩れそうになります！

8/12 14:09

何度も滑りそうになりながら、やっとこさ早月小屋のキャンプ場に。

8/12 14:22

20分くらい休憩。
この先まだ長いんだよな…5時までに下りられるかな…

8/12 15:12

少しスピードアップして下りていきます。
早月小屋から下は足元の土壌はしっかりしてます。ただ、樹木の根っこでスリップすることも。

8/12 15:12

平らなところはスピードアップ♪

8/12 15:42

どんどん下りていきます。

8/12 16:29

仙人のような樹木。千年クラスでは？

ここでビックリ！くまさん登場。
20m前の草むらから2m近くの成獣が猛ダッシュで登山道を横切りました。しばし金縛り状態。
実はクマ鈴つけてなかった。反省。何事もなくよかったです。
その後、さらにスピードアップしました（笑）

8/12 16:39

最初の展望台だ〜。もう少しだ♪

8/12 16:58

ゴールが見えた！

8/12 16:59

また、ここに戻りました。
この石碑、本当にいいですね。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

takemajin

今年の夏は雨の日が多いですね。雨の日の山行は土壌に雨が浸透してゆるくなっているので足を下ろすポイントの見極めと慎重な足運びが必要です。
今回の山行は、北アルプス三大急登、日帰り往復12時間の上に、雨という条件。小雨程度とはいうものの、とてもシビアな試練でした。特に下りでは、連れが何度か滑ってロープに全体重をのせるはめに。山頂から早月小屋までの地帯は注意が必要です。
多くの方が早月尾根を行き来してましたが、装備は万全の状態で望んでおられました。

ところどころ珍しいお花も咲いていて、岩稜地帯も刺激的で、晴れた日には、とても楽しいルートだと思います。