剱岳(早月尾根)
- GPS
- 16:45
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,534m
- 下り
- 2,522m
コースタイム
- 山行
- 14:48
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 16:45
上り:約8時間
下り:約7時間
上り:
1000M(3:36) ⇒ 1200M(4:16)⇒ 1400M(4:50)⇒ 1600M(5:12)⇒ 1800M(5:42)⇒ 2000M(6:28)⇒ 2200M(7:19)(7:45)⇒ 2400M(8:27)⇒ 2600M(9:15)⇒ 2800M(10:29)
下り:
2800M(13:09)⇒ 2600M(14:05)⇒ 2200M(15:14)(15:50)⇒ 2000M(16:25)⇒ 1800M(17:07)⇒ 1600M(17:44)⇒ 1400M(17:58)⇒ 1200M(18:32)⇒ 1000M(19:11)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.info-toyama.com/s/spot/31013/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ (Black Diamond)
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
日本百名山80座目は、剱岳へ行ってきました。
二年前のお盆休みに南アルプス悪沢岳と赤石岳を周回したときに、途中で一緒になった登山者の方から、剱岳は早月尾根から登ると空いていると言われました。 なので早月尾根から登ることにしました。
昨年と今年、早月小屋を予約するも大雨の予報で中止。お盆だと小屋が予約できないと思い、日帰りをすることにしました。
前日17時ごろ馬場島に到着。馬場島荘前の駐車場は一杯でしたが、奥の駐車スペースが空いていました。前日寝すぎたので、すぐに寝付けなかったけど、それでも4時間くらいは眠りました。
休養十分でコンディションはよさそうです。馬場島荘の前にあるボックスに登山届を提出。片足900Gの重登山口を履いて、ヘッドランプをつけて慰霊碑「試練と憧れ」のある馬場島登山口を3時にスタート。馬場島から早月小屋は普通の登山道を歩きます。最初の1KMは約30分とまずまずのペースでしたが、そこからが急登で時間がかかりました。7時15分ごろに早月小屋に到着。ツエルトと着替えなど荷物の一部をデポ。20分くらい休憩して剱を目指します。
上の方はガスが晴れてきて山頂や室堂がよく見えました。硫黄の臭いがしてきました。小屋をスタートして90分くらい標高2600M付近まで来ると足がフラフラになりました。息も苦しくなってきます。後ろからやってくる登山者に次々と追い越されます。これでカニのハサミや岩場を歩くことができるのか心配になってきました。何とか2800Mまで来ると他の単独行の登山者の方から「12時までに登頂できれば、馬場島まで下山できますよ。」と言われました。前にかがんで肩で息をしていると「大丈夫ですか?」と声をかけられます。身体は大丈夫なのですが、体重が76KGくらいあるので、いつも酸素が足りなくなります。
ようやく核心のカニのハサミにやってきました。最初の鎖を通過して数メートル歩くとボルトのある鎖です。これかと思いました。慎重に通過しました。それほど高度感はありません。ここから山頂部まで鎖が続きます。剣沢との分岐まで来てまだ山頂まで少しあるのですが、もう登頂した気分になりました。岩の上を歩いていくと山頂の祠が見えてきました。山頂は晴れていましたが、周囲は雲海が広がっていて青空と雲しか見えませんでした。剣沢方面に絶壁のような岩の壁を登っている登山者が見えました。山頂で写真を撮ってから昼食休憩して下山開始。
鎖やロープを使ったりして下りますが、下山の方が神経を使います。途中である岩場を下りたとき後ろから来た登山者の方が「ここは地味に難しいですね。」と言っていました。15時15分ごろ早月小屋に到着。もってきた水など3Lを消費したので、小屋でお茶など5本(2.5L)を購入しました。30分くらい休憩して馬場島へ下山。最後の数KMで足が痛くなってきたのでペースがかなり遅くなりました。1200Mくらいからヘッドランプをつけました。下山してから登山口の慰霊碑「試練と憧れ」に一礼。
早月尾根は変化に飛んでいて面白いと感じました。それにしても標高差が2200Mもある登山道を日帰りピストンできてよかったと思います。登山を始めて5年目でこれまでの経験を総括するようなトレッキングとなりました。
「試練と憧れ」
なんて心に響く言葉なのだろうか!
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