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Yamareco

記録ID: 1226636
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ハイキング
栗駒・早池峰

神室山・役内から西ノ又→パノラマ

2017年08月15日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
03:27
距離
12.4km
登り
1,207m
下り
1,196m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:17
休憩
0:10
合計
3:27
悪天候と夏バテとお盆期間中の営業があり、二週間ぶりの登山だったので後半バテました。
天候 麓は快晴、山頂はガスと風少々
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道108号線から登山口まで約10分、約5kmのうち林道が約3km。
3kmの林道は、砂利道であまりよい道とは言えない道。
すれ違いも困難なせまい道です。
砂利道に入って約1kmで大きな鳥居があり、その周辺に駐車スペースがあります。
くれぐれも林道を塞ぐような駐車をしないようにしましょう。
林道歩きが往復4kmほど増えますが、車に不安がある場合は検討に値します。
コース状況/
危険箇所等
西ノ又コースは、中盤以降に急登あり。
パノラマコースは、序盤に急登あり。
どちらの急登もとっても大変です。
どちらかというと、西ノ又を登り、パノラマを下るほうが安全性は高いのではないかと思います。
その他周辺情報 下山後の入浴は、秋ノ宮温泉にある鷹の湯温泉がおすすめ。
パノラマコース登山口
車はここまで進入できます。
西ノ又コース登山口は、約1km林道を進みますが車では進入できません。
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パノラマコース登山口
車はここまで進入できます。
西ノ又コース登山口は、約1km林道を進みますが車では進入できません。
車が走れそうな道ですが、このまま行くと駐車スペースに困ることでしょう。
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車が走れそうな道ですが、このまま行くと駐車スペースに困ることでしょう。
西ノ又名物の吊り橋
西ノ又川を渡るために架けられていますが、春先や晩秋だと踏み板がはずされています。
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西ノ又名物の吊り橋
西ノ又川を渡るために架けられていますが、春先や晩秋だと踏み板がはずされています。
第二徒渉点手前の道案内
どちらを進んでも大差ないかと思います。
第二徒渉点手前の道案内
どちらを進んでも大差ないかと思います。
二つ目の吊り橋
こちらは少し登り調子なので、後半は滑らないように注意して。
二つ目の吊り橋
こちらは少し登り調子なので、後半は滑らないように注意して。
美しいブナ林
吊り橋を渡りきると神室連峰らしいブナ林へと変わります。
美しいブナ林
吊り橋を渡りきると神室連峰らしいブナ林へと変わります。
有名な看板
味のある文面です。
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有名な看板
味のある文面です。
トラバース箇所多数
かつては修験の道だった西ノ又コース。
沢沿いに作られたコースで古の登山に思いを馳せます。
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トラバース箇所多数
かつては修験の道だった西ノ又コース。
沢沿いに作られたコースで古の登山に思いを馳せます。
第三徒渉点
段差の大きな道を進むので、足が短いと苦労します…
苔むした時期はスリップにご注意を。
第三徒渉点
段差の大きな道を進むので、足が短いと苦労します…
苔むした時期はスリップにご注意を。
三十三尋の滝
美しい滝に目を奪われ、心洗われ。
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三十三尋の滝
美しい滝に目を奪われ、心洗われ。
不動明王
明王さまを祀るこの山は、製鉄文化を伝える山でもあります。
鬼首にある禿岳も不動明王を祀る製鉄文化を伝える山です。
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不動明王
明王さまを祀るこの山は、製鉄文化を伝える山でもあります。
鬼首にある禿岳も不動明王を祀る製鉄文化を伝える山です。
カニコウモリ
胸突き八丁の始まり
とにかくすごい坂なんです。
胸突き八丁の始まり
とにかくすごい坂なんです。
こんな景色に励まされ…
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こんな景色に励まされ…
こんな景色に和まされ…
それでも続く胸突き八丁
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こんな景色に和まされ…
それでも続く胸突き八丁
タマガワホトトギス
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タマガワホトトギス
タマガワホトトギス
たくさん咲いていました。
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タマガワホトトギス
たくさん咲いていました。
アカモノの実
シロバナトウウチソウ
シロバナトウウチソウ
ヤマハハコスタンバイ中
ヤマハハコスタンバイ中
イワイチョウ
キンコウカ
御田の神
天気がよければすばらしいお花畑なのですが…
キンコウカの群落はこれから見頃になりそうです。
御田の神
天気がよければすばらしいお花畑なのですが…
キンコウカの群落はこれから見頃になりそうです。
キンコウカ
露もまた美しく。
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キンコウカ
露もまた美しく。
イワイチョウ
ニッコウキスゲ
まだ咲いてくれていた!
ニッコウキスゲ
まだ咲いてくれていた!
ミヤマダイモンジソウ
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ミヤマダイモンジソウ
キヌガサソウ
貴人が差した傘になぞらえたこの花も、花期が終わると地味な目立たぬ存在に。
それもまた自然の営み。
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キヌガサソウ
貴人が差した傘になぞらえたこの花も、花期が終わると地味な目立たぬ存在に。
それもまた自然の営み。
窓くぐり
ネーミングセンスが光ります。
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窓くぐり
ネーミングセンスが光ります。
ウツボグサ
ハクサンフウロ
今が旬。
たくさん、たくさん咲いています。
この花は9月に入ってもまだまだ見られるでしょう。
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ハクサンフウロ
今が旬。
たくさん、たくさん咲いています。
この花は9月に入ってもまだまだ見られるでしょう。
トウゲブキ
ハクサンシャジン
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ハクサンシャジン
続くヤセ尾根
天気がいいと、視界がいいと怖〜いという人もいるので、見えない時の価値もそれなりにあるようです。
続くヤセ尾根
天気がいいと、視界がいいと怖〜いという人もいるので、見えない時の価値もそれなりにあるようです。
最後の分岐点
西ノ又コースからの場合は最初の分岐点。
最後の分岐点
西ノ又コースからの場合は最初の分岐点。
神室山山頂
本日は、層雲の中の山頂でした。
この後、ご夫婦と思しきお二人の記念撮影をバシャバシャとして足早に去ります。
夫婦水入らずとは言いますが、ガスガスなので水入りでした…
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神室山山頂
本日は、層雲の中の山頂でした。
この後、ご夫婦と思しきお二人の記念撮影をバシャバシャとして足早に去ります。
夫婦水入らずとは言いますが、ガスガスなので水入りでした…
山頂ジャンプ
このところ調子よく一発で決まります。
神様の後ろで飛ぶと、なんだか不遜な行為に見えなくもない…
次は気をつけます。
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山頂ジャンプ
このところ調子よく一発で決まります。
神様の後ろで飛ぶと、なんだか不遜な行為に見えなくもない…
次は気をつけます。
天然のお花が添えられた祠
小さな自然と共存していてステキです。
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天然のお花が添えられた祠
小さな自然と共存していてステキです。
前神室に向けて下山
すると、ガスが晴れてきて、前神室のピラミダルな山容が。
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前神室に向けて下山
すると、ガスが晴れてきて、前神室のピラミダルな山容が。
タカネアオヤギソウ
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タカネアオヤギソウ
ツバメオモトの実
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ツバメオモトの実
青空と雲と前神室
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青空と雲と前神室
クルマユリ
いろいろと悔い改めながら登り、改心しながら下ります
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いろいろと悔い改めながら登り、改心しながら下ります
秋ノ宮方面の景色
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秋ノ宮方面の景色
青空とブナ
立派なブナ
これで樹齢200年クラスではないかしら。
豪雪のヤセ尾根でここまでの太さになるには、強運も必要ですね。
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立派なブナ
これで樹齢200年クラスではないかしら。
豪雪のヤセ尾根でここまでの太さになるには、強運も必要ですね。
ブナを見上げる
いっぷく平
パノラマコースから登った場合、ここで一息つきたくなるでしょう。
それはもう、すごい坂ですからね。
いっぷく平
パノラマコースから登った場合、ここで一息つきたくなるでしょう。
それはもう、すごい坂ですからね。
ただいま
パノラマコース登山口
ただいま
パノラマコース登山口

感想

8月に入って、鳥海山、八海山と順調に山に行けたのに、その後は台風がきてみたり、悪天候が続いたりと山に行けない日々が続いていました。
お盆期間中でもあったので、お店の営業も連日の大賑わい。
ありがたや、ありがたや。
とはいえ、なんだか疲労回復が遅れていて、ちょうどいい骨休めになったように思います。

天気予報とにらめっこしていると、どうにも宮城県内は天気がダメらしい。
そこで比較的いい予報の神室連峰北部へ。
雨の108号線をひた進み、一番長いトンネルを抜けて秋田県内に入ると青空が広がっています。
標高1,000mオーバーは雲の中ではありますが、雨よりはずっとマシです。

神室連峰は、盟主神室山が最高峰ではなく、小又山がほんの少し高い最高峰。
天気にさえ恵まれれば、約25kmに及ぶヤセ尾根のどの場所からでも美しい山岳景観が得られます。
北端のピークである前神室山で1,342m、神室山が1,365m、天狗森1,302mを経て最高峰小又山1,366mへ至る道のりがこの山域でもベース標高が高い部分。
中央部にある火打岳1,237mを過ぎると、あとは1,000m程度のピークが続きます。
北アルプスの半分から1/3程度の標高ではありますが、この山域のもつ独特の景観は誰の目にも感動を与える素晴らしいものです。
北アルプスにも何度も足を運んでいますが、飯豊、朝日、神室連峰、真昼山地の景色を見ていると、アルプスに勝るとも劣らぬこの景観が見られるなら、人混みのアルプスに行かなくてもいいと思えます。

そんな素晴らしい景色を、今日はちっとも見られなかったよ…

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