神室連峰(横堀→土内)
- GPS
- 24:31
- 距離
- 40.1km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:43
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 10:27
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
杢蔵山経由で新庄駅まで歩くつもりだったが、体調不良のためエスケープ。土内登山口から泉田駅近くのセブンイレブンまで珍しくタクシーに課金した(4400円くらい)。
道の駅雄勝に車を置いて歩き出す。寝坊したが20時頃に神室山頂避難小屋に着けばいいやと言う気持ち。しかし思ったより避難小屋到達は遅くなりそうだったので、前神室手前の残雪の上でビバーク。
行動中に日が暮れたことは何度もあるが、尾根を登りながらは初めてかも知れない。パノラマコースは見事なブナの巨木が点在し、それが斜陽に照らされる様はなかなかオツである。
山中は全域に渡ってブユとハエが多く、立ち止まると群がられる。虫除けスプレーをすると噛まれる感覚は気にならなくなったが、下山してから確認するとボコボコにされてた。
水が心配だったが、避難小屋下で小一時間掛けて確保できた。今回重登山靴をリソールに出す前の最後の雪上歩行のつもりで来たが、下道が長いし残雪も大したことないので後悔しつつあったところ、水場の雪渓はポリタン片手にキックステップだけで処理するには結構難儀なレベルだったのでやっぱり重登で来て良かった。
一箇所下りの踵キックステップが効かない雪質の箇所があり、10mぐらい下の笹薮目掛けてシリセードと言うか積極的滑落を行った。普通に痛かったので、避難小屋置いてあった水場往復用貸アイゼン(金かんじきと言った方がしっくり来る昔ながらのX型のやつ)を素直に使えば良かった。
縦走路は眺めも良いし、人が少ないのにバッチリ刈払われて歩きやすいしで気持ちの良いコース。
この標高で森林限界を超える山域は余り経験が無い。道いっぱいにカタクリが咲いているのが特徴的だと思った。他所でカタクリと言えば薄暗い林内でロゼット状に展葉しているイメージだが、ここのは日当たりの良い所に葉を立てている。
小又山を越えたあたりから徐々に体調が悪化。登りでパワーが出ず、食欲が漸減。今回行動食にスーパーで安売りしてたカルパスを沢山入れたのだが、タンパク質と脂質偏重になって消化不良を起こしたようである。目標ペースを維持できそうに無いので火打からエスケープを決める。
新庄まで歩かねばならないと言う緊張感が消えると同時に体調不良が顕在化し、吐き気がして連続して歩けない。固形物も食えない。何度も休憩しながらちんたら下る。
消化不良を起こした根源的な原因はシンプルに体力不足であろう。冬の間トレーニングをサボってたのが祟った。GWにだらけで引き籠もってコンビニ飯ばっか食ってたので腸内細菌叢も弱ってたかも知れない。いい山だったのに残念。
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