土内から火打岳〜小又山

2024年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: 10:11
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,655m
• 下り: 1,639m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:11
• 合計: 10:11

7:18 スタート地点
9:11 9:11 西火打岳
9:40 9:53 火打岳
10:06 10:07 火打岳北峰
10:30 10:30 砂利口
12:17 13:00 小又山
14:14 14:16 砂利口
14:51 14:51 火打岳北峰
15:09 15:21 火打岳
15:50 15:50 西火打岳
17:29 ゴール地点

天候

晴れ。平地の最低気温7℃、最高気温26℃。風弱め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・道はしっかり整備されています
・火打岳北峰は東側が切れ落ちていて慎重な移動が求められます
・今の時期は虫がワンサカいます。鼻や口から吸いこんでしまうほどです。午後からが特に。

その他周辺情報

まむろ川温泉・梅里苑￥400、ナトリウム塩化物温泉、食事も摂れる。

写真

5/18 6:47

新庄市内の広大な田んぼを移動中。正面に神室連峰。

5/18 6:55

土内集落からは月山が好い位置関係で見える。

5/18 7:09

火打新道の駐車場の様子。10台くらい停められる。

5/18 7:21

最初に20mくらいの吊り橋を渡る。その後急登。

5/18 8:06

標高650m付近で2.5合目の表示。この辺は痩せ尾根。

5/18 8:36

標高900mの手前で5合目。辺りは東北らしいブナの森。

この辺で沢水が得られないかと思ったけど、何の音も聞こえなかった。

5/18 8:43

知らない花。5枚の萼片がヒントになりそう。

5/18 8:44

ラン科の花を延々と調べてイチヨウランだと判明した。もっとしっかり撮ればよかった〜！

5/18 9:10

標高1050mころから低灌木に変わり残雪も現れた。

5/18 9:14

わ〜！

5/18 9:18

地図で言う西火打岳付近から火打岳。

5/18 9:30

残雪の傍に咲いていたショウジョウバカマ。赤ん坊の手くらいある大きめの。

5/18 9:36

山頂直下には平たい石が散らばっていた。山の成り立ちを考えさせられる。

5/18 9:37

新庄市の眺めと左奥に月山。

5/18 9:38

火打岳の山頂に着いた。後ろの白い山は鳥海山。

5/18 9:39

頂上から北に続く稜線。小又山、天狗森、神室山など。

5/18 9:40

頂上から南に続く稜線。

5/18 9:40

大尺山（1194m）の北東斜面が荒々しい。

5/18 9:41

望遠で撮った月山。

5/18 9:41

同じく鳥海山。

5/18 9:42

小又山山頂部分。

5/18 9:43

神室山。避難小屋や水場となる雪渓も見える。

5/18 9:44

縦の構図で撮った縦走路。

5/18 9:49

小又山の右に見えた虎毛山と奥に頭だけの栗駒山。

5/18 9:51

同じく左に見えた高松岳とまだ雪が残っている焼石岳。

5/18 9:58

山頂から移動開始。まず急降下が一回。

5/18 10:07

下りてから振り返るとこうなる。

5/18 10:09

すぐに2回目の急降下。

5/18 10:17

この2つは東側が切れ落ちているので怖かった。

5/18 10:18

火打岳北峰は神室連峰で最も鋭い形をしているとか。

5/18 10:19

位置によって眺めがどんどん変わる。

5/18 10:27

最低鞍部の標高1000m地点に砂利押沢への分岐がある。

5/18 10:29

今日は稜線移動が主で水場がないと言われる。私はタケノコを齧って水分補給した。

5/18 10:32

登山道整備の上でも都合がいいので、見つけ次第、引っこ抜いて齧った。

5/18 10:58

ほぼ中間地点の1090m峰から小又山。

5/18 11:07

最上町方向の深い谷。この辺で虫が増えてきた。

5/18 11:13

西の又沢コースの斜面が崩れている。

5/18 11:14

越途（こえど）って山頂の下が崩落中。

5/18 11:18

小又山への登り開始地点での火打岳。

5/18 11:34

向かう方向。

5/18 11:50

登山道近くの雪渓から水が得られるかもしれない。

5/18 12:03

神室連峰の山体は飯豊・朝日に比べるとコンパクトで、ゼブラ模様も身近に感じられる。

5/18 12:16

2年連続2回目の小又山山頂。

5/18 12:21

天狗森、神室山へと続く稜線。

5/27 11:53

これは去年の5/27の光景で、どこを比べてもこの時の方が雪が多い。9日後なのに。今年の雪の少なさを物語る。

5/18 12:24

最上町から登って来るときの尾根。

5/18 12:32

虫対策で用意したオニヤンマくん。効果は確かだった。この帽子を被っていると顔には寄ってこない。

5/18 12:56

40分ほど休憩して来た道を戻る。

5/18 13:12

カタクリの花は終盤。

5/18 13:15

ミツバオウレンが咲き始め。

5/18 13:15

マクロレンズで撮ったミツバオウレン。

5/18 13:17

100mくらい下りてからの小又山。

5/18 13:22

タカネザクラと青空。

5/18 13:32

たくさんのミツバオウレン。

5/18 13:33

エチゴキジムシロ。

5/18 13:35

イワカガミ。

5/18 13:36

シラネアオイ。

5/18 13:55

中間地点からの火打岳。午後になって陰影が際立ってきた。

5/18 14:10

火打岳北峰も影が生じてきて、午前中とは違う印象になった。

5/18 14:15

様々なYの字の雪渓。滝も見えた。

5/18 14:36

陰と共にラスボス感が際立つ火打岳北峰。急降下が2回あったから急上昇も2回（トホホ）。

5/18 14:55

ここでだけ咲いていたオオバキスミレ。

5/18 14:58

20年くらい前、全国の山にあったという看板。

5/18 15:07

火打岳山頂まで登り切って振り返った。

5/18 15:08

最後の登りで足が棒になった。でもあとはもう下るだけ。

5/18 15:16

午後はオニヤンマの模型も役に立たなかったので、ネット付き帽子を被って休んだ。

5/18 15:19

続きの縦走路を眺めてから下山を開始。

5/18 16:17

ブナの森が西を向いていて日当たりがよかった。

5/18 16:43

標高700mくらいで急に五葉松に変わる。痩せ尾根だから。

5/18 16:58

標高600m付近はクロベの林。

5/18 17:28

吊り橋を渡って無事に下山した。

5/18 18:11

帰りに真室川町から見た火打岳と小又山。

5/18 18:11

その右の神室山など。手前の台山尾根がデカい。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

りがとみ〜ぬ

昨年に続いてゼブラ模様の神室連峰に登ってきました。

今回は水場が乏しいということで、道中、常に気になっていました。
このようなハードな行程で水場なしって経験したことがないからです。
結果は1.5Lの消費で、用意した分で済みました。

角度の付いた斜面に残った雪渓からは流水が見えました。チェーンスパイクを履いて草を掴んで下りると水は得られるかもしれません。


虫は昨年と同様、鬱陶しかったです。
午前中はほとんど気にならず、、、11:00ころから増えてきて、12:00ころには鬱陶しく感じました。
模型オニヤンマの効果はありました。周囲50cm四方には寄ってきません。植物撮影でしゃがんでも平気になりました。

ただ帰りの火打岳山頂では、あまりの数の多さで役に立ちませんでした。
ハエやブユの行動原理には、「天敵のトンボが見えるけど、これだけ集まっていれば自分が襲われることはない」という確率論が仕込まれているんでしょうか？？？
…なのでネット付きの帽子も必要でした。

でもまた虫にたかられても訪れてみたいです、ゼブラ模様の神室連峰は。