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Yamareco

記録ID: 1228837
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

仙流荘〜戸台河原〜北沢峠 旧ルートを歩く

2017年08月13日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:38
距離
17.8km
登り
1,398m
下り
227m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:24
合計
7:37
距離 17.8km 登り 1,399m 下り 228m
5:46
84
7:10
7:16
147
9:56
9:57
49
10:46
10:50
49
11:39
11:48
69
12:57
13:01
22
天候 晴れ のち 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR茅野駅からJRバスで仙流荘へ(泊り)
コース状況/
危険箇所等
戸台河原の駐車場から8km程は戸台川の河原を歩くが、川の渡渉場所などが分かり難い部分があるので要注意。
八丁坂の取付き部分は急で滑り易い。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
【スタート】
北沢峠行きのバスを待つ行列を横目に仙流荘をスタート
2017年08月13日 05:51撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 5:51
【スタート】
北沢峠行きのバスを待つ行列を横目に仙流荘をスタート
満員のバスが追い越して行く
2017年08月13日 06:36撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 6:36
満員のバスが追い越して行く
【1時間15分後】やっと登山口への案内標識が出現
2017年08月13日 07:02撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 7:02
【1時間15分後】やっと登山口への案内標識が出現
丹渓荘の跡
2017年08月13日 07:06撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 7:06
丹渓荘の跡
橋本山荘の跡も
2017年08月13日 07:07撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 7:07
橋本山荘の跡も
【1時間25分後】
登山口駐車場到着
駐車しているのは殆どが河原でキャンプの車
2017年08月13日 07:15撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 7:15
【1時間25分後】
登山口駐車場到着
駐車しているのは殆どが河原でキャンプの車
【1時間半後】
何となく分かり難い標識板
2017年08月13日 07:20撮影 by  X30, FUJIFILM
1
8/13 7:20
【1時間半後】
何となく分かり難い標識板
戸台川の河原の左(上流から見た右岸)を歩いて行く
2017年08月13日 07:21撮影 by  X30, FUJIFILM
1
8/13 7:21
戸台川の河原の左(上流から見た右岸)を歩いて行く
【2時間後】
流れが少しずつ急になる
2017年08月13日 07:47撮影 by  X30, FUJIFILM
1
8/13 7:47
【2時間後】
流れが少しずつ急になる
両側は切り立った断崖
どこかでこの高低差を登らないといけない
2017年08月13日 07:50撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 7:50
両側は切り立った断崖
どこかでこの高低差を登らないといけない
【2時間半後】
左側を通るのが大変になってきた
2017年08月13日 08:24撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 8:24
【2時間半後】
左側を通るのが大変になってきた
【2時間50分後】
堰堤の左側を越せないので、右側へ移れる場所を探す
が、この後、渡渉中に足を取られて川に嵌る
2017年08月13日 08:40撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 8:40
【2時間50分後】
堰堤の左側を越せないので、右側へ移れる場所を探す
が、この後、渡渉中に足を取られて川に嵌る
【3時間20分後】
右側へ移った後は土手の林の中を歩く割合が多くなる
浸水したカメラはこの後、動作不能になる
2017年08月13日 09:10撮影 by  X30, FUJIFILM
8/13 9:10
【3時間20分後】
右側へ移った後は土手の林の中を歩く割合が多くなる
浸水したカメラはこの後、動作不能になる
【4時間40分後】
赤河原分岐で再び対岸の道へ
2017年08月13日 10:33撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 10:33
【4時間40分後】
赤河原分岐で再び対岸の道へ
どこの道のことか分からない
2017年08月13日 10:36撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 10:36
どこの道のことか分からない
丹渓山荘の跡
確かにここに小屋があると有難い気がする
2017年08月13日 10:47撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 10:47
丹渓山荘の跡
確かにここに小屋があると有難い気がする
【5時間後】
八丁坂への取付き
凄い登り
2017年08月13日 10:48撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 10:48
【5時間後】
八丁坂への取付き
凄い登り
沢を渡る
2017年08月13日 11:10撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 11:10
沢を渡る
【5時間50分後】
もうクタクタ
九十九折を休み休み登る
2017年08月13日 11:39撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 11:39
【5時間50分後】
もうクタクタ
九十九折を休み休み登る
【6時間後】
やっと八丁坂の急登が終わる
2017年08月13日 11:47撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 11:47
【6時間後】
やっと八丁坂の急登が終わる
暫くはなだらかな林の中の道
2017年08月13日 11:51撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 11:51
暫くはなだらかな林の中の道
静かでゆったりとした中を歩く
2017年08月13日 12:05撮影 by  X-T2, FUJIFILM
2
8/13 12:05
静かでゆったりとした中を歩く
何処まで行っても深い林
2017年08月13日 12:10撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
8/13 12:10
何処まで行っても深い林
シダの葉で満たされた地面
2017年08月13日 12:11撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
8/13 12:11
シダの葉で満たされた地面
少しずつ様子が変わってくる
2017年08月13日 12:13撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 12:13
少しずつ様子が変わってくる
【6時間半後】
凄い勢いで追い抜かれたが、これがこの道で初めて会った登山者
2017年08月13日 12:22撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 12:22
【6時間半後】
凄い勢いで追い抜かれたが、これがこの道で初めて会った登山者
【7時間後】
大平荘に着く
2017年08月13日 12:55撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
8/13 12:55
【7時間後】
大平荘に着く
北沢峠の道に出る
2017年08月13日 13:16撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 13:16
北沢峠の道に出る
北沢峠のバス停が見える
2017年08月13日 13:21撮影 by  X-T2, FUJIFILM
8/13 13:21
北沢峠のバス停が見える
【7時間30分後】
今日の宿、こもれび山荘にやっと到着
酷く疲れた
2017年08月13日 13:21撮影 by  X-T2, FUJIFILM
3
8/13 13:21
【7時間30分後】
今日の宿、こもれび山荘にやっと到着
酷く疲れた
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

仙流荘から出発して仙塩尾根を通って奈良田へ下りる縦走プランを立て、初日は仙流荘から北沢峠までを歩くつもりで出発。
この区間は林道バスが開通する前の時代には北沢峠のメインルートとして使われ、今でもバスの運行がない冬季には歩かれている。

前泊した仙流荘を5時40分過ぎに出るとバスを待つ登山者が既に大勢並んでいる。その横を抜けて戸台へ向けて歩き出す。30分くらい歩いた頃から北沢峠行きのバスが追い越して行くようになる。
1時間半ほど歩いてやっと戸台河原の登山口に着く。

駐車場にある車は大部分がキャンプの車で、一人見かけた登山者は反対方向へ歩いて行ってしまい、上流へ向かうのは自分一人だけ。方向標識が何となく分かり難くて不安なまま出発する。
戸台川の河原の左側(上流から見た場合の「右岸」)を歩いて行く。両岸は小高い岸壁になっていて容易には登れない。「ダムの放流サイレンが鳴ったら避難しろ」という看板を見て不安が湧く。

登山口から1時間ほどの間に堰堤と砂防ダムを一つずつ越え、次の堰堤に近づいてみると左側に越えられる箇所がない。地図を見るとこの辺りで右側に移るようになっており、対岸を眺めると踏み跡のようなモノが見える。
堰堤を流れ落ちて来たばかりの流れはかなり急なので、少し下流に戻って渡れる場所を探すがなかなか良さそうな場所がない。多少幅が狭くなっている場所で「やや深いかな?」と懸念しながら足を入れると3歩目で滑って上半身まで水に浸かってしまい、それでも慌てて対岸へ渡り切る。

観念して河原に腰を落とし、上下の服を全て着替え、靴の中の水も出して少し乾かす。既に3時間歩いて空腹にもなってきたので早めの昼食にする。ここで30分ほど停滞した後に再び歩き始める。
道は暫く河原の石の上を歩いた後、土手の部分の林の中を通るようになり、これまでよりは斜度のある登り坂になる。

登山口から2時間半ほどで「熊ノ穴沢方面」の標識を過ぎて暫く行くと、複数方向からの流れが重なる場所に出る。ここでも渡渉する場所がしばらく見つけられずに困惑するが、何とか丸木の橋を見つけて八丁坂へ繋がる道に出る。

既に仙流荘から13kmの距離を歩き、平坦に見えた道も500mの標高差を登っていて、足にかなりの疲労が出ているが、ここから最大の難所の八丁坂を登らなければいけない。
昔は多くの登山者が泊まっただろう丹渓山荘を横目に見ながら急な登り道に取付く。
途中で沢を一度渡り、登山道は九十九折に急傾斜を登って行く。疲労が激し過ぎて一度折り返す度に休憩を取らないと歩けなくなっている。

そうこうしながらも1時間ほどで何とか八丁坂を登りきると、嘘のように平坦な林の中を歩くようになる。広葉樹の下に苔やシダが茂る豊かな林の中を歩いているとこのまま北沢峠についてしまうのかも、と思う。
しかし、30分ほどで再び傾斜が急になり始める。この辺りで初めて後ろから登って来た超速の登山者に追い越される。この日、登山口から大平山荘までの間でこの人以外の登山者には遭遇せず。

大平山荘前で10分ほど大休止してから北沢峠にあるこもれび山荘を目指す。
登山口から6時間15分、仙流荘からは7時間半以上かかって北沢峠に到着する。

当初の計画では次の日に仙丈ケ岳を越えて両俣小屋まで歩くのだが、初日の疲労が予想以上に大きいことと、川に嵌った際に携帯電話を濡らしてしまい動作しなくなったことから、安全を考えて山行を中断することにする。

ある意味では懸案だった戸台〜北沢峠間を今回完了できたことは良い成果だった。

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