雄阿寒岳



- GPS
- 07:57
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,077m
- 下り
- 1,073m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今週は20日以降に用事があるけど前日の19日まではヒマ。
そんなわけで道東にいるんだからと雄阿寒岳に登ってきました。
天気も週末明けに晴れ間が残った(^^)
前日は相生道の駅で車中泊。
今回は相方とふたり登山。
去年の道東遠征山行で登れなかった雄阿寒岳。
今年は色々あって行けないかなと思っていたけど、行けるタイミングができた。
平日だから登山者も少ないだろうとゆっくり目に出発。
平日でも夏期の道の駅は車中泊の車が多い!
出発時点の天気は曇りだったけど、阿寒の町に近づくにつれて晴れてくる
07:40 登山口駐車場に到着
すでに先行者の車が5台、我々と同時に1台入ってきました。
天気もいいので暑くなるだろうと水分は多めに持っていきます。
08:00 駐車場を出発
最近はよくバテるので朝はしっかり食べました。
天気も良くて風がさわやかでいい登山日和(^^)
出発してすぐイチゴを見つけたり花を見つけたりでまったり写真撮影しながら歩きます。
同時に出発したおふたりさんにお先にどうぞと道を譲り、我々はゆっくり進みます。
いや、もともとゆっくり歩くのでいいんですよ(^^)
08:20 太郎湖を通過
そういえば、いつだったか、ここまでは来たことがありました。
あの時は登山ではなく観光客としてですが(笑)
太郎湖に流れ込む水の音とさわやかな風の中、さらに進んでいくと眼下に次郎湖が現れる。
08:37 次郎湖分岐を通過
時間があれば帰りにでも寄る?
たぶんそんな体力は残ってないと思うけど・・・
ここから山の奥へと進んでいく。
夏山ガイドでは登山道の様子なんてわからなかったけど、しばらくはだらだら進むらしい。
途中で透明な不思議な花を見つける。
いや、花なのかどうか、とにかく真っ白で目みたいなものがギョロッとしてる。
ギョリンソウ(魚鱗草)だそうです。
別名、ギンリョウソウ(銀竜草)、ユウレイタケとも言うらしい。
葉緑素を持たない植物で、養分は腐敗した植物を分解する菌糸(キノコ)から得ているとか。
なんとも不思議な花です。
・・・と、ここで1合目看板を見つける。
08:59 1合目
え?って感じ(^^;
まだ1合目?
長くない?
ここの合目はどんな基準でつけられているのか?
これはこの後も疑問符がいっぱいつくぐらい謎でしたw
と同時に「山頂まであと5000m」という看板もあったりして・・・
まだ5キロもあるの?とかちょっと唖然としてみたり(--;
「あとXXXXm」看板と合目看板が入り乱れてよくわからない中を進む
1合目から2合目までは、だらだらとジグを切りながら徐々に高度を上げる
09:33 2合目
ここでもギョリンソウを発見!
今度のは先端が下を向いています。
2合目から3合目もジグを切りながら少し奥に進んでいきます
途中岩場の隙間から中をのぞくと雪が残っているところがありました
ということは中は結構涼しいんだろうか?
岩場の隙間からはなんとなく冷たい風がそよそよと吹いてきます
雪を見て元気もらったり(笑)
10:13 3合目
ここから少し斜度のある登山道を登っていきます
ようやく来たか!という感じでしたが、実はまだまだだったと後で思い知らされます(^^;
10:45 4合目
ここまでで半分以上クリアって書いてあるけど、半分以上で4合目ですか?ってツッコミ入れたくなりました
ここからは更に急な斜面を登っていきます
急なだけではなくて、5合目までが長い、長すぎる!
途中に4.5合目ってのが欲しくなるくらい
いや、その前に合目標識の配置考えてよねって後で思った(特に8、9合目あたりw)
ここの途中でバテる・・・
おかしい、朝ちゃんと食べたし、途中で行動食を摂ったりしてるにもかかわらず・・・
そこで相方から「それってもしかして夏バテ?」とか言われる
そーなのか、ここ最近なんかバテやすいのはそのせいなのか?
確かに暑さに負けてるって実感はある(^^;
うーん、やっぱり暑いの苦手・・・
バテの原因わかったところでどうやって対処すればいいのやら・・・
そんなこんなで、急斜面はまだまだ続くのです
そうこうしていると下山者とスライド
続々と上から下りてきます
登山口で先に行ってもらったおふたりさんも下りてくる
「山頂まで行かれたんですか?」と聞くと、
「5合目の少し先から下山してきました」ということらしい
早いな、とは思ったんだけどw
5合目までが急でその後はだらだらと山頂まで続くのだそう・・・
長い長い長い長い(しつこい!)4合目からの道を登り切り台地状のところに来たと思ったら
11:37 5合目
はぁ〜・・・
どっと疲れました・・・
ここまで3時間半
普通ならもう山頂まで着いてますか?(^^;
この分だと山頂は13時まわるかな〜?とかそんなことを思いつつ、軽く休憩
5合目から6合目は、遠くに雌阿寒岳を望みながらだらだらと緩い斜面を登っていきます
ここはもう樹林帯ではなくて、背の低い木々の間をぬって進みます
たまに日差しが当たって暑くなってきました
11:55 6合目
ここから続く緩い斜面をジグを切って登っていく
もともと緩い斜面だから登山道も歩きやすい
さっきまでバテバテだったのが嘘のよう
空が明るくなると
12:10 7合目
開けたところに出て後ろを振り返ると、雌阿寒岳と阿寒湖が見えてきます
雌阿寒の噴煙もはっきり見えます
阿寒富士は少し雲がかかっているのが少し残念
見えてる山を登り切り、少し進んで
12:28 8合目
ようやく雄阿寒岳の山頂見えた!
あそこまで下って登って・・・のようです
下るのか、帰りは登り返しがあるんだなと、そんなことを思いながら、山頂が見えたのでテンション上がり気味!
右下眼下に湖のようなものが見えるけど、あれはひょうたん沼?
左下は火口のようです
完全に乾いてしまってますが・・・
下って登って少し下って
12:39 9合目
8合目と9合目の間、短くないですか?
どうみても短いと思うんですが・・・
これだったら、4合目と5合目の間にひとつ入れて、この9合目要らないと思う
そんな事言っちゃいけないのかな
でも言いたくなるんですよっと
誰も疑問に思わないんだろうかとブツブツ言いながら(爆)
最後の岩場斜面を登り切って
12:48 雄阿寒岳山頂到着!
パンケトー、ペンケトーくっきり見えます
遠くかすかに斜里岳も見える、右にあるのは羅臼岳なのか?
反対側の山の向こうに雌阿寒岳も見える
ここでまったり山頂ラーメンと山頂コーヒーでくつろぐ
ハエやハチがぶんぶんうるさいけどw
後続の登山者ひとりやってくる
写真を撮って休憩してからお先にと下山していきました
我々も片づけて、記念撮影して
13:25 下山開始
下山は少々スピードアップして、転ばないように歩いていく
下山でも暑くてのどが渇く
こまめに水分補給しながら・・・
5合目までは順調に下山
5合目から4合目・・・長い!
下山でも長いってどういうこと?と思いながら・・・
4合目看板のところで休憩
首に巻いたタオルをはずすと相方から、「首についてるのダニじゃないの?」と言われる
まさに、初ダニー体験!(--;
自慢じゃないけどダニに食われたの初めてです
見たのも初めて・・・
なんか首にチクッとしたなという感じはしたけど、そう、確か登りの途中です
HYMLに塩を濡らしてダニを埋めるように塩責めにしたらいいと書いてあったのを思い出す
まだうにうに動いているけど、大きくはなってないみたい
相方にダニを塩で埋めて水を垂らして待つこと10分?
ダニは動かなくなったけど、取れないね〜
結局取れず、下山したら病院かな〜?(>_<)
塩が首元に塗られたのでヒリヒリ痛い(>_<)
気を取り直して下山再開
だらだらと足が棒になるような感じでようやく1合目看板まで下りてきた
は〜、あと少しだ〜
ここでようやく元気になるも、やっぱり次郎湖に行くのはムリです
そのまま通過して太郎湖で小休止
少し涼んで下山再開
あとは割とすんなり進んで
15:59 駐車場到着
長かった・・・
雄阿寒ってこんな山なんだ
ちょっとイメージ変わったな・・・
雌阿寒が登りやすくてかわいく見えてしまうくらい、そんなインパクトある山でした
帰りに阿寒の温泉「まりもの湯」(¥500)に寄る
熱い湯船に入って出ると、なんか首元にヒラヒラするものが(笑)
そう、ダニーでした(^^;
引っ張ってみると、ぷちんっと取れましたわw
取れた後もなんともなってなくて良かった良かった(^^)
熱い温泉がいいわけでもないだろうけど、やっぱり塩責めが良かったのかな?
でも無事に取れて良かった。
17時、阿寒を出発して、美幌経由して旭川まわりで23時すぎに帰宅
お疲れ様でした(^^)
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