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無雪期ピークハント/縦走
大雪山
天人峡温泉〜化雲岳〜ヒサゴ沼避難小屋 山の広さを知る
2017年08月19日(土) 〜
2017年08月20日(日)
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 31:46
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 1,835m
- 下り
- 1,836m
コースタイム
天候 | 初日(晴れ時々曇り)、2日目(晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
足湯あり下山後はありがたい。 30分ほど離れた東川町の道の駅「道草館」で車中泊しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝見台までは九十九折りの急登。 以降、急登は無いが泥濘の登山道が続く。 第一公園周辺の木道は楽園。 その後ポン沼まではまたも泥濘の登山道が続く。 雨天時、雨天後は川のようになっているだろう。 ゲイター着用は必須。 ポン沼まではひたすら樹林帯が続き視界も開けないから我慢の登山。 ポン沼からは絶景。 霧の際はルーファイ注意。 整備された登山道しか登っていない私からしたら、晴天時でもアドベンチャーでした(お恥ずかしい…)。 |
その他周辺情報 | 東川町の蝦夷ラーメン。 濃い味で具だくさん。 下山後には最高のラーメンでした。 |
写真
感想
「富士山に登って山の高さを知れ、大雪山に登って山の広さを知れ」とは深田久弥のお言葉。
ただ、ひたすらに山の広さを認識した登山でした。
単独としては北海道での初テント泊は、どこに登っていいかも検討が付かず、友人の山行を参考にして、今回検討しました。
天人峡温泉からヒサゴ沼まで向かい幕営。
アタックバックでトムラウシ山まで向かい、テント撤収後に来た道を戻る計画。
とにかく登山道が長かった。
8キロほどは、展望の開かない登山道をひたすら登る。
泥濘に悩まされ、心折れそうになったことも何度も。
ただ、これでもコンディションは相当いい方だとは、道中お話しした方の共通したお言葉。
ただ、我慢した先には、我慢した人しか見ることの出来ない絶景。
ただ、それだけで、「登って良かったなぁ。」と思えました。
北大雪は何回か登りましたが、この界隈は本当に人が少ないです。
野営地もトイレがあればいい方。
水も全て自分で持つか、水場で調達し煮沸か浄水器持参でないと飲めません。
体力だけでなく、幕営の技術も必要な領域。
道中出会った方には当たり前のように、「トムラウシに行くんですか?」と聞かれ、行くつもりだったが断念。
行程を聞くと、凄まじい行程ばかりで、「びっくり人間大集合かよ。」と心で叫んでいました。
生半可な方はただ一人もおらず自分だけ。
ただ一つ、収穫がありました。
化雲岳から周囲を見回すと、大雪山系が一望。
人の話や地図でしか分からなかった山容をこの目で実感できました。
来年以降はいつ転勤で本州に戻るか分からないこの身分。
早々に縦走できるように頑張りたいと思います。
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はじめまして。
日帰り登山中心で登山歴25年の者です。表大雪は、忠別と愛別以外はほぼ登りました。今年は、トムラウシ日帰りしました。ヤマレコでみかける超人的な方では決してありません。
ヤマレコは操作方法がわからないことと、写真の大量アップロードが面倒なのでほとんど投稿しません。
このコースについては、昨年、天人峡から小化雲岳まで日帰り登山し(片道5時間)、コースの概要を把握しております。距離的に長く時間がかかり、上に行けば行くほど風が強くなること、途中の泥濘部など、このコースでテント等を背負いのは大変なことと思います。
実は、今年、管理人さんとほぼ同じ日程にて、テント泊で天人峡からヒサゴ沼方面を検討しておりましたが(片道7時間半)、直前の雨で登山道泥濘化を懸念、愛別岳に予定変更しました。私がもし決断していたら、御一緒できたかもしれないと思いコメントさせていただきました。
愛別岳登山ですが、愛別岳の目の前で、足がつりギブアップ。管理人さんなら行けるでしょう。
来年こそは、沼の原から五色岳方面、忠別岳、三川台からトムラウシ方面、天人峡からヒサゴ沼方面にテント泊したいものだと思っております。
管理人さんは富山出身の方のようなので、お知らせしたいことがあります。東川町ですが、開拓の時代、富山出身者が多かったことご存じでしたか?富山県人会、かつてこの地域では活発だったようです。蝦夷ラーメン、私も食べたことがありますが、あの味を美味しと思われたのは、偶然ではないと思います。
時々ですが訪問させていただきます。今後とも宜しくお願いします。
コメントありがとうございます。
期間限定の北海道勤務なので山に登る気満々でしたが、単身赴任だと想像以上に普段の生活が忙しく満足に登れていません(笑)
不思議なもので北海道の山に登れば登るほど、富山が懐かしく感じます。
どこの地域の山でも、それぞれの良さがあるんだろうな、と思う今日この頃です。
東川町の開拓者で富山県出身者が多いとは知りませんでした。
沼田町とか弟子屈町は知っていましたが…
今回は二回目の北海道勤務で色々資料館を巡っていますが、開拓時代の苦労を考えると今の自分はどれだけ恵まれているか、と痛感します。
今の貴重な時間で北海道生活を満喫したいと思います。
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