朝日岳

2017年08月26日(土) 〜 2017年08月27日(日)

• GPS: 18:03
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,100m
• 下り: 2,100m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:43
• 合計: 9:16

6:28 蓮華温泉
6:34 6:35 蓮華温泉キャンプ場
6:43 6:44 蓮華の森分岐
7:14 7:18 兵馬の平
8:01 8:01 瀬戸川橋
9:08 9:08 ヒョウタン池
9:15 9:31 白高地沢橋
10:53 10:54 花園三角点
10:58 10:59 五輪高原
13:58 14:07 吹上のコル
14:46 14:55 朝日岳
15:35 15:36 水谷のコル
15:44 朝日小屋

2日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:12

6:09 朝日小屋
6:16 6:16 水谷のコル
7:09 7:27 朝日岳
8:04 8:09 吹上のコル
10:30 10:30 五輪高原
11:38 11:53 白高地沢橋
11:59 11:59 ヒョウタン池
12:46 12:47 瀬戸川橋
13:26 13:26 兵馬の平
13:50 13:50 蓮華の森分岐
13:58 13:59 蓮華温泉キャンプ場
14:09 14:13 蓮華温泉
14:21 ゴール地点

前日に大雨。
2017年の夏は、天候が不安定で天気に恵まれない日が依然と継続中。
出発日、午前2時半に起きて、パーティーメンバーを迎えに行く途中も大雨、道路も一部冠水している状況。
午前の早いうちには雨は止み、その後は晴れ間が持続するとGPV気象予報から判断して、計画を実行。
水場の多い山だったのと、初めて登る山だったので、比較は出来ないけれども、水場の水量、登山道のぬかるみ具合は、想定の範囲内かつ特に雨の影響を受けていると思われる場所がなかったのが幸いだった。
5時半にパーキングに到着時は、少量の雨と強風。
雨よりも、強風に悩まされたが、6時まで待機していると、天気は一転。
風は止み、晴れ間が広がり始めた。
同時に、その他の登山客も動き始めた。
後は天気が良くなる以外は考えられない！
そんな中で登りはじめました。

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓮華温泉パーキングから出発。
富山市外から、車で高速を利用して（富山IC〜糸魚川IC）およそ2時間半程度。
糸魚川からしばらく南下して、途中から山道に入る。
道は舗装されているが、幅は狭いところもあり片側が崖で、カーブでの視界も悪いので、対向車には充分注意して蓮華温泉を目指す。
山道に入ってからの距離も長く、20km近くある。
土曜日の5時半頃に目的に到着。
一番上の駐車場には、70台ほどが駐車可能ということ。
その日は、到着時点で20台ほどが停まっていた。
翌日の下山時には、駐車場は満車、300m離れた駐車スペースも満車。
さらに下の下の駐車スペースまで埋まっていた。
バスが通っている場所なのでへたな場所には駐車できない。
白馬への登山客の多く利用する場所なので、マナーを守って、できるだけ早い時間に到着することが望ましい。

蓮華温泉までのアクセスはこちら↓
http://rengeonsen.main.jp/

その他周辺情報

登山口にある白馬蓮華温泉ロッジで日帰り入浴可能。
売店と食堂もあるので、飲み物等の購入や飲食も可能。
※営業時間に注意。
駐車場からすぐ近くなので、いったん荷物を車においても、下山時の疲れた状態でも苦にならないです。

白馬蓮華温泉ロッジ↓
http://rengeonsen.main.jp/

写真

8/26 6:24

最初、これから登る朝日岳が分かりませんでした（笑）
正面、右が朝日岳。

8/26 6:28

白馬蓮華温泉ロッジ。

8/26 6:36

駐車場から600m離れたところにキャンプ場もあります。

8/26 6:38

下りの木道が滑ります。

8/26 6:38

コケもむしていて、滑りやすく、精神消耗します。

8/26 6:49

8/26 7:07

8/26 7:13

トリカブト。

8/26 7:14

アヤメ平。
樹林帯から急に開けた場所に出ます。

8/26 7:36

手のひらサイズのカエル。
ヤマアカガエル？？

8/26 7:38

8/26 7:44

8/26 7:52

水が豊富な山でした。

8/26 8:03

明け方までの大雨の影響は、なかったよう。

8/26 8:18

樹林帯を抜けるまでが試練。
蒸して暑い。。。

8/26 8:37

幹周りが6mほどはありそうな、巨木もあります。

8/26 8:55

アサギマダラソウ。
一瞬のチャンスを逃したアサギマダラ（笑）

8/26 9:12

8/26 9:13

第2の橋が見えました。
川の流れの音は聞こえど、なかなか辿りつけないのが、山の谷間に流れる川なんですね。

8/26 9:13

8/26 9:16

正面が朝日岳。
ここで少しまとまった休憩。
岩のテーブルと椅子があります。

8/26 9:24

川まで降りて、冷たい水で冷やされることもできます。

8/26 9:25

カメムシの幼虫。
名前、調査中。
ミズキにいたので、エサキモンキツノカメムシかな。

8/26 9:43

8/26 9:49

8/26 9:51

コヒョウモン。

8/26 10:02

沢登りになるような箇所もたびたび出てきます。
コケが岩に張り付いている場所もあるので、要注意です。

8/26 10:07

階段が地味に辛い。

8/26 10:24

8/26 10:34

樹林帯を抜けそうな予感。

8/26 10:42

抜けましたーーー
抜けると別世界です。
アルプスの少女ハイジの世界です。

8/26 10:43

8/26 10:45

8/26 10:51

8/26 10:53

8/26 10:53

8/26 10:57

トリカブト。

8/26 10:59

山の世界にいます。

8/26 11:00

8/26 11:00

8/26 11:02

8/26 11:04

8/26 11:05

8/26 11:40

8/26 11:53

ニッコウキスゲも咲いてます。

8/26 12:02

8/26 12:07

8/26 12:07

昨日の大雨とは一転、雨が降る気配を感じない好日です。

8/26 12:12

8/26 12:13

ベニヒカゲ。

8/26 12:19

2,000mまで来ました。
ここからまた下って、登り返します。
あと、表示には、蓮華温泉までの距離が書かれていますが1,2km長く標記されています。
※スマホアプリのジオグラフィカとスントのambitで計測した平均値より。

8/26 12:30

ハクサンフウロ。

8/26 12:31

8/26 12:33

8/26 12:40

8/26 12:51

滑落注意の場所もあります。
深さは低いので大怪我に繋がることはないと思いますが、それでも怪我をしないように注意が必要。

8/26 12:54

クルマユリ。

8/26 12:56

8/26 12:56

木道が7割のルートです。
傾いている木道もあれば、スジカイが外れいていて、片側が浮く木道もあるのでご注意。

8/26 13:07

8/26 13:10

ヒオウギアヤメ。

8/26 13:13

8/26 13:18

8/26 13:32

エンレイソウの実。

8/26 13:45

8/26 13:45

チングルマ。
綿毛みたな今の見た目も好きです。

8/26 13:52

ハクサンコザクラ。

8/26 13:55

8/26 13:56

8/26 14:02

吹き上げのコル。
ここまでが長く感じました。
もっと前に、知らぬ間に通過していたと思っていました。
そして、ここからも長く感じました。

8/26 14:03

8/26 14:13

ちょっと怪しい雲行きに。

8/26 14:36

8/26 14:46

祝、登頂。

8/26 14:49

景色が何もなくなっていました。。。

8/26 14:54

8/26 15:09

山頂から朝日小屋までの下りがまた長く感じました。
足にきていました。
霧が晴れて、小屋が見えた時、まだあんなに遠くに、と思いました。
登頂時に、残り一割は余力を残しておくと良いかもしれません。

8/26 15:33

8/26 15:42

ここまできたら足取りは軽く。
ようやく麦酒にありつけます。

8/26 15:43

朝日小屋。

8/26 15:43

脱力の瞬間です。

8/26 16:20

夕方以降はガスの視界でしたが、時おり光が差す瞬間も素敵な景色でした。

8/26 16:43

朝日小屋自慢の夕食。
富山の名産品を舌鼓できます。

8/27 6:11

翌日、また頂を目指します。
ご来光は、あきらめました（笑）

8/27 6:15

白馬岳が見えます。
写真の一番左です。

8/27 6:19

富山平野も見えます。

8/27 6:28

素敵な場所にある山小屋です。
ご来光を見るには、1時間登り、朝日岳山頂まで行くしかないようですが、それでも素敵なところにある山小屋です。
朝食抜いて、山頂に登っても良かったかなとも思いました。
スタミナさえあれば。

8/27 6:58

8/27 7:00

8/27 7:01

剱岳も見えました。
あちらも良い天気でしょう。

8/27 7:01

8/27 7:02

8/27 7:03

朝日岳山頂直前。
期待が膨らむ晴天です。

8/27 7:06

8/27 7:08

昨日は見えなかった白馬をバックに。

8/27 7:09

8/27 7:09

8/27 7:11

水墨画の世界が好きです。
雨飾り山、焼山、妙高山のようです。
※順不同、ご了承下さい。

8/27 7:19

集合写真を晴天の下で取り直し。
昨年の薬師岳以来のパーティーです。
このお2人がいなかったら、小川温泉からのルートを選んでいたに違いない。
素敵な山行のきっかけを下さり感謝。

8/27 7:27

8/27 7:28

8/27 7:31

8/27 7:36

8/27 7:59

8/27 8:04

8/27 8:11

8/27 8:14

8/27 8:18

お花畑。
なかなか目で見た色合いの景色が写真には残せません。

8/27 8:23

8/27 8:24

8/27 8:32

8/27 8:44

昨日よりもさらに晴天。

8/27 8:47

8/27 9:49

なんとかマツムシソウとコヒョウモン。

8/27 9:50

山の中にいます。
そう感じさせてくれる、朝日岳。
深い山でした。

8/27 9:50

8/27 9:55

8/27 9:58

8/27 10:51

8/27 10:59

8/27 11:10

8/27 11:19

8/27 11:34

8/27 12:06

8/27 12:41

8/27 12:41

8/27 12:50

8/27 13:09

皆、不安に感じていた登り返しの木道が出現。
30分ほどで切り抜けました。

8/27 13:20

雲の上から雲の下へ。

8/27 13:26

ここからラストスパート。
水場が豊富なのに、飲料が不足して喉はカラカラ。

8/27 14:15

下山！
とりあえず、コーラを購入して祝杯。
このコーラが美味しかった。
今まで生きていた中で一番美味しく感じた、と思っても言い過ぎではないコーラでした。

撮影機器：

EOS 7D CANON

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

masyu0819

北アルプス北端、朝日岳登山。
他に登山計画は立てていたものの、久々のメンバーから朝日岳登山の打診があり、朝日岳登山に。
百名山信仰になりがちだったので、百名山以外のタフな山に誘って頂けるのはありがたく思って挑んだ今回の山行。
決定から朝日岳について調べてみると、なかなかタフな山。
比較的歩行時間が短い安心な小川温泉からのルートもあったけれど、蓮華温泉からのルートで登る決意が出来たのは、メンバーのお陰。
一人では、まずこのルートで登ろうと言う決意は固まらなかった。
挑んでみると、登り始めは花や動植物、景色の写真を撮りながら歩けたけど、疲れがたまり始めると、口数も写真を撮る余裕も少なくなり。
でも、そんな今回の山行だったからこそ、下山した後の興奮はなかなか冷めやらず、とても良い経験がつ積めたと思いました。