明神東稜〜主稜

天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時半出発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水場がないため下から5ℓは持っていかないと夏は足りない ひょうたん池まで迷いがち |
写真
感想
登りも下りもキツイ山でした。
初日は水2.5L+行動水2.5L担いで登ったけど、それでも足りず、夕食、次の日のは水をチビチビ飲んでの行動。上高地に着いた時は喉がカラカラで水をがぶ飲み。あと1Lは必要。
軽量化の為、シュラフカバー+インナーシュラフ+ダウン上だけでは寒かった、、
藪漕ぎが思った以上に多い。また踏み跡も分からない箇所もあり。登攀も簡単?だからか残置が少なかったりするので、ルーファイ力を試される。
明神山頂から五峰までは以外と近かった。
かなりの急斜面を「コレ下るところあるの!?」って所も結構踏み跡があるのでおりれるが。
ガレガレなので、下に他パーティがいると落石誘発しそうで気を使う。またガスガスだとルートを見失いそうだ。
私的に核心は五峰からの南西尾根の下り。
思った以上に尾根が細く、急下降。スピード出せないのでイライラした。最後は疲れ果て&膝が痛くなりかなりスローな下山になった。申し訳ない。
最後に一緒に行ったメンバーが女性2人で会話が弾んで楽しかった。
またこのメンバーでどこか行きたいな。と思いました。
大先輩お二人と一緒に明神東稜へ
前穂北尾根に向けて練習。
完全なつるべでいく
マゾい…この山。
2日間の行程の印象としては50%が急登の登り、10%が岩稜帯、40%が急激な下り。みたいなイメージ
主稜
1Pめ はるさんリード。前半は問題なし。後半は左に捲いてブッシュ帯を登った
2Pめ きみこリード。クラック沿いに登り丈夫で右にトラバース。越沢の2スラにちょっと似ていた。でもルートはとても短い
3Pめ きみこリード。ブッシュを右上に踏み跡どおりにトラバース。ブッシュを抜けたら左上にトラバース。落石多し。大丈夫そうなら
ロープは出さない方が落石防止によい
4Pめ はるさんリード。右上し、ガラガラの岩を登って山頂へ。ルートと思える場所は明確にはない
2峰
1Pめ はるさんリード。ハング気味のところをのっこすのが怖い
2Pめ きみこリード。あれここで終わり?と言うところでおしまい。右に行けば2峰の山頂だけど行かずに手前で終了。
全体的に体力勝負だった・・・。
クライミング力がない私でも岩場はほとんど問題ない
しかし、落石、岩のもろさはある。
ルーファイがとても難しい。ガスっていたらベテランか経験者でないと無理だと思った。
道がふっとなくなる、整備されてないガレ、やっぱりアルパインルートだと思った。
アルパインに何度か行き、なんとなくアルパインと一般道の違いが体でわかってきた。
『保証されてない』に尽きる気がした。クライミング系にしても、歩き系にしても。
道の傾斜も急。歩幅なんて考えられてないし。水場もない。
浮石がたくさん、大きな岩も簡単に動く。あと一押ししたらこの岩は簡単に落ちるな、と思う場所ばかり。
自分よりも大きな岩なのに掴んだ瞬間ぐらっと剥がれそうになった時はびっくりした。
あの岩が落ちるのも時間の問題。ロシアンルーレットみたいだ。
はるさんがずっとルーファイしてくれた。
藪漕ぎ、岩稜帯、道なき道を探してくれた。
ルーファイって責任感じるし、ずっと集中してるから疲れるはず。でもはるさんは涼しい顔で進んでいく
はるさんの体力は底なし。本当にすごい。
ラインホルトさんはずっとテントを持ってくれた
クライミングなのに4テント一式をすべて持って登ってくれる。
さすがです・・・
急登、急下りにやられボロボロになっても笑わせてくれるので元気が出る
やっぱり大先輩は格が違う。ぜんっぜん違う
体力とか、切り抜ける力とか、笑い飛ばす感じとか。底力が違う
先輩がいてくれたら安心感が違う
自分もこんな先輩になりたいと痛感しました
反省点
3Pめの終了点、ロープ限界までなるべく進みたいと思い、支点構築できるポイントを通過して登りすぎた。
時間を短縮しようとしすぎてもいけないことがわかった
ロープ終了点では支点構築のピナクルもカムが使えそうなクラックもなく、なんとか取れる1つだけのクラックでセルフを取り
肩がらみで引き上げる結果に・・・
もっと手前から支点構築を考えて進むべきだった。
シュラカバとダウン、ダウンパンツだけでは寒くて眠れなかった
よかった点
なんだかんだヨレつつもギリギリついて行けた。春からの体力づくりで間に合った。ほっ。
はるさん、ラインホルトさんありがとうございました!!!
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