蓼科山〜北横岳〜坪庭 縦走断念して途中下山(子連れ登山)

2011年07月25日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 625m
• 下り: 886m

コースタイム

七合目登山口　8:55
将軍平　10:25〜10:35
山頂　11:20〜12:20
将軍平　13:00〜13:10
天祥寺平分岐点　14:30
竜源橋登山口　15:55

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自家用車2台で現地入りし、
ピラタスロープウェイ駐車場に1台を駐車し
もう1台に全員乗り込み蓼科山7合目登山口へ
蓼科山〜北横岳〜坪庭　縦走後
ピラタスロープウェイ駐車場の1台に大人2名が乗り
蓼科山7合目登山口へ車を取りに行く予定でしたが・・・。
蓼科山登頂後、縦走を断念し竜源橋登山口へ下山したため、
ヒッチハイクし車を取りに行く羽目に・・・

コース状況／危険箇所等

将軍平から山頂への登山道は、特に段差が大きく、身長の低い小学生にとってはきつかったかも・・・、また当日は、早朝雨が降ったらしく岩が滑りやすかった。

写真

7/27 22:53

七合目登山口よりいざ出発!
暑さを予想して水分を多めに準備。
そのため、子供たちのリュックもいつもより重い・・・

7/28 11:10

なんと、登山口でcappuccinoさんと遭遇!何かやってるのかな〜と思ったらやっぱり・・・

7/27 23:08

luckychan親子も最初は余裕の笑顔。

7/27 22:51

木立の中を進みます。

7/27 23:03

笹原の中は涼しい

7/27 22:46

だんだん登りがきつくなり・・・

7/27 22:59

子供たちにいつもトレッキングポールを取られてしまうので今回一本ずつ大陸製?のポールを与えてみました。

7/27 22:53

石ゴロゴロ、歩きにくいよ〜。

7/27 22:45

結構急な登り。先に進んでは休む作戦の長男。
ジグザクに登る作戦の娘。

7/27 22:51

だんだんみんな言葉少なに・・・

7/27 22:55

予定より五分早めに休憩

7/27 22:58

急登が続き、うんざりする娘たち。

7/27 22:48

木で段は作ってありますが子供には段差が大きくきつい。ポールの長さを頻繁に調整。

7/27 22:56

長男黙々と登ります。

7/27 22:44

自称山ガールがんばってます!

7/27 23:04

あと少しで将軍平

7/27 22:43

将軍平到着!後ろは学校登山の埼玉の小五の子供たち。

7/27 22:42

うちの小学生たちもしばし休憩。

7/27 22:50

頂上目指してがんばろう!この時はまだまだ元気な長男。この後悲劇が・・・!!

7/27 23:04

ここから大きな岩ばかりの急登が始まります・・・。

7/27 22:58

小さい娘には岩を登るのは大変でやや遅れ気味。長男はluckychanの娘Mちゃんと調子よく先頭を進みますが!!!

7/27 22:47

「Tが転がった!!」とMちゃんが・・・。なんと長男が岩を登ろうとして滑っていつもよりリュックが重かったこともあり、後ろにひっくり返り頭を打ったようだ!ここからこの写真の下まで落ちたらしい・・・!

7/27 22:52

行ってみるとうずくまって泣いており意識はしっかりしている。頭には大きなたんこぶが・・・。傾斜がきゅうで回転したこととリュックがクッションになったのが幸いしたのかな・・・。

7/27 22:54

一時はおんぶして下山するのか・・・と覚悟しましたが、何とか復活。しばらく休ませ、みんなより数分遅れで二人で頂上を目指します。

7/27 23:00

慎重に登ってる?!

7/27 23:03

山頂の小屋が見えてきました。

7/27 22:46

まだ、元気は出ない様子・・・。

7/27 23:01

先に着いていたみんなと合流。この時点で予定より1時間以上遅れています。

7/27 22:44

蓼科山山頂。帰り際、全員で記念撮影。到着してすぐは、小学生の団体さんがお弁当中で近寄れなかった・・・。

7/27 22:54

では下山、これも中々苦労します。

7/27 23:00

やはり小さい娘には急な傾斜大きな岩は手強いです。

7/27 22:47

だんだんみんなとの差が開いていきますががんばります。

7/27 22:42

7/27 22:49

もうすぐ将軍平に戻ります。

7/27 22:45

先に将軍平に着いてのんびりお土産を見る子どもたち。

7/27 22:48

トイレ一回200円。子どもたちは最初不思議そうでした。でも、「入れてないおばさんがいた。ずるい!」と指摘していました。

7/27 23:03

ここで北横岳へ縦走する時間があるか・・・?下山した方がよいか・・・?迷いましたが折角来たんだからという素人判断が失敗へとつながったのでした。

7/27 22:41

標準タイム分岐点まで一時間。ここから長い長い下りが始まりました。

7/27 22:59

下りが苦手な娘は「ママ〜待って待って!」と甘えてしまうのでパパがペースを合わせます。

7/27 22:44

どこまで行っても分岐が見えず少々不安に。

7/27 22:51

明るく開けた河原のような所にでました。右は下り左は登りに見え分岐かと思いきや標識はなし。よく見ると上(左手)には、進入禁止のように張ってあったロープが地面に落ちていました。

7/27 23:02

先発隊はしばし休憩。

7/27 23:03

右方向へ下ります。

7/27 23:01

延々と続くゴロゴロ石の下りにうんざりする娘。

7/27 23:00

7/27 22:48

樹林帯、笹原に入り、水たまりがあり注意して進まないと足ドロドロ。

7/27 22:58

そして、やっと分岐の看板が!将軍平から一時間で到着予定天祥寺原まで休憩を入れて一時間半かかってしまいました。

7/27 22:56

次はどっちへ行くのかな?

7/27 22:46

7/27 23:01

ここからどう考えても北横岳縦走は難しく、ピラタスロープウェイの最終の時間まで間に合わない。

7/27 22:49

右へ下り竜源橋バス亭へ下山することに。

7/27 22:58

1時間20分の下り、子どもが飽きないようしりとりやクイズをしながら下りました。

7/27 23:04

車の音がし、明るくなって・・・。子どもは「もう、歩きたくない〜!」

7/27 23:02

やっと竜源橋。

7/27 22:49

ところが車2台はそれぞれロープウェイと7合目登山口に。どちらも5キロ以上あります・・・。バスは一日5本・・・タクシーは通らない・・・。

撮影機器：

IXY DIGITAL 600 CANON

EXILIM ZOOM EX-Z40 カシオ

感想

delta-hf

夏休み最初の親子登山。
前からあたためていた、
蓼科山〜北横岳縦走ピラタスロープウェイにて下山を
実行に移すことになりました。

地図で見たりヤマレコの記録を参考にしたりして、
子どもでも行けるであろうと計画したつもりでした・・・。
が、予想以上に時間が遅れ縦走は断念し蓼科山登山のみで下山する
ことになりました。
結論から言いますと今回は反省と勉強の登山となりました。

・やはり子ども行くとなると何かと準備、トイレ、また今回は虫除け対策等々
出発までに時間がかかりスタートまでに1時間遅れ。

・登りはほぼ標準タイムで上がったものの下りに1.5倍もかかってしまった。
地図だけではどんな傾斜で岩場か滑りやすいかなど解らない。もっと調査が
必要だった。ハイキング程度の山、と聞いていて甘く見ていた。

・少し慣れ、調子よく登っていく子どもに安心し、油断したところで長男が
滑落!

・頂上で元の7合目登山口へ下山するという判断をするのが遅れ、車のない竜源橋に下山することになってしまった。

・計画段階で女神茶屋Pに駐車しそこからスタートすれば車の移動が少なく済み、帰りの融通もきいたかも・・・。

まだまだ思い出せば反省はきりがありません。
地図上だけで判断せず、特に子どもと一緒の時は
色々な事を予測して計画しなければ・・・と思い知らされました。
ここは色々なルートがあり縦走をあきらめても下山できる場所だったことは
幸いでした。

また長男の滑落もたんこぶ程度で済み一安心でしたが一つ間違えば大けが
をしていたかと思うとゾッとします。本人も大人も特に滑りやすい所では
油断せず、注意して登らなければと思い知らされました。

埼玉の小学生の団体また、驚いたことに3才の女の子が両親に
手を引かれながら根気に岩場を登っている姿を見て、自分たちと同じ小学生が、
あんな小さい子ががんばってる!と励まされ負けてはいられないという気持ちで
全員頂上目指してがんばれたことは良かったと思います。


滑落のショックで「登山はもう引退する・・・。」と
言い出した長男でしたが、無事頂上にたどり着き、
翌日には北横岳に元気にトップで登頂しました。
たぶん引退はないでしょう・・・。

最後に竜源橋でくたくたの子どもたちと5キロ以上歩くのを覚悟仕掛けましたが・・・。
ダメもとで我々と同県民岐阜県ナンバーの乗用車に声を掛けると二つ返事で
運転手一人をピラタスロープウェイの駐車場まで
乗せていってくださいました!
本当にその三人の奥様方に感謝感謝です!!
子どもたちを見て同情してくださったのかと思いますが
人の親切がこんなにありがたく思えた事はなかったかも・・・。

とにかくハプニングは有りましたが無事下山できたことは何よりで
これから登山を続けていく上で大変勉強になる山行きでした。

コメント

oota

大人でも
山頂手前の大岩の急坂は手ごわかったです。

はじめまして、7/24に登ったばかりなので楽しく拝見しました(^^♪。あの大岩のところが結構きつくて、きつくて。。。うちでは、カミさんがあの下り坂にやられて、ぼろぼろで車にもどりました。
長男くんも大事にいたらずよかったですね。
北横の続編?を楽しみにしております。

ではではoota(^^ゞ

黒雷鳥

お疲れ様です
山行記録、待っていました！
色々反省点はあったかもしれませんが
山を始めて、まだ１年も経ってないので
これも勉強ですよ〜

周りに登山仲間もいなかった私は
ユニクロザック、１００円雨合羽で
スタートしたの登山元年でした。
本当に試行錯誤だったことを思い出しました。

長男さんも、遭難しなくて何よりでしたね。

しかし、登山道のこのゴロゴロ岩は
大変そうです！！！

delta-hf

RE:大人でも
ootaさん

初めまして！メッセージありがとうございます。

やっぱりあの登りは、大変ですよね〜。
学校登山の小学生も半泣きで登ってました。

これに懲りずまたいろんな山に挑戦してみたいと思います。
北横岳近日中にUP予定です。よかったら見て下さいね

delta-hf

RE:お疲れ様です
keroyonさん

出発前からいろいろ相談にのってもらって
ありがとうございました。
やはり女神茶屋スタートが正解だったかも・・・。

ハイキングコースとは言え山を甘く見ちゃいかんですね。
いろいろ経験して山に少しずつ慣れて行かなくては・・・。
これからもいろいろアドバイスお願いします！

papi

あ。。。
T君、無事でなにより！！
山って色々と危険もありますね・・・。

でも、子供ちゃんも頑張ってますね！
わたし、負けてはいられん！！（笑）

皆さん、お疲れ様でした

cappuccino

お疲れ様でした
先日はまさか蓼科でお会いすると思ってなかったのでビックリしました！

山荘でお別れした後、大変だったとは・・・・

でも、失敗談や大変だったコトを詳細にお伝えしてくれると、同じ環境や状況で登山なされる方にはとっても参考になりますね

あとは息子さんが引退を撤回してくれて良かったです

お疲れ様でした

delta-hf

RE: お疲れ様でした
cappuccinoさん

「びっくり日本珍記録　日帰り5座ピストン・・・」
お疲れ様です。
まさかそんな記録に挑戦中とは・・・
それにしても、偶然とはいえ何かの縁かも
いつか、一緒に山登りしたいですね。

長男のことは、本当にびっくりしました。
山は楽しいけれど、やはり畏怖の念をいつも持って
登りたいものです。