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Yamareco

記録ID: 1252705
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沢登り
甲信越

巻機山(魚野川水系登川米子沢)【途中撤退】

2017年09月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
10:45
距離
8.1km
登り
780m
下り
777m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:25
休憩
0:10
合計
10:35
5:46
149
スタート地点
8:15
8:15
23
F1
8:38
8:38
67
ナメ沢出合
9:45
9:45
35
栂ノ沢出合
10:20
10:20
29
ツバメ岩
10:49
10:59
24
日影沢出合
11:23
11:23
53
撤退地点
12:16
12:16
50
ツバメ岩
13:06
13:06
96
栂ノ沢出合
14:42
14:42
81
ナメ沢出合
16:03
16:03
18
堰堤
16:21
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜坂駐車場へ駐車(下山後500円払う)
コース状況/
危険箇所等
駐車場から見える堰堤に水があったため、少し水量多め。
その他周辺情報 温泉:石打ユングパルナ
食事:かま炊きめしや こめ太郎
なんとか米子沢へ入渓。
しばらくはゴーロ帯。
なんとか米子沢へ入渓。
しばらくはゴーロ帯。
F1へ辿り着く。
水量は少し多い!?
水量は少し多い!?
ナメ沢出合。
ここからは間の巻き道を進む。
ナメ沢出合。
ここからは間の巻き道を進む。
明瞭な巻き道を辿る。
気持ち悪い箇所は樹木を持って慎重に進む。
明瞭な巻き道を辿る。
気持ち悪い箇所は樹木を持って慎重に進む。
大滝直上。
更に上に伸びる踏み跡を辿ると懸垂下降しないといけないらしい。
事前に情報を知っていたため、迷わず大滝直上に出れた。
大滝直上。
更に上に伸びる踏み跡を辿ると懸垂下降しないといけないらしい。
事前に情報を知っていたため、迷わず大滝直上に出れた。
元気いっぱい。
右側岩裏をロープ使用で登り、滝上の残置ハーケンを使い確保する。
巻き道もあり。
右側岩裏をロープ使用で登り、滝上の残置ハーケンを使い確保する。
巻き道もあり。
滝落ち口は慎重に行動する。
滝落ち口は慎重に行動する。
ナメを軽快に登る。
ナメを軽快に登る。
どんどん登る。
スリップ注意。
左側を登る。
水流の中にホールド、スタンスがある。
水流の中にホールド、スタンスがある。
ロープ使用は躊躇しない。
ロープ使用は躊躇しない。
スノーブリッジの残骸。
スノーブリッジの残骸。
ゴルジュの入口、日影沢出合。
相談した結果、上を目指すこととしたが…

右から登り、滝上を水流トラバースする。
右から登り次の滝の上に出るルートもあるらしい。
ゴルジュの入口、日影沢出合。
相談した結果、上を目指すこととしたが…

右から登り、滝上を水流トラバースする。
右から登り次の滝の上に出るルートもあるらしい。
大滝の巻き道を終え、緊張を解く。
大滝の巻き道を終え、緊張を解く。
絶好の天気。
山頂まで行きたかったなぁ・・・
また来よう。
絶好の天気。
山頂まで行きたかったなぁ・・・
また来よう。

装備

個人装備
Tシャツ
長袖シャツ
タイツ
半ズボンなら必要
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
ザック
20L程度
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
1L〜1.5L
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
セルフビレイランヤード
渓流シューズ
共同装備
GPS
フローティングロープ
80×10m
ロープ
80×20m/80×30m
ファーストエイドキット
カメラ
無線機

感想

今回の登山は米子沢からの巻機山登頂が目的。
百名山へ登頂できる初級の沢を探していたところ、この名渓を発見し決定する。
前夜発で現地に5時頃到着、15時半頃下山、そのまま日帰りの強行スケジュール。
大阪から3名、東京から2名の計5名。
沢の初心者ばかりなので、どうなるか不安要素を多々残しつつのスタートとなった。

予定時刻少し過ぎて6時前に料金所通過後すぐ左手の駐車場へ駐車し登山開始。
『駐車場から少し戻り橋を渡り進む』と事前情報を得ていたため、その様に進むが、これが間違いであった。
この情報は、我々の停めた駐車場よりさらに先に進み、別の橋を渡った先の駐車場に停めたときのものだったらしい。
本来は我々の停めた駐車場のすぐ横に舗装されたルートがあり、簡単に入渓点まで行けたのだが、1時間半程彷徨い、藪を漕ぎ、斜面を滑り降りて、米子沢の最終堰堤の少し先へ飛び出した。(GPSルートのとおり)

大幅に遅れた上、5名という人数、さらに日帰りという条件、巻機山山頂はこの時点で断念する。
とりあえず11時まで登り、その時点で途中撤退するかどうか判断することに決める。

しばらくゴーロ帯を進むと、最初の滝F1が現れた。
ここからは、次々と滝が現れて飽きることがない。
程なくしてナメ沢出合へ到着。
ここからは大滝の直上まで巻き上がる。

その後、10m滝で初めてロープを出す。
滝の上部に支点を作れそうな場所が無く、どうするか暫し迷うが、足元に残置ハーケンを発見。しっかりしていそうなのでこれを利用する。
ちょっとしたクライミングだが、巻き道もあるため登れなくても問題は無い。

しばらく進み少しゴルジュとなっている5m滝は左側から水流を感じながら突破した。

ツバメ岩手前の17mナメ滝は中央突破する。

そして問題の11時前にゴルジュ手前の日影沢出合へ到着する。
メンバーから、「もう登るしかない」「下りるのは怖い」という意見もあり、ゴルジュ帯へ突入することに決定した。

最初の滝は右から登り、滝上を際どくトラバースし、2番目の滝はシャワークライミングする。
そして3番目の滝を右側から登るが、メンバーの力量的にロープを出す必要がある上、先の様子を確認しに行くとまだまだ確保が必要な箇所が沢山ありそうであり、時間が大幅にかかると容易に推測できたため、ここで遡行終了を決定した。

下山時は積極的にロープを使用し、少しゴルジュとなっている5m滝では滝上からボディビレイで1人ずつ下降、ツバメ岩付近の17mナメ滝は懸垂下降する。

大滝の巻ルートは少し緊張も要したが、そこを過ぎると緊張も和らぎ、ナメ滝を滑り台にして遊んだりしてゆっくりと下山した。
遊んでいるときにうっかり防水カメラを滝下に落としてしまい諦めていたが、J隊員が潜水し見事発見してくれた。

そして、最高の天気でキラキラと輝く沢を見ながら無事に駐車場へ到着した。

こうして巻機山への挑戦は失敗に終わった。
私の勘違いによる道迷いは、本当に恥ずかしい限りで、メンバーを登頂に導くことができなかったことは無念でならないが、全員大きな怪我等もなく、無事に下山でき最低限の役目は果たすことができた。
また、多人数でのクライミングの難しさ、支点作成の困難さ、状況に応じたビレイ選定の重要性などを知ることができ、今後の課題もより明確になった。
自己研鑽並びにメンバーのレベルアップを図り、近い将来、再びチャレンジしたいと強く思う。

【反省事項(→対応策)】
●道迷い(→こまめな現在位置の把握)
●途中撤退(→適切な計画の選定or隊員の技術向上)
●カメラを落とす(→アクセサリーコードで結着)

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