稲村ヶ岳から山上ヶ岳(稲村ヶ岳山荘で謎の怪音)


- GPS
- 09:18
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 4:40
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 洞川温泉、天川温泉どちらもグッド |
写真
感想
職場の後輩2名と稲村ヶ岳と山上ヶ岳に行きました。後輩2人のうち1名は初登山
です。稲村ヶ岳山荘は先代の御主人の頃からお世話になり、今回で6回目の宿泊です。昨年の春はchurabanaさんとテント泊でお世話になりました。洞川にある稲村ヶ岳山荘の連絡所でもある民宿翠嶺館の駐車場(1泊500円)をお借りして、初日のスタートです。初日は、法力峠から稲村ヶ岳山荘を目指し、山荘前で昼食後、稲村ヶ岳、大日山をピストンし、稲村ヶ岳山荘でまったりと過ごす予定です。出発時の天気は陽の差す良い感じでした。晴れたり曇ったりで山荘に到着し、山荘前で昼食タイムにしました。山荘前は既に稲村ヶ岳から戻ってきた方々がランチタイム中でした。大日のトラバース付近の岩肌に何か白い小さい花があるなと思っていたのですが、山頂から戻って来られた方にあれが「シラヒゲソウ」とお聞きし、帰りに写真に撮ることができました。山頂に着いた時は東からガスが巻き、東方向の景色が見えませんでしたが、しばらくするとガスも切れてなんとか周りにの山が見えるようになりました。その後に大日山もお参りして山荘に戻るともう誰もいなくなり、夕食までの時間、山荘前のベンチで第一部のまどろみタイムです。暑くなく、寒くなく、山上辻にしては珍しく風もなく、しかし曇り空のなかあっという間に時が過ぎていきます。山荘に戻り、少し昼寝をすれば午後5時の夕食タイムです。いつもながら自家製野菜を使った美味しいみそ仕立ての鍋を頂きます。夕食後はまどろみタイム第2段、仲間3人での歓談、話はいつの間にか、私が山で体験した不思議話。真っ暗な避難小屋で深夜にシャカシャカとレジ袋を漁るような音を聞いた話、テント泊した際にUFOらしきを見た話、誰もいない山頂で線香の香がした話などを披露しました。その最中、初登山の後輩N君は驚いたような顔で窓の外を見ています。山荘のご主人がヘッデン点けて外回りの見回り中のようでした。すると今度は天井裏を小動物が走りまわります。そんなこんな話をしていると酒の力もあって睡魔に襲われ布団に入ります。3段式に蚕棚の下段に私一人が布団を敷き、中段に若者2名が布団を敷きました。午後8時過ぎ、3人は眠りに付きました。すると、コンビニのレジ袋を漁る音で目が覚めます。まさか、以前にも経験した真っ暗な中にシャカシャカと鳴りやまない音。音の聞こえる方を見ても何も見えません。しばらく様子を窺いましたが鳴りやまないので、思い切って音の方向にヘッデンを照射します。しかし、誰もおらず音も鳴りやみません。中段で寝ていたW君も音に気付いて目を覚ましていたらしく、私が照射したW君のザック付近のお菓子の空き袋を入れたポリ袋を子ネズミがからみついているのを発見、追い払いに行きました。私も布団の中から走り去るネズミの姿を確認し、心霊現象ではなかったことに安心したのですが、今度はネズミに鼻でもかじられないかという別の不安でしばらく眠れませんでした。寝る前の怪談話で一番怖がっていた初登山のN君は、この音に気付くことなく爆睡中で、ネズミを追い払う場面でお目ざめになりましたが、またすぐに何もなかったかのようにお休みになられましたZZZ。でも、私が30数年前、避難小屋で体験したこともネズミの仕業だったとわかり、山での奇怪体験がひとつ解明されてしまい、残念なような気もしました・・・
2日目は午前5時に起床。強風ですが雨は落ちていません。午前6時に朝食を頂き、午前7時の出発時には陽も差しました。レンゲ辻までは晴れ間もありましたが、山上ヶ岳への登りに差し掛かったころから雲行きが怪しくなり、お花畑にに着くころには霧雨になりました。本堂にお参りし、下山開始の頃にも霧雨のままで、レインウエアーを上衣だけ着て下山開始。ある程度下ると雨は上がり、ガスも晴れました。下山後は天の川温泉に浸かり、かどや食堂さんで食事して帰りました。
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