土気往還

2017年09月10日(日) [日帰り]

• GPS: 09:23
• 距離: 29.6km
• 登り: 94m
• 下り: 86m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:19
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:23

6:59 スタート地点
7:30 0:00 広小路交差点
9:50 9:56 コンビニ
10:19 0:00 鎌取駅
11:12 11:16 コンビニ
11:40 0:00 誉田駅
12:26 13:08 昼食
13:25 13:28 コンビニ
14:29 14:38 土気駅
16:22 大網駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

千葉駅/新千葉駅
大網駅

コース状況／危険箇所等

土気から大網に降りる県道は、歩道がなく交通量は多い

その他周辺情報

迅速測図/FieldAccess2/iPhone7
房総の歴史街道絵本/さいとうはるき
房総の街道繁盛記/山本鉱太郎

写真

9/10 6:52

(千葉市登戸)
新千葉駅。最寄駅

9/10 6:59

さいとう氏の記述どおり登渡神社の下近辺からスタート。
かつては海であった海岸側を。

9/10 6:59

国道14号千葉街道を進む
直進は国道357号でひらりに曲がるのがルート

9/10 7:03

登戸小学校入口交差点
写真正面に撮っている道は、迅速測図上もある海岸沿いの道。
ルートとしては直進で左側を進む

9/10 7:09

千葉都市モノレール

9/10 7:17

(千葉市新町)
京成千原線&外房線

9/10 7:23

(千葉市富士見)
千葉都市モノレール

9/10 7:23

(千葉市中央)
葭川(よしかわ)@富士見橋

9/10 7:30

広小路交差点、右折。房総往還に合流。
(西房総街道 蘇我-船橋https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-945846.html 2016年08月21日)

9/10 7:34

旧川崎銀行千葉支店

9/10 7:34

旧川崎銀行千葉支店解説板

9/10 7:40

大和橋
を渡って左折

9/10 7:41

@大和橋

9/10 7:43

(千葉市亥鼻)
お茶の水
湧水井戸の跡

9/10 7:44

旭橋交差点。右折

9/10 7:45

病院坂?

9/10 7:48

左手は千葉大医学部

9/10 7:52

迅速測図上はこの辺りで左手千葉大敷地内に入っている

9/10 7:56

七天王塚

9/10 7:56

七天王塚解説板

9/10 7:56

その辺りで千葉大敷地内から古道ラインが合流
この先で下りに

9/10 7:58

七天王塚

9/10 8:00

(千葉市葛城)
中央博物館バス停
右の団地街に古道のラインは消失している

9/10 8:02

(千葉市青葉町)
矢作トンネル東交差点

9/10 8:04

その角に、青葉の森公園の入口、と思われるが閉まっている。

しかたなく直進して入口を探す

9/10 8:09

右に入れる

9/10 8:10

生態園方向へ
右手に県立中央博物館

9/10 8:11

右手に舟田池が見える。

9/10 8:12

舟田池わきに道らしき。

9/10 8:13

そちらに回ろうと、左手に回って下る。

9/10 8:14

舟田池方向を見ると門が閉まっている。

9/10 8:16

ちょっと戻って案内図を見つける。
舟田池のある生態園は開園時間9:00.ちょっと時刻が早すぎる。
また、古道が残っていると思われる舟田池わきは立入禁止の様。(立ち入れないことはさいとう氏の著書にも書かれている)

矢作トンネル東交差点側の門も開かなそう。

9/10 8:18

再度下りて、古街道と思われるラインを進む。左折

9/10 8:19

おっと、倒木が

9/10 8:21

舗装道に寸断されているが、ラインは続いている

9/10 8:21

旧東金街道、の標識が

9/10 8:22

公園全体図にも旧東金街道として記述が

9/10 8:22

舗装道の先にも

9/10 8:22

旧東金街道

9/10 8:24

ここで消失

9/10 8:25

こちらの入口には、古街道解説板が。
ここでは土気往還としている。

9/10 8:25

千葉寺村/矢作村/宮崎村/星久喜村/仁戸名村/川戸村/?

9/10 8:29

消失しているので適度に気分真っすぐで進む。

9/10 8:34

野球場

9/10 8:35

球場内を見ることができた

9/10 8:40

球場出口

9/10 8:41

パチンコ店右に旧道ラインが残っている。

9/10 8:43

(千葉市星久喜町)
がすぐに京葉道路に寸断。
右へ迂回

9/10 8:43

(千葉市松ケ丘町)
左折して京葉道路を越える

9/10 8:44

京葉道路

9/10 8:44

反対側に旧道ラインは残っている

9/10 8:47

(千葉市星久喜町)
県道20号現大網街道
左手は拡幅の予定あり？(どうやら右側にもある)

9/10 8:50

迅速測図ではこの辺りで直進東金街道と右へ土気往還が分岐しているが、土気往還の直接のラインは消失している。

9/10 8:54

(千葉市松ケ丘町)
松ケ丘バス停側にある、かつては追分にあったと思われる地蔵道標。さいとう氏の著書によれば、「これより右 土気道」「左 東金」と刻まれているそうである。

9/10 8:55

地蔵より少し直進して右折。

9/10 8:59

左手に古道ラインが残っている。左折

9/10 9:10

(千葉市仁戸名町)
アップダウンあり

9/10 9:12

左手に鎌池公園

9/10 9:12

千葉東病院敷地にぶつかる。
自動車/自転車の通り抜け不可だが、歩行者には制限がないようなので進む。

9/10 9:15

坂を登りきったところでライン消失。左へ迂回。

9/10 9:17

病院正門？へ

9/10 9:18

右にバス停への近道があったので右折。

9/10 9:18

現大網街道に合流。右折

9/10 9:22

病院内にあったルートはこのあたりで右手から出てくる。
(そして現道どうりに進む)

9/10 9:33

特記事項なし

9/10 9:37

県立千葉南高校入口交差点

9/10 10:09

(千葉市鎌取町)
鎌取十字路過ぎ。右から合流して来るのが(迅速測図での)山本氏の書における浜野からの房総東往還。(山本氏は鎌取十字路そのものを合流点としている)

9/10 10:12

千葉市の保存樹木 ケヤキ

↓高い木17位/25mか？
千葉市の保存樹木「高い（たかい）木・30傑」https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/ryokusei/30ketsu.html

9/10 10:13

保存樹木ケヤキ1本

9/10 10:15

右、鎌取駅方向に入る

9/10 10:16

鎌取駅前ロータリーに消失

9/10 10:19

鎌取駅

9/10 10:19

ロータリー逆側にライン復活

9/10 10:24

緩やかな下り

9/10 10:28

右の上りを、古道筋の可能性があるかと考えたがおそらく違う。

9/10 10:29

外房線をくぐる。

9/10 10:29

(千葉市おゆみ野)
さいとう氏は単にこの坂を上る、としているが、迅速測図のラインは消失している。
迅速測図に忠実にルートを取れば、ここは谷状(狭い平地)になっていて、それを最短で渡る為左外房線方向に向かい、その先で右に曲がって上ってゆく。

9/10 10:35

(千葉市誉田町)誉田一丁目西バス停
坂道を上る。右に上って行ったラインが合流して来る地点近辺で細い上りを発見。

9/10 10:36

上った地点が位置的には合流点近く

9/10 10:36

右へ

9/10 10:37

右折。

9/10 10:39

(千葉市おゆみ野)
左手の谷は、対岸が宅地化で嵩上げされて狭くなっている。
迅速測図のラインは直進方向で谷に下りて行く。

9/10 10:42

撤退/折り返し。
坂を上って、左折。

9/10 10:43

(千葉市誉田町)
ここが嵩上げされたものでなければ、現大網街道坂道が切り下げられたもので、かつては同一水平レベルで合流していた、ということ。

9/10 10:56

上宿バス停
さいとう氏の書には江戸時代旧野田村は宿場であったとあるのでその名残りの地名か。

9/10 10:59

野田十字路

9/10 11:05

中宿バス停

9/10 11:17

地蔵

9/10 11:19

直進方向が旧道

9/10 11:23

9/10 11:26

左へ分岐する道は迅速測図にもある道。至中野駅(現千葉市中野町<-泉町<-白井村<-中野村)道と記述されている。

9/10 11:27

その左をチラ見

9/10 11:34

9/10 11:39

直進だが、左折して誉田駅にたちよる

9/10 11:40

誉田駅
明治29年開業。当時は野田駅。野田村他が合併し誉田村となったのは明治22年なので、開業当時の"村名"からのネーミングではない。

9/10 11:46

戻り。左折して街道筋復帰

9/10 11:49

古道は直進していたと思われるが突き当たって消失。
左折して迂回

9/10 11:49

県道に合流。右折

9/10 11:51

消失した古道ラインは県道と外房線に消えている

9/10 11:51

歩道橋で外房線を越える

9/10 11:53

外房線

9/10 12:13

恕閑塚(恕閑塚)

石碑が大きすぎて、塚そのものが見えない、という配置に。

9/10 12:12

千葉市文化財恕閑塚

9/10 12:16

(千葉市越智町)
村境バス停

どことどこの村境？
おそらく一方は旧野田村

9/10 12:25

(千葉市平川町)
越知新田バス停

迅速測図上旧野田村の次にある地名も越知新田

9/10 13:14

外房線を越える越知陸橋(自動車道)

9/10 13:15

古道ラインは、越知陸橋への現道の右にある細道と思われる。
左の道は越知陸橋工事時に旧道を付け直したものと思われる。
(が、左の道を歩いた)

9/10 13:17

陸橋ができる前の旧道が踏切で外房線と交差していたライン。今は歩道橋で越えている。
古道ラインは陸橋下から直進して、歩道橋の向こう側へ進んでいたと推定。

9/10 13:20

古道の直進ラインは雑草の生えている領域の左端位か

9/10 13:44

(千葉市大木戸町or大高町)
保存樹木

9/10 13:43

ケヤキx2,イトヒバ,タブノキ

9/10 13:45

(千葉市大高町or大木戸町)
大木戸新田バス停

9/10 13:52

(千葉市高津戸町or大木戸町)
迅速測図では右側をとおっているように見える

9/10 13:56

大椎田団地入口交差点
右曲がりで下っているように

9/10 14:00

あすみが丘入口交差点。左に曲がって行くほうが県道20号。直進は新しい道。
左へ

9/10 14:08

(千葉市あすみが丘)
迅速測図上この辺りに右にあすみが丘の宅地開発された方向への分岐があるが消失。

9/10 14:11

(千葉市土気町)

9/10 14:12

菰ヶ谷(こんがさく)バス停

土気往還 千葉と大網を結んだ街道http://www.geocities.jp/toke_shoyo/oukan.html
明治以降に菰ヶ谷という宿場ができた、とのこと

迅速測図では高津戸村字菰ヶ谷という地名が見える

9/10 14:14

右は土気陸橋。左の旧道へ。

9/10 14:14

外房線で古道は消失。
迅速測図ではこの辺りでほぼ直角曲がっているので左へ入る。

9/10 14:16

外房線に突き当たる。古道はそのまま外房線の位置を越えていたと思われるが、結構高低差があるが。
右へ

9/10 14:17

土気陸橋を潜って左へ

9/10 14:19

左土気地下歩道

9/10 14:20

地下歩道へ入る

9/10 14:22

地下歩道出て左へ

9/10 14:22

こちらが、外房線に消失した古道の先のラインかと。
入って行く

9/10 14:24

この辺りで外房線方へ上って行く古道ラインが消失か。撤退

9/10 14:26

陸橋車道と合流。
この辺りから土気駅前まで位の区間は迅速測図上は外房線と重なっている位に見える

9/10 14:29

土気駅

9/10 14:31

関東ふれあいの道 桜をめでるみち(土気駅〜東金駅)コース案内図

9/10 14:31

関東ふれあいの道 昭和の森をたずねるみち(土気駅〜新治郵便局)コース案内図

9/10 14:45

左へ下りに

9/10 14:49

右に下りに

9/10 14:52

下りきった地点

9/10 14:52

(左を向く)迅速測図では川が書かれている

9/10 14:52

関東ふれあいの道の道標もあるが、左へ。

9/10 14:53

右の上りへ。
その先で道なりに右に曲がる

9/10 14:56

上り坂続き
この辺りから新宿地区？

9/10 15:01

突き当たり。左が北宿地区。
右へ。

9/10 15:02

突き当たりに関東ふれあいの道の道標があるが、進めない方向を指して土気駅を示している謎。

9/10 15:03

右へ下って行く

9/10 15:07

左折

9/10 15:10

この辺り迅速測図とラインが微妙に異なるが痕跡見つけられず。

9/10 15:11

左のカードレールで進入できなくなっている旧道ラインが古道ラインに近いが、

9/10 15:12

さらに左の小道に入って行く。

9/10 15:14

右折する。

9/10 15:14

県道に下りて行って左折だが、県道は古来の地形より切り下げられいる感じがする。

9/10 15:15

県道が切り下げられたことが想像できるの図

9/10 15:18

(千葉市小食土町)
右のフェンス内に道跡がある。
この道があすみが丘入口で分離した道が合流してきたラインと思われる。

9/10 15:18

県道が切り下げられた気配と合わせると、合流点でできた高低差を補正するために作られた傾斜道かもしれないし、土気往還としても、フェンス内の県道より高い位置を通っていた古道跡かもしれない

9/10 15:19

(千葉市土気町)
少し戻って推定合流点。
手を上に伸ばして撮影。

9/10 15:21

(千葉市小食土町)
歩道の無い割と急な坂を下りて行くことになる。
古道は地形に合わせて進んでいただろうが、車道化された時点である程度地形を無視しただろうから、基本的に厳密な古道が残っていることは期待できない。

9/10 15:25

(大網白里町池田or千葉市小食土町)
迅速測図では現県道より右手を進んでいて、そちらに降りる道があったので降りる。
写真写っている範囲で下りきった位置位で迅速測図と位置が合う。
その地点で振り返ると道跡にも宅地跡にも見える平場が。
すぐに藪の中になりそうだったので確認しなかったが、
行けるところまで行っておけ、少なくとも写真は撮っておけ、と後悔している。
つまりは迅速測図を信じればこの地点以前に現県道から右手に降りる古道があったのだろうという話。

9/10 15:28

古道とはちょっと違う感のあるカーブ

9/10 15:29

左へ国道に上って行く。
県道の壁面?に何か埋め戻したような四角が。
推定だが、元来その四角の位置で現県道の反対側に出る道があったと思われる。
千葉市と大網白里町の境界がここでは道と合致しているが、"四角"あたりで県道を跨いでいる(GoogleMap)。
さいとう氏は旧土気往還は県道の下り区間的に県道の大網白里町側にあって消失(地理院地図では境界はそちら側)と推定しているが、ここまでは千葉市側、ここから大網白里町側へ移動でないかと推定する。

9/10 15:30

県道に合流

9/10 15:35

左から合流してくるのが旧土気往還のラインと思われる。

9/10 15:37

なのでそちらへ入って行く・

9/10 15:38

正面細道が旧道ライン。
左は迅速測図にもある道筋で、現県道を作った時にトンネル化したものを埋め戻したものと思われる。

9/10 15:39

立ち入り禁止風なのでここで撤退。

9/10 15:42

埋め戻した旧トンネルの代わりに車道化して作り直した車道道と思われる。

9/10 15:45

現道は右に曲がっているが迅速測図ではもう少し直進して入っている。(市町境を作った信じれば、そもそも現道より左、宅地の中位を通っていた事になるが)

9/10 15:46

それが戻ってくるのが左のラインかと

9/10 15:47

そこを振り返って見る。

9/10 15:48

下りに。左の余地は旧道ライン跡かも

9/10 15:49

大網白里”市”に入る。
県道は切通しで下っているが古道は右へ分岐。

9/10 15:50

この入口部分は、こらいのラインか、切通し県道を作った時に高低差吸収の為に付け直したのかはよくわからない。

9/10 15:50

工事中につき通り抜け不可、であり進入不可ではなし。

9/10 15:52

切通しの旧街道

9/10 15:52

出口？
左側はGoogleEarthの過去のイメージからはかつては民家があったか？

9/10 15:52

確かに"工事中"には見える。
古道筋を消失させたののは圏央道なので、さいとう氏が歩いた頃には残っていた。
左へ迂回

9/10 15:54

県道に合流して右折。

9/10 15:55

右折。

9/10 15:57

左折して古道ラインへ復帰

9/10 15:57

古道ライン

9/10 15:59

正面橋を渡らず左へ

9/10 16:00

(大網白里町駒込or池田)
水田地帯を進み、

9/10 16:03

県道に合流して右へ曲がり川沿いの道を進む。
川沿いに進むのは変わっていないが、川/道とも直進化させているので厳密な古道ラインは残っていない。

9/10 16:03

一本松バス停
さいとう氏は「目印となった一本松が立つ」としているがさてあったか？

大網白里町の「池田一本松」: 房総史譚http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/243694/205445/54977809
2008年？

9/10 16:11

川を渡るが、

9/10 16:11

古道ラインは左にある小橋か？

9/10 16:12

とりあえず渡っておく

9/10 16:16

左へ入る。
山本氏の著書では房総東往還なので、直進

9/10 16:16

水神神社
左の道を進む

9/10 16:18

川に突き当たり右折。
その道も"直進化"で古道のラインを失っている。

9/10 16:20

外房線

9/10 16:21

左が大網駅。土気往還としてはもう少し進んで旧大網村市街まで行って終了、だが行って帰ってくることになるのでその部分は又次回、としてここで終了。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

yodan

ネーミングとルート概略はさいとう氏の著書より
山本氏の著書では鎌取大網間が房総東往還としてほぼ同じ。
さいとう氏の地図を迅速測図に当て込んでそれを現道あわせて歩く

さいとう氏山本氏の著書の両者に共通している区間については両者を読んだが、さいとう氏の著書の見開きで左ページ全体に地図があり、右ページでその区間について解説しているフォーマットはガイドとしては非常に優れていると今更気がつく。
山本氏の著書の地図と解説の関係では、本文と地図のページ間での往復が発生する。
その意味では芳賀氏の旧鎌倉街道書はもっと難しいが。

大網白里市が単独市制を施行したのは2013年だが、iOsの写真アプリが写真撮影位置を「大網白里町」と表示するので"町"だと思っていた。そもそもiOSのマップアプリの情報が"町"なので歩いている時も市だとは認識していなかった。
写真への注釈付けはそれに従っている。