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Yamareco

記録ID: 1264923
全員に公開
ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

ガスッガス、の浄土平【吾妻連峰1日目】

2017年09月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
14.4km
登り
649m
下り
645m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:59
合計
6:27
9:12
4
9:16
9:16
9
9:25
9:26
64
10:30
10:32
31
11:03
11:15
26
11:41
12:16
25
12:41
12:41
38
13:19
13:19
15
13:34
13:36
55
14:31
14:35
30
15:05
15:07
29
15:36
15:37
2
15:39
ゴール地点
天候 朝9時過ぎまで雨、その後ずっと雲に覆われ真っ白
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
兎平の無料駐車場を利用
(トイレは浄土平野営場を利用)
コース状況/
危険箇所等
・兎平駐車場〜桶沼〜浄土平ビジターセンター
桶沼園地、浄土平湿原を散策するもホワイトアウトで視界無し。遊歩道なので特に道迷いや危険は無い

・浄土平〜酸ガ平避難小屋〜一切経山
霧の中を進む。
火山活動がある大穴付近は2017年9月現在警戒レベル1で一切経山への直登ルートは利用出来ない。
登山道は整備され危険箇所無し。
途中避難小屋にトイレがある。

・鎌沼〜姥ヶ原〜東吾妻山
鎌沼の滸を木道で進むと浄土平への道との分岐があり、姥ヶ原方面へ。東吾妻山登山口までは木道で整備されている。
登山口からは静かな樹林下の道。1時間弱で山頂。
危険箇所無し。

・東吾妻山頂〜景場平湿原〜鳥子平
浄土平からの道とはうって変わり、景場平への下りは泥濘と笹の急坂。濡れた石や抉れた土の道は歩きにくく、笹で足元も見にくい。
途中何箇所か展望所があるが、そこ以外は視界も無い。
雨の後で行く道では無い

・鳥子平登山口〜(新奥の細道)〜兎平駐車場
鳥子平登山口で磐梯吾妻スカイラインと合流。
スカイラインを跨いで新奥の細道と書かれた標識を入り浄土平野営場へと進むのだが、高山分岐を過ぎて直ぐ、木道が切れた辺りが膝下くらいの深さの巨大な水溜りと化していて通行不可。
引き返しスカイラインを駐車場まで歩いた。
その他周辺情報 猪苗代に宿をとった為、周辺施設の利用は無し
磐梯吾妻スカイラインの兎平駐車場に8時過ぎ到着するも雨。
もう帰ろうかと考えていた矢先、一瞬雲が晴れ、一切経山の姿が!
これは行くしか無いな
2017年09月23日 09:00撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 9:00
磐梯吾妻スカイラインの兎平駐車場に8時過ぎ到着するも雨。
もう帰ろうかと考えていた矢先、一瞬雲が晴れ、一切経山の姿が!
これは行くしか無いな
浄土平野営場と吾妻小舎の前を抜け桶沼へ
2017年09月23日 09:16撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:16
浄土平野営場と吾妻小舎の前を抜け桶沼へ
雲に包まれ視界は無いが、秋の気配に木々は色づいていた
2017年09月23日 09:24撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:24
雲に包まれ視界は無いが、秋の気配に木々は色づいていた
桶沼。何も見えず
2017年09月23日 09:25撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:25
桶沼。何も見えず
浄土平湿原に入る
2017年09月23日 09:33撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:33
浄土平湿原に入る
竜胆だろうか。二日間通してそこら中で見た
2017年09月23日 09:33撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:33
竜胆だろうか。二日間通してそこら中で見た
2017年09月23日 09:34撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:34
浄土平ビジターセンター。腹が減ったのでオニギリを一つ齧る
2017年09月23日 09:40撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:40
浄土平ビジターセンター。腹が減ったのでオニギリを一つ齧る
一応登山届けを出しておく
2017年09月23日 09:41撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:41
一応登山届けを出しておく
噴火警戒レベル1
2017年09月23日 09:41撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:41
噴火警戒レベル1
一切経山へ出発
2017年09月23日 09:58撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 9:58
一切経山へ出発
誰も居ないなあ
2017年09月23日 10:00撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:00
誰も居ないなあ
登山口で初めて他の登山者を発見。登山者カウンターもあった
2017年09月23日 10:01撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:01
登山口で初めて他の登山者を発見。登山者カウンターもあった
直登ルートは立ち入り禁止
2017年09月23日 10:02撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:02
直登ルートは立ち入り禁止
姥ヶ原への分岐
2017年09月23日 10:05撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:05
姥ヶ原への分岐
2017年09月23日 10:05撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:05
登りが始まる
2017年09月23日 10:09撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:09
登りが始まる
登りはあまり距離はなく、直ぐに鎌沼と一切経山の分岐に着いた
2017年09月23日 10:28撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:28
登りはあまり距離はなく、直ぐに鎌沼と一切経山の分岐に着いた
霧に包まれ良く見えないが湿原が広がっている
2017年09月23日 10:29撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:29
霧に包まれ良く見えないが湿原が広がっている
2017年09月23日 10:30撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:30
2017年09月23日 10:30撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:30
酸ガ平避難小屋が見える
2017年09月23日 10:32撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:32
酸ガ平避難小屋が見える
避難小屋。トイレを借りる
2017年09月23日 10:33撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:33
避難小屋。トイレを借りる
2017年09月23日 10:34撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:34
少し登ると霧が晴れ鎌沼と蓬莱山が見えた
2017年09月23日 10:40撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:40
少し登ると霧が晴れ鎌沼と蓬莱山が見えた
蓬莱山。紅葉が始まっている様だ
2017年09月23日 10:43撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:43
蓬莱山。紅葉が始まっている様だ
直登ルートとの合流地点
2017年09月23日 10:44撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:44
直登ルートとの合流地点
一切経山山頂は見えない
2017年09月23日 10:49撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 10:49
一切経山山頂は見えない
少し風があるのでウインドブレーカーを羽織るが寒さはそれほどでは無い。
何か見えて来た
2017年09月23日 11:02撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 11:02
少し風があるのでウインドブレーカーを羽織るが寒さはそれほどでは無い。
何か見えて来た
一切経山頂到着。しかし何も見え無いので感慨無し。
地味ー^_^;
2017年09月23日 11:04撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 11:04
一切経山頂到着。しかし何も見え無いので感慨無し。
地味ー^_^;
三角点
2017年09月23日 11:04撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 11:04
三角点
雲が流れ沼が顔を出した。
これが有名な魔女の瞳か。
2017年09月23日 11:14撮影 by  iPhone 7, Apple
4
9/23 11:14
雲が流れ沼が顔を出した。
これが有名な魔女の瞳か。
下山中の景色
2017年09月23日 11:35撮影 by  iPhone 7, Apple
2
9/23 11:35
下山中の景色
避難小屋で昼飯。
他に10人位休憩していた。
肌寒い時は建物の存在は有難い
2017年09月23日 11:51撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 11:51
避難小屋で昼飯。
他に10人位休憩していた。
肌寒い時は建物の存在は有難い
贅沢にラ王を食す。
2017年09月23日 12:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 12:00
贅沢にラ王を食す。
2017年09月23日 12:15撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 12:15
昼飯を食べている間にすっかり雲に覆われ、鎌沼も蓬莱山も見えなくなっていた。
2017年09月23日 12:18撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:18
昼飯を食べている間にすっかり雲に覆われ、鎌沼も蓬莱山も見えなくなっていた。
2017年09月23日 12:23撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:23
真っ白!これは酷い
2017年09月23日 12:24撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:24
真っ白!これは酷い
其処彼処に紅葉が
2017年09月23日 12:30撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:30
其処彼処に紅葉が
2017年09月23日 12:31撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:31
2017年09月23日 12:32撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:32
浄土平と東吾妻山の分岐
2017年09月23日 12:33撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:33
浄土平と東吾妻山の分岐
2017年09月23日 12:34撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:34
谷地平と東吾妻山の分岐
2017年09月23日 12:36撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 12:36
谷地平と東吾妻山の分岐
静かな木道を行く。歩くうちに東吾妻山が次第に雲に覆われて行く。なんてこった
2017年09月23日 12:36撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:36
静かな木道を行く。歩くうちに東吾妻山が次第に雲に覆われて行く。なんてこった
2017年09月23日 12:37撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:37
姥ヶ原分岐
2017年09月23日 12:40撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:40
姥ヶ原分岐
分岐わ真っ直ぐ進むと東吾妻山の登山口に到着。木道が終わる
2017年09月23日 12:42撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:42
分岐わ真っ直ぐ進むと東吾妻山の登山口に到着。木道が終わる
こんな感じの道が続く
2017年09月23日 12:44撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:44
こんな感じの道が続く
雨の後なので道には水が流れている。チョロチョロと水音が心地良い
2017年09月23日 12:46撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 12:46
雨の後なので道には水が流れている。チョロチョロと水音が心地良い
道は中々急で、全く人の気配も無い。
東吾妻山を独り占め気分。
2017年09月23日 13:08撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 13:08
道は中々急で、全く人の気配も無い。
東吾妻山を独り占め気分。
漸く1人登山者が追い抜いていった。
独り占めタイムは終了だが、少し安心もした。
この道を歩いている時が今日一番気持ち良い時間だったな…
2017年09月23日 13:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 13:13
漸く1人登山者が追い抜いていった。
独り占めタイムは終了だが、少し安心もした。
この道を歩いている時が今日一番気持ち良い時間だったな…
2017年09月23日 13:14撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 13:14
山頂が近づいて来た。
先程追い抜いていった男性が折り返して来たので挨拶を交わす
2017年09月23日 13:14撮影 by  iPhone 7, Apple
2
9/23 13:14
山頂が近づいて来た。
先程追い抜いていった男性が折り返して来たので挨拶を交わす
意外に人が多い
2017年09月23日 13:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 13:18
意外に人が多い
三角点
2017年09月23日 13:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 13:18
三角点
東吾妻山到着。
本来ならここから明日登る西吾妻山を眺める筈だったのだが…
2017年09月23日 13:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 13:19
東吾妻山到着。
本来ならここから明日登る西吾妻山を眺める筈だったのだが…
景場平へ向け出発。
2017年09月23日 13:24撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 13:24
景場平へ向け出発。
えー…この道大丈夫なの?
2017年09月23日 13:32撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 13:32
えー…この道大丈夫なの?
不安いっぱいの笹だらけの道だ
2017年09月23日 13:32撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 13:32
不安いっぱいの笹だらけの道だ
山頂から暫くすると、西吾妻山方面が大展望の筈の展望台が。
2017年09月23日 13:33撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 13:33
山頂から暫くすると、西吾妻山方面が大展望の筈の展望台が。
2017年09月23日 13:34撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 13:34
まーこうだわな
2017年09月23日 13:34撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 13:34
まーこうだわな
2017年09月23日 13:38撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 13:38
後ろから来ている他の登山者の声に励まされ前進
2017年09月23日 13:39撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 13:39
後ろから来ている他の登山者の声に励まされ前進
うーむ、やはり不安…
濡れた笹をかき分けるうちに、全身は次第にびしょ濡れに…
2017年09月23日 13:49撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 13:49
うーむ、やはり不安…
濡れた笹をかき分けるうちに、全身は次第にびしょ濡れに…
足元も川の様に水浸し
2017年09月23日 14:08撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:08
足元も川の様に水浸し
お、木道に変わったという事は…
2017年09月23日 14:29撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:29
お、木道に変わったという事は…
2017年09月23日 14:32撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:32
2017年09月23日 14:33撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:33
景場平到着。ここまでの道はひど過ぎた…
2017年09月23日 14:34撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:34
景場平到着。ここまでの道はひど過ぎた…
後は楽な道…だと良いなあ
2017年09月23日 14:37撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:37
後は楽な道…だと良いなあ
鳥子平への道も水溜りだらけの道だが傾斜が緩くなったぶんまだマシか
2017年09月23日 14:38撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 14:38
鳥子平への道も水溜りだらけの道だが傾斜が緩くなったぶんまだマシか
2017年09月23日 14:49撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:49
深い水溜りが多く神経を使う。
明日も登るので絶対に靴に浸水させるわけにはいか無いのだ
2017年09月23日 14:51撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/23 14:51
深い水溜りが多く神経を使う。
明日も登るので絶対に靴に浸水させるわけにはいか無いのだ
ゴールはまだか
2017年09月23日 14:55撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 14:55
ゴールはまだか
鳥子平登山口。やっと着いた…
2017年09月23日 15:00撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 15:00
鳥子平登山口。やっと着いた…
スカイラインを跨いで鳥子平湿原へ。
小川を渡る
2017年09月23日 15:02撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 15:02
スカイラインを跨いで鳥子平湿原へ。
小川を渡る
鳥子平
2017年09月23日 15:03撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 15:03
鳥子平
高山分岐
2017年09月23日 15:04撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 15:04
高山分岐
2017年09月23日 15:05撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 15:05
これは通れ無いな。引き返すしか無い
2017年09月23日 15:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 15:06
これは通れ無いな。引き返すしか無い
磐梯吾妻スカイラインを歩く
2017年09月23日 15:14撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 15:14
磐梯吾妻スカイラインを歩く
…ん?
2017年09月23日 15:23撮影 by  iPhone 7, Apple
9/23 15:23
…ん?
まさかの青空!下山してから晴れるとは…
2017年09月23日 15:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 15:27
まさかの青空!下山してから晴れるとは…
あれは!まさかまさか?一切経山か?
2017年09月23日 15:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 15:35
あれは!まさかまさか?一切経山か?
兎平駐車場に着いた。
最後にこの景色かよ〜
2017年09月23日 15:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/23 15:37
兎平駐車場に着いた。
最後にこの景色かよ〜
この晴れの中を登りたかった…
2017年09月23日 15:37撮影 by  iPhone 7, Apple
3
9/23 15:37
この晴れの中を登りたかった…
宿をとった猪苗代。明日は晴れるかな
2017年09月23日 17:04撮影 by  iPhone 7, Apple
2
9/23 17:04
宿をとった猪苗代。明日は晴れるかな
撮影機器:

感想

「今迄あまり行かなかった山域を登ろう計画」に従い最近福島の山に足を伸ばしているが、磐梯山や会津駒ケ岳に続きいよいよ吾妻山に登ろうと地図と睨めっこしていた。
(安達太良山は去年登った)
しかし埼玉からはかなり距離もあるし、何より吾妻連峰自体がやたら広い。
最高峰である西吾妻山も行ってみたいが、7〜8年に観光で行った浄土平も懐かしい。
迷った挙句、「そうだ、土日両方登れば良いんだ!」と閃き、気付けば猪苗代に宿を取っていた。
土曜に一切経山と東吾妻山、日曜に西吾妻山に登る計画だ。
東から西への縦走にも憧れるが、交通手段に難があると判断し断念(いつか試してみたいが…)

◼️浄土平
当日は朝4時過ぎに出発。
空模様は小雨の降るあいにくの天気で、4時間近くかかって8時過ぎに磐梯吾妻スカイラインの兎平駐車場に着いたは良いが、スカイラインは途中から雲の中で視界は全く無い。駐車場の車も疎らだ。
これにはテンション急降下。明日は晴れ予報だし最悪今日は登らなくても良いかなー、と車の中でふて寝していると朝9時過ぎになり雲が晴れ一切経山の勇姿と晴れ間が!
これは行くしか無いと急いで準備を整え出発…したは良いが、晴れ間は一瞬だけで直ぐにまた分厚い雲と霧の世界に逆戻り。
昼に近づくに従い天気は好転する筈と自分を励ましつつ桶沼園地を経由しつつ一切経山の登山口がある浄土平湿原へ進む。

浄土平は全く視界無し。
ビジターセンターの職員も「今日はダメだな〜」と語る始末。
センターのベンチでオニギリを一つ齧りいよいよ一切経山へ出発。

◼️一切経山
登山口から一切経山の山頂までは1時間ほど。
途中分岐する直登ルートは火山活動が活発な為立ち入り禁止になっている。
直登ルート上にある大穴周辺は吾妻連峰では唯一火山活動が活発な場所で警戒レベル1。
(去年の10月までは警戒レベル2で浄土平から一切経山への登山が出来なかった)
中間地点にある酸ガ平避難小屋は綺麗でトイレもあって休憩に良い。
(下山時に昼飯をとったが、10人位が昼休憩に利用していた)

避難小屋を過ぎ振り返ると霧が少し晴れ、鎌沼と蓬莱山が見えた。すでに紅葉が始まった様で、蓬莱山はカラフルなモザイクだ。
その後も山頂までホワイトアウトのままだったが、雲が一時的に流れ、五色沼はなんとか見ることが出来た。ラッキーだ。

下山を始めると蓬莱山と鎌沼は霧に包まれてしまっており、全く眺望無し。
蓬莱山と同じ様に美しい紅葉のモザイクを見せていた東吾妻山も登山口の姥ヶ原に着く頃には雲にすっぽり覆われてしまった。
今日はとことんツイてない。

◼️東吾妻山
東吾妻山の登山道は人の気配がなく、雨の後で静かに水の流れる道を黙々と進んだ。
赤や黄色に色づいた葉がかなり増えて来ていて目を楽しませてくれる。
途中1人だけ男性と会い、誰もいないわけでは無いと少し安心する。
山頂が近づくと森林限界を超え一気に視界が開ける(ホワイトアウトだが…)
山頂には15人ほど。意外に人が多く驚く。
先程追い抜いていった男性が折り返して来たので挨拶を交わす。
(この男性は次の日登った西吾妻山でもすれ違う事に!)

大展望の筈の東吾妻山だが、午後に入っても全く視界が無い為、諦めて早々に下山。
下山は景場平湿原を経由して鳥子平登山口へ降りるコースを取ったが、これが大失敗。
景場平への道は道の両脇に生い茂った笹が雨の重みで頭を垂れて登山道を覆い隠し道が見えない。
滑りやすい石や抉れた土の急坂を足元が不確かなまま下る1時間は非常にストレス。
そこかしこに足を突っ込めば靴に浸水するほど深い水溜りが出来ていて、景場平を過ぎて傾斜が緩やかになった後も泥濘の道は登山口までずっと続いた。
雨具を着ないで下山に突入したのは痛恨のミスで、笹と水溜りで上も下もびしょ濡れ。
東吾妻山の登りの静かな雰囲気は何処へやら。もうこの道は二度と通らないと心に決めた。

◼️駐車場まで
鳥子平登山口からスカイラインを跨いで鳥子平の湿原に進む。
木道を歩き高山との分岐を過ぎ暫く歩くとまたまた深くデカイ水溜りが30mほど続いていて避ける場所も無い。
これは通行不可だな…と引き返し、スカイラインの舗装路をテクテク進む。
15時過ぎ頃、俄かに雲が切れ、朝9時以来の青空が。
そのまま30分ほど青空は続いて、ゴール地点の兎平駐車場からは一切経山の姿を拝むことが出来た。
それも暫くしか持たなかったが…

最後の最後に一瞬だけ青空。
全く今日はなんて日なんだ。またいつかリベンジに来いという事だろうか。

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