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記録ID: 126610
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ハイキング
甲信越

苗場山(小赤沢3合目から)

2011年08月07日(日) [日帰り]
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GPS
06:03
距離
9.3km
登り
842m
下り
842m

コースタイム

小赤沢3合目駐車場発:6時40分頃
9合目着:      8時35分頃
山頂着:       9時25分頃

下山開始:     10時頃
9合目:      10時50分頃
3合目駐車場着:  12時45分頃
天候 麓は晴れ、山は曇り(ガス)
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小赤沢からのルートは、通常新潟県津南町から入り、国道405号を行きます。
7月末に津南町のすぐ隣の十日町市で時間雨量120ミリという記録的豪雨が
あったので、アクセス道路が大丈夫か不安もありましたが、特に問題なく行け
ました。(あとで検索したら、秋山郷観光協会のHPにも大丈夫の旨の告知が
ありました。)

3合目駐車場の近くには、道路脇の斜面が少し崩れた跡があり、道路の反対側
には、除けたと思われる土砂もありましたので、一時的には通行不能になった
と思われます。

なお、国道405号は道幅が狭く、すれ違いが困難な箇所が多いので、常に対
向車に注意を払い、早めに自分から待避場所で停まるようにした方がスムーズ
に行けると思います。
コース状況/
危険箇所等
登山道では、特に豪雨の影響はありませんでした。
前日も雨が降ったようで、登山道はかなり濡れていました。
そうでなくても、全体的にウエットな感じの道です。
6合目までは、比較的緩やかな傾斜ですが、ぬかるんだ箇所が多いです。
6合目より上は、傾斜がきつくなり、角の丸い大きな石がごろごろしてい
ています。
全体的に、木の根の露出なども多く、自然なままを生かした登山道とでも
いえば良いのでしょうか。よく整備された歩きやすい道ではありません。
登山口から少し行ったところ
こんな感じで登山道の真ん中に入り組んだ木の根があるところが何カ所かあります
登山口から少し行ったところ
こんな感じで登山道の真ん中に入り組んだ木の根があるところが何カ所かあります
ナルコユリ?
シモツケソウ
マルバダケブキではなく、オタカラコウでしょうか?
マルバダケブキではなく、オタカラコウでしょうか?
ヒメシャジン?
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)
9合目付近の湿原
イワイチョウ
オトギリソウの仲間
オトギリソウの仲間
イワショウブ
キンコウカの咲く湿原
キンコウカの咲く湿原
キンコウカ
実をつけたチングルマ
実をつけたチングルマ
山頂付近の高層湿原
山頂付近の高層湿原
山頂付近の湿原
池塘のまわりにワタスゲがゆれています
山頂付近の湿原
池塘のまわりにワタスゲがゆれています
池塘のまわりにワタスゲとキンコウカ
池塘のまわりにワタスゲとキンコウカ
山頂(今は営業していない山小屋の後ろにあります)
山頂(今は営業していない山小屋の後ろにあります)
オトギリソウの仲間
オトギリソウの仲間
タテヤマリンドウ?
(かなり小さいです)
タテヤマリンドウ?
(かなり小さいです)

感想

この山も、毎年のように歩いている山です。
そのほとんどが、今回と同じ小赤沢からのルートです。

駐車場に着くと、アブが何匹も車に寄ってきましたが、どうも人間より車に寄
ってきたという感じです。しかし、山中を歩いているときも時々アブがやって
きてうるさかったです。

駐車場には20台くらい車が停まっていました。

このルートは、途中までは木の根の露出が多かったり、ぬかるみが多かったり
しますし、上の方へ行くと傾斜がきつくなり、大きめの石が多くて鎖もあった
りして、前々週の白山などと比べると、より登山道らしいと言うことができる
かもしれません。

また、花についてもこのルートではあまり望めません。6合目の手前に崩壊地
をトラバースする箇所がありますが、その付近でアザミ、マルバダケブキ、シ
モツケソウなどが咲く小さな花畑的なところがあるくらいでしょうか。
ゴゼンタチバナは途中にありますが、ほとんど花は終わっていました。

それでもこのルートを選んでしまうのは、やはり距離が短く短時間で山頂まで
行けるからだと思います。

9合目まではあまり展望もありません。しかし、9合目に到着すると一気に視
界が開け、高層湿原の緩やかな傾斜のなかに木道が続く快適な道にと変わりま
す。

9合目から山頂付近の湿原では、キンコウカがたくさん咲いていましたし、ワ
タスゲもまだありました。チングルマはすべて花が終わり実になっていました。
イワイチョウも少し咲いていましたが、9合目付近の湿原ではイワイチョウの
草もみじが始まっており、早くも秋の気配も感じました。

この日は、麓では晴れていましたが、登るにつれ曇ってきて、山頂付近では結
局、いつものようにガスっていました。今まで、山頂でからりと晴れ渡ってい
たという記憶がありません。地形的にガスがかかりやすいのでしょうか?

山頂近くで休んでいると、日差しも無かったために汗が冷えてきて、少し寒さ
を感じるくらいでした。



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