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Yamareco

記録ID: 1267678
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ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳(御殿山コース)

2017年09月21日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.9km
登り
1,004m
下り
995m

コースタイム

坊村駐車場発   8:51
夏冬道分岐    10:31〜10:41
御殿山      11:34〜11:44
山頂       12:31〜12:51
御殿山      13:29
夏冬道分岐    14:05〜14:16
駐車場着     15:19

 上り  3:40  内休憩  35分
 下り  2:28   ”    21分 

  
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

 
 ◆ 今日の大津地方の天気予報は、気温 28℃。先週と同じだ。山上では、日陰で風邪があれば、少し寒いか。

 2年ぶりに、坊村からだ。御殿山コースは面白くないので、滅多にこちらからは登らない。しかし、今日は先日の台風で、正面谷は荒れて、奥の深谷の橋も流されているだろうと思って、坊村へ。

 ◆ 地主神社の前に、車を止める。
 このコースは、最初から、45度はある杉林の斜面を、ジグザグに登って行く。天気が悪いと、粘土質の登山道はぬかるんで、滑り易く歩き難いが、道路が濡れていた割には、道は乾いていて良かったが、台風の時の大雨のせいで、登山道が川になり、埋まってた石が流されて浮石になって、大変歩き難い。
 道は途中から、杉が少なくなり、自然林が多くなる。そして杉が無くなった頃、山腹から尾根に上がった感じになり、坂も緩やかになって、窪みに出る。私は昔からここをコル1と名付けテいる。
 
 ◆ ここには、昔から道の真ん中に、大きな岩があり、これに腰掛けて休むのに丁度良かったが、それが無くなっている。如何したのだろうと思って良く調べてみると、何と土砂に埋もってしまって、頭だけが30cmくらい出ているだけではないか。
 最初の頃は、70cmはあった。腰掛けるには少し高すぎる位だった。そして、2年前にはまだ50cmはあった。それが30cmになっている。
 その内に、コル全体が埋まってしまって、平坦になるかも知れない。

 ◆ ここで道は大きな山に突き当たる。大きな尾根に合流するのだが、高度差がある山に阻まれ、真っ直ぐ進めないので、その山腹を東向きから北東に方向を変えて、トラバース気味に登って行き尾根上にあがる。そこは P846 のすぐ手前で、Pの北側を巻いてゆくと軽い窪地になっている。私はここをコル2と名付けている。
 ここは夏道と冬道の分岐点だ。以前は何も無かったが、今日は立派な新しい道標が建っていた。

 ◆ 夏道は、此処から尾根の右脇をトラバースして進む。次第に左(北)へ回り込み、普段水のない小さな谷に沿って進むと、右岸の炭焼き窯跡を過ぎた辺りで道は左岸に渡り、後ろ向きに山腹に取り付き、少しぬかるんだ道を通ると(ここでヒルに遭遇したと云ふ話を聞いた事があるが、私は一度も無い)、此処から尾根に出るまで、急坂をジグザグに登る。
 尾根に上がると、坂も緩やかになりイオウハゲにでる。北方向が開けていて、梅ノ木方面が見える。
 ここがさっきの夏・冬道分岐から、冬道を上がって来ると、その合流点だ。ここから御殿山までは直ぐだ。

 ◆ 御殿山は、西側は見えないが、北には西南陵が一望できる。このコース一番の眺めだ。紅葉の時など素晴らしい。但し山頂は未だ見えない。
 山頂は、御殿山から5つ目のピークで、正面に見える山頂らしきピークは、コヤマノ分岐から登って来た道が、西南陵に合流する4つ目のピークで、山頂ではない。
 従って、山頂からも御殿山は見えない。

 ◆ 御殿山の東側にはコヤマノ岳、南側には蓬莱山が見える。
 西南陵の登りは、春、秋、冬は良いが、夏は太陽の光をまともに受けて、死にそうになる。
 山頂には、登山口より3時間40分も掛かって着いた。別に急ぐ積りは無かったが、昔に比べたら1時間以上掛かっている。
 山頂には、10人くらいの人がいた。天気は良かったが、展望はそれ程でもなく、伊吹山もはっきりしなかった。
 
 ◆ 下りは、何時もは、時間的に早すぎるので、中峠経由でワサビ峠に出たり、小川新道へ回ったりして下っていたが、今日は最初から、歳が歳だし、そんな積りはなかった。
 兎に角、急坂が多いので、滑らないように注意して下ろう。


 (PS)
 今日は、私の80歳の誕生日だ。
 私の両親は、二人共85歳で亡くなった。私もそれ位で良いと思っている。すると、あと5年だ。
 残された時間も、成るべく山歩きが出来る内は、山に登りたい。

 ヤマレコの記事も、80歳を機に書くのを止めようと、思っています。未だ山には行きますから、特別事件が起きたり、遭難があったりしたら書くかもしれませんが、気分次第だろうし、良く分かりません。

 私がヤマレコに入ったのは、御池岳でのY氏の一週間に及ぶ遭難事件がきっかけでした。その非常識さを非難したのが始まりでした。この点は、最近では随分と良くなったと思っています。

 今まで、ご愛読いただいた皆様や、コメント等でお付き合い頂いた皆様に感謝しております。有難うございました。


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コメント

こんばんは mesnerさん
おめでとうございます
まだまだお元気とお見受けします
できることならレコをアップしていただきたいと思います
ただmesnerさんのお気持ちなので無理はお願いできませんね
お怪我のないように楽しく歩いてください

私も後しばらくは歩くつもりでいます
2017/9/28 21:30
Re: 武奈ヶ岳
olddreamer さん、今日は。

 長い間ほんとに有難うございました。
 まだ、コメントはさせて貰いますので、宜しく。
2017/9/30 15:09
mesnerさん、こんばんは^^
お誕生日おめでとうございます

お誕生日記念登山だったのですね。
素晴らしいです!!
どうぞ、これからも山に登って元気をもらい、ご活躍ください。

mesnerさんのレコには、お写真が無いのですが、文章を読み想像で山を楽しむ面白さがありました。
ありがとうございました!
でも気が向いたら、レコアップお願いします。

というか、止めたらボケちゃいますよ〜。…と、脅してみる
2017/9/28 23:41
Re: 武奈ヶ岳
casumin51 さん、今日は。

  
  今、佐藤愛子が、「90歳、何がめでたい!」と云ふ本を出してますね。
 私も、実はそんな感じです。
 それに、私は尊厳死、安楽死の賛成論者です。
 
 それは兎も角、止めたらボケると云ふ見解もありますね。一度考えて、様子を見てみます。
 casumin さんには、色々と新しい事を教えて頂きましたね。「テンクラ」とか、上原ひろみとか。
 casumin さんが、上原ひろみを好きなのが、分かる気がします。ガッツが有りますからね。私は何時も感心しています。
2017/9/30 15:53
mesnerさん、おはようございます。
 お誕生日おめでとうございます。

 娘のことでコメント頂いたのが始まりでしたね。
 コメントでは勇気づけられたことを思い出します。

 一抹の寂しさを感じますが、全て始まりがあれば終わりがありますからmesnerさんの意思を尊重いたします。
 「気が向いた時だけ」それで良いと思います。

 余生を思い通りにお過ごしください。
 
 mesnerさん、本当にありがとうございました。
 

 
2017/9/29 8:44
Re: 武奈ヶ岳
matsujii さん、今日は。

 そうですね、娘さんに関する日記でしたね。
 私は大変感動しました。

 長い間お付き合い頂いて、有難うございました。
2017/9/30 16:10
プロフィール画像
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