ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1267930
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳池めぐり【稲子湯→白駒池→雨池→双子池→北横岳】

2017年09月23日(土) 〜 2017年09月24日(日)
 - 拍手
byzaan その他2人
GPS
32:00
距離
17.8km
登り
1,526m
下り
779m

コースタイム

1日目
山行
3:20
休憩
0:00
合計
3:20
11:50
18
12:08
12:08
122
14:10
14:10
60
15:10
2日目
山行
5:25
休憩
0:30
合計
5:55
7:40
10
7:50
7:50
20
8:10
8:10
50
9:00
9:00
80
10:20
10:35
35
11:10
11:10
80
12:30
12:40
5
12:45
12:45
10
12:55
13:00
25
13:25
13:25
10
【行程中の水分補給】1250ml
【行程中の食料補給】おにぎり3個、ゼリー飲料2個
【体調】膝も痛くならず問題なし
天候 1日目:曇 2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【登山口まで】JR小海駅から小海町営バスで約35分、稲子湯下車、800円
【帰路】北八ヶ岳ロープウェイからアルピコ交通バスで約1時間、茅野駅下車、1250円
コース状況/
危険箇所等
【稲子湯→白駒にゅう分岐】
シャクナゲ尾根を登ります。前日の雨でぬかるんでいますが、悪路というほどではありませんでした。基本的に登りが続き、ところどころ急登です。北八ヶ岳の醍醐味、コケのオンパレードです。どこを見てもコケが目に入らないことはありません!しかしマイナールートなのか、この日途中で出会ったのは1人だけでした。
【白駒にゅう分岐→白駒荘】
当初はにゅうを経由する予定でしたが、朝の交通的なアクシデントにより、にゅうを回避することに。まぁシャクナゲ尾根でかなりへばっていたので、妥当な判断でした。しかし、この回避ルートの苔庭は感動的!シンと静まり返った空気、岩に生い茂る絨毯のようなコケ、そして無数の木々…。まるでジブリ映画の中にいるよう。皆さんにゅうに行くと思うので通る人は少ないと思いますが、これは一見の価値ありです。苔庭を過ぎると木道のある開けた湿原を経て、ぬかるみの悪路に。足場の岩も滑るし、ストック必須です。どうでもいいですが「にゅう」っていう看板と「にう」って看板があるのはなぜ…??
【白駒荘→麦草峠】
木道が整備された「白駒の奥庭」は朝日に映えてとてもキレイでした。麦草ヒュッテまではゆるやかに下ります。
【麦草峠→雨池】
車道を渡り、茶水池を越えてしばらく木道を進むと、岩が主役の悪路に。今回の北八ヶ岳のコースはこの湿った岩に乗ったりまたいだりと、かなり苦戦させられました。勾配はゆるやかに下り。やがて林道を経て、再び登山道を少し進むと、雨池に到着します。が、雨池??あまいけーーー!
干上がってる!
その名の通り、雨が降らないと消えてしまうんか?この旅最大の衝撃でした。仕方がないので写真だけ撮って双子池を目指します。
【雨池→双子池】
ひたすら、心配になるほど下ります。林道に出たら左へ。今度はひたすら林道を登っていきます。石がゴロゴロして歩きづらい…。双子池ヒュッテまではずっと林道が続いています。
【双子池→亀甲池】
双子だけど名前は雄雌?と思いつつ、雄池の方が深そうでグリーンが美しい。雌池は浅い分、水の透明度が際立ってキラキラきれい。雌池のほとりのキャンプ場、いつか使ってみたいと思いつつ、池を巻いて再び岩ゴロゴロの登りへ。しばらく進むと亀甲池が見えてきますが、双子池とは比べ物にならないくらい普通の池なので、期待しすぎない方がいいです。
【亀甲池→北横岳】
地図を見た時点で、等高線の寄り方が尋常じゃないので、ヤワではないと思ってましたが、想像以上の急登です。下りはありません。平らなとこもほとんどありません。ひたすらストイックに登りました。ぜひ、亀甲池で10分以上の休憩を取ることをおススメします。
【北横岳→北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅】
階段、岩、などが特徴的な下り。しかし、北の方と違って深い森ではないので、岩も湿っておらず割と快適。その分、あれだけ幅を利かせていたコケの姿も消えてしまいました。しばらくするとロープウェイ駅まで広がる坪庭に出ます。ああ、整備された道が心地いい。山頂駅にはカフェがあり、コケモモソフトを食べて山行終了です!
その他周辺情報 【下山後の温泉】なし(疲労により蓼科温泉郷立ち寄りを断念)
【下山後の食事】なし(疲労により速攻特急に飛び乗る)
佐久平から小海線で40分くらい。噂のハイブリッド車
2017年09月23日 11:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 11:13
佐久平から小海線で40分くらい。噂のハイブリッド車
町営バスは空いていました。オフシーズンだからかな
2017年09月23日 11:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 11:55
町営バスは空いていました。オフシーズンだからかな
北八ヶ岳といえばコケ!名前わからないけどコケだらけ!
2017年09月23日 12:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 12:00
北八ヶ岳といえばコケ!名前わからないけどコケだらけ!
ガスってますな…雨だけは勘弁です〜
2017年09月23日 12:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 12:26
ガスってますな…雨だけは勘弁です〜
でっかいキノコ!ぬめぬめです〜
2017年09月23日 12:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 12:46
でっかいキノコ!ぬめぬめです〜
本当に山深いんだなぁと思います。癒される…
2017年09月23日 13:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 13:25
本当に山深いんだなぁと思います。癒される…
ようやくシャクナゲ尾根突破、ヘロヘロですわ
2017年09月23日 14:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 14:10
ようやくシャクナゲ尾根突破、ヘロヘロですわ
おお、まるでジブリのようだ!
2017年09月23日 14:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 14:19
おお、まるでジブリのようだ!
このコースで唯一空が見えた湿原。なんと青空になってきた!
2017年09月23日 14:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 14:55
このコースで唯一空が見えた湿原。なんと青空になってきた!
白駒池到着〜。天気は明日に期待しましょう
2017年09月23日 15:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 15:05
白駒池到着〜。天気は明日に期待しましょう
お世話になる白駒荘。ホントに池の真正面!
2017年09月23日 15:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 15:14
お世話になる白駒荘。ホントに池の真正面!
個室でゆったり〜。大人四人までいけそう
2017年09月23日 15:30撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 15:30
個室でゆったり〜。大人四人までいけそう
ベランダからは白駒池。空気がおいしーい
2017年09月23日 15:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 15:33
ベランダからは白駒池。空気がおいしーい
夕食まで池を一周。木道が整備されています
2017年09月23日 15:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 15:59
夕食まで池を一周。木道が整備されています
青苔荘。テン場はほぼいっぱいでした
2017年09月23日 16:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 16:11
青苔荘。テン場はほぼいっぱいでした
オーナーの弟さん特製、地場野菜の天ぷら
2017年09月23日 18:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 18:27
オーナーの弟さん特製、地場野菜の天ぷら
お肉はやわらか!
2017年09月23日 18:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/23 18:27
お肉はやわらか!
とてもゴージャスな山小屋めしでした!
2017年09月23日 18:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/23 18:28
とてもゴージャスな山小屋めしでした!
翌日、雲が取れた!池がきれい!
2017年09月24日 07:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6
9/24 7:39
翌日、雲が取れた!池がきれい!
まずは麦草峠を目指します
2017年09月24日 07:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 7:51
まずは麦草峠を目指します
麦草ヒュッテが見えてきました
2017年09月24日 08:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/24 8:09
麦草ヒュッテが見えてきました
ここから国道を渡り、いよいよ池めぐりへ
2017年09月24日 08:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 8:10
ここから国道を渡り、いよいよ池めぐりへ
まずは茶水池。バランス崩したらずぶ濡れです
2017年09月24日 08:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 8:16
まずは茶水池。バランス崩したらずぶ濡れです
雨池〜。完全に干上がってる〜笑
2017年09月24日 09:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 9:03
雨池〜。完全に干上がってる〜笑
池というか、ただの荒野にしか見えん
2017年09月24日 09:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 9:04
池というか、ただの荒野にしか見えん
少しだけ水が残ってました
2017年09月24日 09:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/24 9:14
少しだけ水が残ってました
次は、目指せ双子池!
2017年09月24日 09:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 9:46
次は、目指せ双子池!
水場がありました。めちゃ冷たい!
2017年09月24日 09:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 9:51
水場がありました。めちゃ冷たい!
林道を上っていきます。わりとへばる…
2017年09月24日 10:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 10:09
林道を上っていきます。わりとへばる…
双子池の雄池到着!深いグリーンがきれい!
2017年09月24日 10:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
9/24 10:31
双子池の雄池到着!深いグリーンがきれい!
風がなければ鏡のようでしょう…
2017年09月24日 10:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/24 10:33
風がなければ鏡のようでしょう…
今度は雌池。この透明度!
2017年09月24日 10:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
9/24 10:39
今度は雌池。この透明度!
いつまでも眺めていたい。北八ヶ岳の看板娘ですな
2017年09月24日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
4
9/24 10:40
いつまでも眺めていたい。北八ヶ岳の看板娘ですな
方向を変えると、また違う色で見えます
2017年09月24日 10:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/24 10:48
方向を変えると、また違う色で見えます
亀甲池〜、うーん、悪くないんだけど…
2017年09月24日 11:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 11:12
亀甲池〜、うーん、悪くないんだけど…
北横岳北峰からの蓼科山!前方後円墳みたい〜
2017年09月24日 12:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/24 12:32
北横岳北峰からの蓼科山!前方後円墳みたい〜
いやー、ここまで天気がもってよかったです
2017年09月24日 12:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/24 12:32
いやー、ここまで天気がもってよかったです
赤岳方面は雲隠れ
2017年09月24日 12:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 12:46
赤岳方面は雲隠れ
北横岳南峰。さあ、下りますか
2017年09月24日 12:47撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/24 12:47
北横岳南峰。さあ、下りますか
北横岳ヒュッテで水分補給して
2017年09月24日 12:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 12:59
北横岳ヒュッテで水分補給して
坪庭へ。縞枯山をバックに
2017年09月24日 13:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 13:27
坪庭へ。縞枯山をバックに
ロープウェイ駅に到着!お疲れさまでした〜
2017年09月24日 13:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/24 13:31
ロープウェイ駅に到着!お疲れさまでした〜
撮影機器:

装備

備考 ストックを忘れたのは痛恨でした。必須です。

感想

一昨年赤岳に行って以来、再訪したかった八ヶ岳。そして水が大好きなので、北八ヶ岳の池めぐりは憧れでした。今回こんな好天で実現できてホントに幸せです!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:940人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら