朝日山・白倉山・中ノ尾根山（静岡県）

2017年09月25日(月) [日帰り]

• GPS: 13:32
• 距離: 25.5km
• 登り: 1,936m
• 下り: 1,935m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:07
• 休憩: 1:25
• 合計: 13:32

距離 25.5km 登り 1,936m 下り 1,935m

5:00 兵越峠
5:25 水梨山
7:07 7:19 朝日山（三角点）
7:29 7:30 朝日山（最高点）
8:34 8:43 平森山
9:36 9:48 白倉山
10:39 10:43 笠松山
11:33 11:36 三又山
11:47 西俣沢の頭
11:48 11:54 ドーム
12:24 12:51 中ノ尾根山
13:15 ドーム
13:15 13:16 西俣沢の頭
13:22 13:24 三又山
14:10 14:15 笠松山
14:59 白倉山
15:58 平森山
16:56 16:58 朝日山（三角点）
18:14 18:15 水梨山
18:32 兵越峠

写真

兵越峠であります。

兵越峠には駐車場もトイレもあってうれしいんだな。

駐車場から伸びている林道がスタート地点。

今日は天気が良くなるといいな。

林道をしばし歩くと車両通行止めになりますが、登山口がわからずいきなりオロオロする。

じつは、車両通行止めまで行くと行き過ぎで、その少し手前に赤テープが付けられた場所があり、ここが登山口だったようです。

小鳥さん、おはよう。

登山開始であります。

序盤は傾斜もゆるく歩きやすい。

しばし登ると水梨山。

三等三角点「水梨」。

水梨山からしばらくの間もゆるやかな登りです。

標識の類はほとんどないので、赤テープが唯一の目印となります。

この火の用心プレートもいい目印なんだな。

登山道は明瞭なんだけど、細かい枝が大量に散乱していて足元に絡みついて歩きにくい。

細かいアップダウンを繰り返しながら進む。

ポコッ。

ポコッ。

自然が色濃く残る深南部はいつ訪れても良いものです。

1,474mピーク、なかなか標高が上がんない。

ゲッ、尾根外れてる！

足元ばかり見て歩く悪いクセがあるので、赤テープなどをすぐに見落とすのであった。

動く物に反応して点灯してました（ウソ）

ライダーキックでヘシ折る。

足元に絡みつく細かい枝や倒木が多く、思うように歩くことができずけっこうストレスが溜まっていくのであった。

きのこが豊富でうれしいな。

そろそろ朝日山のようですが、この三角点が意外と見つからない。

GPSのおかげで無事朝日山に到着しました。

三等三角点「朝日山」。

ああっ！まだ生き残っていたのかヒルめっ！

三角点のある山頂の少し南に朝日山最高点。

朝日山から先は尾根が広いので進む方向をしっかり見極めようね。

こんなに規則正しく生えている木もめずらしい。

ピョッコリ。

コケときのこの最高なコラボ。

倒木による通せんぼが本格的になってきた。

あー、ジャマジャマ。

開けた場所に出たら、黒沢山が見えました。

このあたりは開放感があって気持ちいいんだな。

予想以上に歩きにくくて心がボキボキ折れまくっている。

倒木につぐ倒木。

むしろオレを保護してくれ。

雰囲気はいいけど歩きにくくてツライ。

プリッ。

紅葉も少しずつ進んでおります。

平森山を通過。

中ノ尾根山が見えてきたよ。

平森山から先がさらに歩きにくくなる。

大変な道のりではありますが、この雰囲気が味わえただけでも来た甲斐があります。

朝露に濡れたササヤブ地帯であります。

赤テープがちょいちょい付けられているのに、疲れているせいかすぐに見落としてしまう。

とりあえず方向だけ間違えなきゃ何とかなるので、獣道を進んでいく。

ササヤブゾーンを歩いていると急に現れる白倉山。

白倉山で終わりにして帰ることも考えていたが、まさかこんな山頂だとは予想もしていなかったので、さすがにちょっと物足りない。

中ノ尾根山までまだだいぶ距離があるが、時間も早いことだし、いっちょ行けるところまで行ってみよっかな。

幕営に良さそうな場所をハッケン。

白倉山を過ぎても、まだまだ続くササヤブゾーン。

目印のつもりなんだろうが、どう見てもゴミを置いてってるだけだろうがよっ。

ササヤブゾーンが終わると今度は倒木ゾーン。どっちに転んでも哀しいです。

笠松山に到着。ここが事実上の浜松市最北端ピークになります。

もしかして、プレートを打ち込んだあとにこんだけ伸びたのかな。

笠松山にサボさんいました。

ここまで来たら、とにかく進むしかない。

ポコン。

まだまだ歩きにくいものの、さっきのササヤブゾーンよりはだいぶマシ。

残念なことにガスってきてしまった。

三又山へのキッツイ登り。

ということで三又山。

中ノ尾根山の前に立ちはだかるドーム。

登山道は荒れ、崩壊気味のガレ場も出現、最後の最後まで登山者に厳しい道のりであります。

反発が強いモミの木。かなり厳しい。

ドームを通過。

コワっ。

コケたら真っ逆さまに転落しそうなザレ場。

中ノ尾根山への最後の登り。

赤テープもありますが、どこを歩いても同じ。

なんとか登りが終わったようです。

ヌタ場でずーっと遊んでいたい。

満身創痍になりながらも何とか中ノ尾根山に到着しました。

二等三角点「中尾根山」。

お弁当を食べてちょっとゴキゲン。

おかず三兄弟（うた：速水けんたろう、茂森あゆみ）

追加のおいなりさん。

静かで雰囲気のよい山頂なんだな。

時間もずいぶん押してきたので、サッサと下山することにします。

足元が見えなくてスベるスベる。

ザレ場をヒーヒー喘ぎながら登り返す。

行く手を阻む倒木とササ。

帰りはどうしても気が急いてしまう、よくないんだな。

こんな場所にプードルっ？

雲が厚くなってしまった。

白倉山を通過。

平森山を通過。とりあえず難所は過ぎたのでホッとする。

日が暮れてきちゃった。ワォーーーーーーーン！

まさかヘッデンを使うハメになるとは。

なんとか林道まで戻ってくることができました。

兵越峠に着くころにはすっかり暗くなってしまっておりました。歩きごたえのあるコースだったんだな。

感想

bk138

ヒルが多く生息するため
夏の深南部は避けておりましたが、
いよいよ山歩きに最適な
季節がやってきました。


そんなわけで半年ぶりに
南アルプス深南部に行こうと計画。


当初は白倉山までピストンだったけど、
ちょっと色気を出して
中ノ尾根山まで足を伸ばすことに。


おかげで最後は時間ギリギリで
暗くなってしまったものの、
手応えのある山歩きで
充実感がありました。





おわり