日光の山旅 2日目 日光白根山(菅沼コース)
- GPS
- 06:46
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 986m
- 下り
- 968m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夏の天候不順で様子を見ているうちに、山に行く機会を失くしてしまった。10月の1週目の週半ばから休みがとれたので、北アに出かけようと考えたが、週後半はやはり天気が悪そう。天気のよさそうな水、木の2日間で楽しめそうなところを考え、日光の男体山と白根山に登ってみようと考えた。初日は男体山、2日目に日光白根山とした。いずれも観光やスキーで近くには行くが、これまで登ったことがなかった。
1日目はこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1278894.html
2日目 日光白根山
昨晩の中秋の名月はまぶしいほどに明るかった。5時半過ぎに起きる。暫くウダウダし、菅沼の登山口には6時過ぎに着いた。この時間でも受付の若者がいたのは驚いた。駐車代1000円を払う。ロープウェイと同じ会社の運営だがしっかりしている。用意を整え6時半過ぎにスタート。朝から晴れていて期待できそうだ。しばらく平らなところを歩くが直ぐに山道になる。最初は白樺林があり、徐々に苔生した樹林の中を歩くようになる。シラビソやコメツガが多い。奥秩父や北八ヶ岳の森を歩いているような気になる。
スタートから1時間半少しで樹林帯を抜け、弥陀ヶ池に着く。ここで初めて白根山頂上部が見える。ここからは一挙に眺望も開ける。ダケカンバが散在する中を急登する。すぐに弥陀ヶ池を見下ろすようになるが、振り返ると、燧ケ岳と至仏山がよく見える。頂上に近くなり結構な岩場となる。北アルプスを歩いているような気分になる。登り切って、ここが頂上と思いきや、いったん下って、さらに岩場を登り返したところが頂上だった。スタートから2時間半ほどだった。標高2578m、関東以北の最高峰であるという。これまで丸沼高原スキー場のゲレンデトップから見上げるだけであった。この日は最高の天気で素晴らしい眺めであった。昨日は見えなかった富士山が見える。昨日登った男体山は目の前。武尊も近い。燧ケ岳、至仏山も。西を見ると浅間山の奥に、槍ヶ岳から穂高、後立山もよく見えている。南アルプスや八ヶ岳もよく見える。凡そここから見えるはずの山は全て見えているようだ。今日は大当たりだ。到着した登山者もみな嬉しそうだ。山頂で30分ほど飽かず眺めを楽しんだ。下りは五色沼を巡ることにする。頂上から急な下りをこなし、1時間ほどで五色沼に出る。白根山を見上げる静かな沼だ。沼といっても弥陀ヶ池よりは大分大きい。北八ヶ岳を思わせるようなところだ。弥陀ヶ池までは登り返しとなる。弥陀ヶ池からは来た道を戻る。1時過ぎに菅沼登山口に戻ってきた。7時間弱の楽しい山旅だった。今度は雪の季節に来てみようと思う。その時はロープウェイ利用かな。安易にゲレンデスキーに流れるかもしれないが。
この日も、「おおるり」で日帰り入浴し、少しだけ日光観光をして帰宅した。
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