高畑山・大桑山・九鬼山・馬立山・御前山・神楽山


- GPS
- 05:59
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
穴路峠 10:10
高畑山 10:35-10:40
大桑山 11:00
鈴ヶ音峠 11:25
九鬼山 13:00-13:10
馬立山 14:05-14:15
御前山 14:40-14:45
神楽山 14:55
猿橋駅 15:20
天候 | 晴れのち時々曇り。この大晦日は今年一番の冷え込みとなり、この冬初めて、最後までフリースを着たまま歩いた1日となりました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2007年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上野原駅 08:28-(富士急バス)-09:18 無生野バス停 (帰り) JR中央線 猿橋駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
無生野から穴路峠への登りは、林道を登り詰めた先で、そのまま沢の中に突入するのが正しいルートでしたが、右に分かれるミストレースもあったりして、間違えやすかったです。 高畑山〜大桑山間には、左右が切れ落ちた細長い岩の上を通過する箇所がありますが、普通に歩けるだけの幅があって、落ち着いて歩けさえすれば問題のない箇所でした。 むしろ大桑山の直前にあった急斜面のほうが、何かに掴まりながらでないと登れないほどの傾斜で難儀させられています。 札金峠〜馬立山間は、札金峠に立っていた道標に従って進んだつもりでしたが、とてつもない急登で道も不明瞭でした。 ただし馬立山に着いた時、別の方向から上がってくる明瞭な道を見ているので、ほかにもっと良いルートがあった可能性があります。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
大晦日とあってか、上野原まで乗り継いだ3本の列車はいずれもガラガラ。バスの乗客もたった4人で、登山者は私だけという状況。駅前を同時刻に発車するほかの行先のバスにも、登山者の姿はほとんど見られないようでした。
終点の無生野で降りて、走り去ったバスを追うように道路を歩いていきます。「赤倉岳」バス停の前を通ると、そこがバスの転回所にもなっていて、さっきまで乗っていたバスが停まっていました。
■いきなり道間違い■
穴路峠を示す道標に従って、右に沢沿いを登る舗装道路に入ります。やがて未舗装となった先をさらに進むと、道の先端が沢に突っ込んでいきなり途絶えていました。
その奥(つまり沢の中)はとても道の続きのようには見えません。その一方で右手側に斜面を登っていく踏み跡が確認できますが、こちらも注意していないと見逃しそうな程度のもの。
もし右の道が登山道なのであれば、右折を示す道標がないのは不自然に思われましたが、荒れた沢の中を進むのもあんまりな気がしたので、疑いつつもとりあえず右の斜面を登ってみます。
「山と高原地図」の赤線が沢沿いに書かれているのに対して、かなり沢から離れて進むのが大いに気になりますが、はじめは踏み跡が明瞭なので特に不安もなく進んで行けます。
ところがこの道、しばらく進んだ先で多数の倒木に行く手を遮られました。そして倒木を乗り越えてみると、なんとその先に続く踏み跡はありませんでした。
どうやら沢の中を進むのが正解だったようなので、引き返して林道の終点まで戻ります。これで10分くらいはロスしたでしょうか。
林道の終点から、そのまま沢に突入します。そこが正しい道であるようには到底見えませんでしたが、実際に歩いて行くとそこここに足跡が見られて、ひと安心です。
一旦沢から上がった後で、再び沢に入る地点には道標が立っていました。その道標は進行方向として沢の中を示しているのですが、さらに手書きのプレートが付け足されていて、
「エレー道だ。この先よくなるよ」
とマジック書きされていました。「エレー道だ」には誰もが共感できるところだと思います。この沢の中、この日は石の上を伝って濡れずに歩けましたが、雨の後などはどうなってしまうのでしょうか。
それでもそのプレートのメッセージ通り、その先で再度沢から上がると、あとはもう沢の中に下りることもなく、比較的歩きやすくなっていきます。
沢沿いを進んでいる間は、登るにつれて傾斜が増していきますが、大きく左に折れて斜面をトラバースするようになると、緩やかで幅広の道を、ゆったりと快適に歩ける区間となりました。
穴路峠を左折して高畑山への稜線を進むと、最初のひと登りで天神山に到着です。北面のみが開けていて、中央線を挟んで向かい側の山域が良く見えていました。
さらに比較的緩やかな稜線を進んで、この日のコースで最高標高点の高畑山へ。
今度は南面が展望できる山頂で、道志や富士山方面の山々が見渡せます。ただし富士山は、裾野は見えているものの中腹より上は雲の中でした。
高畑山の先には、左右が切れ落ちた細長い岩の上を通過する箇所があります。
人ひとりが立てる幅があって、距離もいたって短く、天辺もナイフエッジのように尖っているわけではないので、一応は普通に歩いて通過できます。
とはいえデコボコした岩の上ですし、踏み外せばかなりの高さを落下することになるので、バランスを崩さないよう注意が必要でした。
大桑山の手前まで来ると、今度は急斜面が待っていました。
何かに掴まりながらでないと登れないほどの傾斜があるのに、その掴まる物に乏しく、所々では地面上の僅かな手掛かりだけを頼りに登る局面もあります。
また地面も踏み固められていなくて脆いため、足元にも神経を使わされました。雨の後などでは滑って大変な思いをさせられそうですし、今日のように乾いていても、下りとなる逆方向には歩きたくない区間でした。
なんとかその急坂を登り切ると、その先が大桑山です。展望はほとんどなく、あまり面白味のない頂上でしたが、急登で体力の消耗もあって、岩の上に腰掛けて小休止していきます。
大桑山からの下りも急斜面となっていますが、ジグザグに切られている道自体には急な傾斜がなく、路面は安定していて、快調に下ることが可能でした。
ひとつコブを越えた先の急降下も同様に何の問題もなく、あっという間に林道まで下ってしまいます。
林道に下りた地点は「山と高原地図」では突坂峠となっていますが、どう見てもあまり峠らしい箇所ではなく、そこに立つ標識にも現在地名の表記はありませんでした。
その後は少し林道を歩いて鈴ヶ音峠へ向かいます。
鈴ヶ音峠から九鬼山までの間は、小刻みなアップダウンの多い区間となります。
最初に登り着いた桐木差山と、そのすぐ隣の高指には標識が立っていて、そこまでは現在位置を確認できていました。
しかしその後も似たような小ピークを繰り返し乗り越えていくことになって、地形図と高度計を見ながら歩いていても、やがて現在地を見失いました。
かなりの距離を歩いて、杉山新道を経て禾生駅へと下る道との分岐点まで来ると、九鬼山はもう目と鼻の先で、あとはなだらかな坂を登って頂上に到着です。
九鬼山の頂上からは北側を中心として東西方向にも展望が広がっていて、大菩薩連嶺や奥多摩方面の山並みを見渡せます。
ここには今日初めて見るベンチもあり(今日のコース中、頂上にベンチがあったのはここだけだったような)、腰掛けてしばらくこの展望を楽しみました。
九鬼山からの下りは、東側の尾根の急降下から始まりますが、段差の大きな所は樹木に掴まったりして補助できたので、特段問題になる箇所はありません。
しかし、ひとしきり下った後で、北側の尾根に乗り移るまでのトラバース区間が厄介でした。路面に水平な部分がないため、ずっと斜面上を歩かされて、しかも脆い土に足を取られやすいのです。
滑ったところで、柔らかい土の緩斜面なので危険は感じませんが、そんな状況がかなり長く続くちょっといやな区間でした。
ようやく北へ伸びる尾根に乗ると、その先が開けて見晴らしの良い場所となっていて、標識によるとそこが「紺屋の休場」でした。
さらに下り、左に田野倉駅への道を分けて進むと、ほどなく十字路となっている札金峠に着きます。
札金峠で「馬立山→」という道標に従って直進方向の急登に取り付くと、これがモノ凄い急斜面でした。傾斜がきつい上に足場も脆く、木や岩などの掴まる物がなければとても登れない傾斜です。
道も不明瞭で、次第にルートが定かでなくなっていきます。両手を総動員してどうにか登っていきますが、道の様子はとても一般ルートとは思えませんでした。登りは何とかなっても、下るのは相当な困難に違いありません。
急登の末に登り着いた所は、地形図にも標高値が示されている704mの小ピークです。ところがそのピークで、左から良く踏まれた道が合わさってきました。
自分が登ってきた道と比較して、明瞭なばかりか、傾斜もあまり急ではなく歩きやすそうな感じです。逆方向から歩いて来た場合の下りは、間違いなくその道に誘導されるでしょう。
でも札金峠からこのピークまでの間に、これだけ明瞭な道を外したとは考えられず、この点は現地では謎のままでした。
※帰宅後にいくつかガイドブックを見ていると、札金峠から少し西に行った所に馬立山への分岐がある資料が見つかりました。明瞭な道は、そこから登ってきているのかもしれません。
704m小ピークから一旦下って、再び大きく登り返して尾根に乗ると、あとは僅かな登りで馬立山に到着です。
山頂は疎林の中にありますが、木々が葉を落としたこの季節は、幹の間から一応は全方向を眺めることができました。
この先は、いくつもの小さなコブを越えつつ、少しずつ高度を落としていきます。
御前山の頂上(御前岩)は、登山道を南側に少し外れた所にあります。その御前岩に登ってみると南側に絶好の展望があって、高畑山から九鬼山を経てここに至るまでの今まで歩いてきた稜線が、手に取るように眺められました。
さらに稜線を猿橋方面へとたどると、神楽山がこのコース最後のピークとなります。
神楽山の頂上も縦走路からは少し外れていて、立ち寄ってみたものの、狭い頂上にCATVのアンテナが立っていて景観を損なっている上、展望もあまりパッとしませんでした。
猿橋駅への最後の下りは割と急でしたが、道はしっかりしていて特に難しい所はありません。下り切る手前で一度大きく左に迂回すると、車道への降下点はもう間近でした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2007_10_12/mt2007_10_12.html#20071231
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