多摩川水系 水根沢谷(沢登り講習)
東京都
kamog
その他1人 - GPS
- 03:20
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 246m
- 下り
- 244m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
11:20出発-
11:30水根沢谷入渓-
14:00半円ノ滝上流にて遡行終了-
14:10登山道-
14:40駐車場
| 天候 | 雨のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■沢登り講習会(8/22〆切) 対象:沢登り初心者〜初級者 http://homepage3.nifty.ne.jp/kanagawatozanschool/ ■水根沢谷 奥多摩では逆川と並び水にどっぷり浸かれる初級の沢。 遡行グレード:1級 ・降雨中のため水量を心配したが平水よりやや多い程度。 濁流ではなく少しだけ笹濁り状態であった。 ・過去泳いで取り付いたトロや釜も最深で胸までで足がついた。 土砂でかなり埋まった印象を受けた。 ・半円ノ滝のみ水量多く、釜も深いので左壁を巻いた。 この滝の上流20mで右側の小尾根に上がれば あとは踏み跡を高度50mほど登れば登山道に出る。 ・水根バス停横の駐車場にはトイレあり。 当日は紙もあった。 |
写真
拍手
感想
今日の沢登り講習事前説明事項をちょっとだけピックアップ・・・
1.地形図のカスタマイズ
1)現在位置把握・・・二俣、三俣など沢の合流点における沢の方角
それぞれの沢の見た目の大小
水量比(集水面積)
尾根の方角
地形図から大滝、ゴルジュの予測
2)エスケープルートの掌握
3)遡行図の作成=その山行の総括
2.専門用語
1)入渓、遡行
2)右岸、左岸・・・上流から見ての右・左のこと(登っているときは逆)
3)本流、支流(支沢、枝沢)
4)滝、棚、落ち口(リップ)、釜、瀞(とろ)、ゴルジュ、ルンゼ、
チムニー、クラック、リス、CS(チョックストーン)、ナメ、
ナメ滝、沢床、ゴーロ、ガレ、ザレ、押出し、草付き、ブッシュ、
堰堤、インゼル、詰め、SB(スノーブリッジ)
5)Fall Number(下流からF1、F2・・・)
遡行グレード・・・1〜6級(上、下を付ける場合もある 例:2級上)
1級・・・初級 2〜3級 中級 4級 上級
5級・・・熟達 6級 篤志
行程全体のグレードである。滝や高巻きの難易度、行程
の長さ、アプローチや下山路など総合的なグレード。
ピッチグレード・・・�機↓供↓掘↓検↓后↓叉�(上、下を付ける場合も
ある)(RCC�競哀譟璽�)
一つの滝のクライミンググレードである。フリークライ
ミングやボルダリングのグレードとは別物。
3.専門技術
1)ゴーロ帯の通過・・・浮石に注意。視線の高さを一定になるよう膝屈伸で調整
2)徒渉、泳ぎ、へつり・・・振り子徒渉、V字徒渉、基本はすり足
泳ぎの際はヘルメットはザック内に仕舞う
ザックベルトの調整は深さにより調整
3)直登、高巻き
4)ラペリング(懸垂下降)
5)登り返し
6)FIXロープ・・・適正なフリクションノット使用
7)FIXロープトラバース・・・カウテール使用
8)A0(Aid #0)、ゴボウ
9)藪漕ぎ
10)ビレイ・・・アンカービレイ
ボディビレイ+ワンターン
ハーフクローブヒッチ(ムンターヒッチ)
肩絡み
11)フォロワーのロープワーク・・・フィギュアエイトノット オン ア バイト
ダブルフィギュアエイトノット
エイトノットラウンドターン(kamog開発)
12)ビバーク・・・基本はタープ等
夜間の増水や鉄砲を察知しやすい
沢と一体感を生む(テントは沢との隔絶なので)
軽量化が可能
エスケープルートの確保
焚き火(至福の幸せ)
4.沢登りのリスク
1)落石
2)浮石、ゴーロ帯の浮石
3)転落、滑落
4)ルートミスで進退窮まる
5)直登や高巻きの選択ミス
6)確保点の崩壊(特にラペリング時の木やブッシュ)
7)ビレイ方法の選択ミス
8)増水、鉄砲水
9)SB崩壊
10)低体温症、濡れ
11)動物
さぁて今週末は谷川の沢でビバーク♪
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する