前穂高 岳沢 テント泊 上高地 紅葉

2017年10月07日(土) 〜 2017年10月08日(日)

• GPS: 16:32
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,963m
• 下り: 1,979m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:11
• 合計: 2:58

7:38 上高地バスターミナル
7:43 7:43 無料トイレ
7:46 7:46 河童橋
7:52 7:52 日本山岳会上高地山岳研究所
8:01 8:04 岳沢湿原・岳沢登山口
8:49 8:57 7番標識
10:36 岳沢小屋

2日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 3:25
• 合計: 11:17

4:40 宿泊地
6:50 7:22 紀美子平
7:38 8:56 前穂高岳
9:17 9:47 紀美子平
12:35 13:30 岳沢小屋
14:53 14:59 7番標識
15:27 15:28 岳沢湿原・岳沢登山口
15:41 15:42 日本山岳会上高地山岳研究所
15:51 15:52 河童橋
15:55 15:56 無料トイレ
15:57 ゴール地点

予想以上に難所。重太郎尾根も、紀美子平から山頂までも。
しかし山頂は絶景。

ハシゴはただ普通に登れば大丈夫と　言っている人が信じられん・・・。
・ハシゴの横棒と木が　重なっている段があって、足をのせる面積が極めて小さい段がある！
・同じくハシゴと岩が重なっている段があって、足をのせる面積が極めて小さい段がある！つまりは　つま先だけでのっからなくてはならん！こわーい
・ハシゴをのぼりきる最後は　手は岩につかまるしかないので、慎重に登りきらないと最後に　落ちる！
・小雨などで濡れているとツルツル滑る！こわーーい
・下るとき、足元よく見えないし！

とにかく初心者は注意してください！
上級者は発言に注意してください！
たまに慣れた上級者が　
「まあ西穂〜奥穂ルートに比べれば　全然大してことないよ」とか、
「慎重に行けば誰でも登れるヨ」とか言うから、甘く見る初心者が、
事故を起こすのですよ！！

今回事故に遭遇してしみじみ思いました。
とくに　重太郎尾根は事故が多い！
岳沢小屋の方ホント大変だと思いました・・・

https://rindow33kai.grupo.jp/blog/1923428

天候

雨　翌日　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

さわんど大橋までマイカー　その後　バス乗り換え

帰りはさわんど方面バス1．5時間待ち。大行列。
タクシーも中の湯方面バスも同じく大混雑。

帰路は　大月〜小仏トンネル　25km渋滞回避のため　勝沼ICで下車、411号で柳沢峠越え丹波山村通過奥多摩青梅経由で帰宅。到着は深夜0：30。

3120円　八王子ー松本
2220円　松本ー勝沼

バス　2050円　さわんど大橋ー上高地　往復
駐車場　1200円　さわんど大橋
テント代　1000円　（水無料）　岳沢
約480km走行
480km×135円÷15＝4320円

合計　13,910円

コース状況／危険箇所等

岳沢までは普通の登山道。
★岳沢からいきなし難所連続。三点支持登山、鎖場、ハシゴ多数。
★岳沢〜重太郎尾根〜紀美子平〜前穂高山頂、すべて難所。3点支持必要。
★ノーヘルメット、ノー山岳保険者はやめた方がいいと思う。

写真

10/7 3:41

今日も早起き成功。シャワー浴びて着替えて、速攻3：30に家を出た。雨だけど午前中でやむ予報。

10/7 6:59

さわんど大橋でバス乗車。駐車場もバスも予想外にすいていた。

10/7 6:59

雨の　さわんど大橋バス停

10/7 7:02

次のバス停

10/7 7:04

その次のバス停

10/7 7:25

上高地　到着

10/7 7:32

上高地ビジターセンターで登山用品が売っていた

10/7 7:34

出発準備完了

10/7 7:38

10/7 7:43

河童橋でトイレ

10/7 7:44

10/7 7:49

小雨です

10/7 7:58

木道をすすむ。

10/7 8:01

10/7 8:02

岳沢登山口

10/7 8:05

登山道っぽくなってきた

10/7 8:28

10/7 8:38

明神南沢

10/7 8:55

風穴クーラー

10/7 9:09

10/7 9:12

10/7 9:26

見晴らし台。　今日はガスしか見えない

10/7 9:30

丸太は滑りそうでこわい

10/7 9:44

西穂展望所　展望なし

10/7 9:52

沢がみえてきた

10/7 10:09

10/7 10:10

胸突八丁ってなんだ

10/7 10:28

岳沢小屋目前だ　

10/7 10:28

長かった〜

10/7 10:32

雨のせいで沢ができた

10/7 10:36

10/7 10:41

岳沢山荘が見えた！

10/7 10:41

到着〜　ホッ

10/7 10:51

テント1番乗りっぽい

10/7 10:56

沢を渡る必要のない小屋近くの特等席が空いていた！しかも上座。

10/7 11:04

10/7 11:23

最高のポジション　

10/7 11:24

10/7 11:49

前穂高はあした行こう。時間はたっぷりあるので　破線ルート天狗沢方面に行ってみる

10/7 11:51

進むと　さきほどのテン場が見えた

10/7 11:55

ときおり雨が強くなる。

10/7 11:55

10/7 12:01

天狗沢を渡る。水量が多い

10/7 12:02

破線ルートなので登山道が不明瞭だ

10/7 12:13

10/7 12:14

10/7 12:19

水量が多く道も険しくなりつつあるのでここらでやめる。

10/7 12:20

ではランチタイムにしよう

10/7 12:26

10/7 12:27

なぜか　きんつばが

10/7 12:48

10/7 12:55

10/7 13:06

ときより　ガスが晴れる

10/7 13:06

10/7 13:11

10/7 13:14

10/7 13:15

ガスが　一瞬消えて　紅葉が見えた

10/7 13:23

10/7 13:28

10/7 13:29

下の赤いテントが私のテント。隣にはモンベルの黄色テント。お上品なご夫婦。この2張りが特等席。あとは基本沢の向こう岸となる。

10/7 13:42

10/7 13:52

岳沢小屋に戻った

10/7 13:58

小屋にウラには　ヘリポート？　のちに混雑してここにもテントが。

10/7 13:59

10/7 14:17

特等席は　先着2張りまで

10/7 16:54

なんと沢の水量が増えて　渡るのが困難に

10/7 16:54

テントの混雑がひどく、沢の水量も増えて、特等席にもう1張り。合計3張りに。

10/7 16:58

岩場が　沢になってしまった

10/7 17:04

10/7 17:05

10/7 17:08

10/7 17:08

10/7 17:10

さすが、みなさん運動神経がいい。水量が増えても、なんとか渡る。というか渡らないと　トイレも行けない。

10/7 17:10

10/7 17:18

10/7 17:20

夕方になるとどんどんテントが増える。小屋のテラスは休憩所、通路まで満杯に。

10/7 17:21

テントが増えて少しせまいが　この雨だと沢を渡るのは危険。

10/7 17:22

ときどき晴れ間が見える

10/7 17:24

10/7 18:10

夕食

10/8 3:31

3：00に携帯アラーム。3時半起床。

10/8 4:04

朝食はカップラーメン

10/8 4:33

4：30　前穂高山頂に向け出発。ヘッデンで出発するのはじめてだ。

10/8 4:40

10/8 4:44

月

10/8 4:45

まさかヘッデン使うとは思わなかったので、安物のエナチャイザー80ルーメン。でもけっこう使えた。単4電池の予備がないのが怖い。

10/8 4:54

テント村が見えます。けっこう起きている人いますね

10/8 5:01

ヘッデン山行おもしろいね。　80ルーメンでもイケるね。

10/8 5:11

真っ暗の中、さっそくハシゴ　こわ〜

10/8 5:14

慎重に登ります。

10/8 5:23

10/8 5:32

10/8 5:34

10/8 5:35

明るくなってきた

10/8 5:35

気を抜くと滑落する。ここでコケたら命の保障はない。

10/8 5:35

10/8 5:36

10/8 5:37

もはや　岩場だけ

10/8 5:38

荒っぽい　ギザギザの稜線がみえる

10/8 5:40

10/8 5:49

10/8 5:49

10/8 5:50

またまたハシゴ。落ちたら死ぬ。

10/8 5:56

クサリ。慎重に。

10/8 6:02

10/8 6:02

10/8 6:03

10/8 6:09

（心の奥のつぶやき・・こわすぎ　来なきゃよかった笑）

10/8 6:16

朝早く出たおかげで、まったく人影なし。完全に1人。

10/8 6:24

ストックがジャマだ。特にこの傘の部分がひっかかって危ない。

10/8 6:25

はずしたらすっきりした

10/8 6:35

なんだかトイレに行きたくなった。我慢せねば。

10/8 6:46

雷鳥広場だけど　トイレで頭がいっぱい。

10/8 6:57

もう限界。気分悪くなってきた。森林限界の上でトイレなんてありえねえ。

10/8 6:59

こえええ　ここ登るの？

10/8 7:00

死にたくねええ

10/8 7:04

死ぬー

10/8 7:05

わー

10/8 7:06

10/8 7:09

ようやく紀美子平。誰だ重太郎尾根は簡単だよ　なんて言ったやつは。死ぬかと思った。

10/8 7:09

怖いけど　　景色は最高

10/8 7:09

キザキザで危険な　稜線

10/8 7:20

山頂まだかー

10/8 7:27

10/8 7:28

危険路は　ずっと続く　

10/8 7:45

10/8 7:47

10/8 7:49

おおおおお山頂が見えた！

10/8 7:50

登頂！！！　

10/8 7:51

あとから来た気持ちのよい若い方が撮ってくれました。ありがとうございます。

10/8 7:51

きれいに撮れています

10/8 7:59

絶景！

10/8 7:59

10/8 7:59

10/8 7:59

10/8 8:03

10/8 8:03

10/8 8:04

もう　なんもいえねえ

10/8 8:04

10/8 8:08

10/8 8:09

10/8 8:10

涸沢ヒュッテ　テント村が見えた！！

10/8 8:10

10/8 8:11

涸沢ヒュッテ

10/8 8:12

10/8 8:13

10/8 8:16

10/8 8:16

10/8 8:24

3000オーバーの証拠

10/8 8:26

10/8 8:27

10/8 8:28

10/8 8:31

10/8 8:38

10/8 8:40

残念だけど　下ります。下り怖いよーー

10/8 9:27

10/8 9:28

ハアハア　こええ

10/8 9:30

10/8 9:55

10/8 9:56

10/8 9:56

10/8 9:56

10/8 9:58

10/8 10:00

下山直後、ルートを間違えてしまいました。危うく遭難でした。後について来たオジサマが「あれ？ルートおかしくねえか？」と気づいてくれ　助かる。反省。

10/8 10:04

10/8 10:11

いま　下りてきた道

10/8 10:11

10/8 10:21

10/8 11:01

うわ　こええ

10/8 11:11

10/8 11:19

下り　登り　一方通行

10/8 11:26

もうすぐ岳沢だが、なんだか様子がおかしい。人が集まっている。

10/8 11:39

なんと滑落者が・・・。顔が血だらけ・・・。100mくらい転げ落ちたらしい。

10/8 12:16

先に通りかかった方が携帯電話でヘリを要請した。

10/8 12:16

小屋から駆け付けた方が、ヘリが来たら、危ないし邪魔なので、とにかく　離れてください　とのこと。

10/8 12:16

10/8 12:17

10/8 12:19

10/8 12:22

おじいさん。大したことないといいけど。

10/8 12:31

かなり遅れて　テント場に着いた

10/8 13:30

滑落事故遭遇と　時間の遅れで　少しパニックに。バスに間に合わない。

10/8 14:05

とにかく急いで下りた。バスの時間が気になる

10/8 14:42

急いだから疲れた〜休憩

10/8 14:53

急いで降りたので翌週ひどい　筋肉痛に

10/8 15:07

板が。そろそろか？？

10/8 15:27

よかった〜　なんとかバスに間に合った

10/8 15:28

ださい

10/8 15:29

美しいねえ

10/8 15:30

なんの 山かな

10/8 15:30

10/8 15:32

のどかやな〜　気持ちが落ち着く

10/8 15:34

関西風のおばさまに撮っていただいた。

10/8 15:44

10/8 15:52

かっぱ橋　着いた〜　人が多い

10/8 16:20

バス行列　1．5時間待ち・・・。でも後にとても楽しいカップルの方がいて、待ち時間、山の話で楽しませていただいた。肉まんまでいただき大大感謝。

10/8 18:30

さわんど大橋　到着

10/9 11:43

翌日　ふくらはぎ、大腿四頭筋が　筋肉痛。立ち上がったり座ったりするのがキツイがいい感じの筋肉痛。しかも膝痛はない。

10/9 11:44

指先の皮がむけた。割れていたり、気が付かないうちに　傷だらけでした。

10/9 11:45

すねに　覚えのない　アザが数箇所あり。

10/9 11:46

腕筋肉も　心地よい筋肉痛。

10/9 11:47

ザックは昨晩から放置。早く掃除しなければ。

撮影機器：

AQUOS SHOT SH003 シャープ

装備

個人装備

シュラフ　ナンガ900DX マット　プロモンテ　１２０ テント　プロモンテVL14

備考

アタック中も　ティッシュ　ｻﾆﾀﾘー類

感想

iga_1966

【初日】
・天狗沢方面は　ルートが不明瞭
・テントは暖かかった。テント内気温10度くらい。ナンガ900DX持参したが、モンベル＃3でも大丈夫だったかも。よく眠れた。
・おそらく10時ごろまでに来れば、テント場特等席取れる。
・テン場は　雨で増水。沢ができて渡るの一苦労。特等席にいて、うらやましいを通り過ぎて、恨まれた。
・テントお隣のご夫婦はとても上品な方で気持ちがよかった。とても控え目な発言だったが、実は上級者じゃないかと見た。


【2日目　登頂】
・前穂高は　予想以上に難所　危険。
・急登、ハシゴ、クサリの連続。3点支持必須。落ちたら死ぬ場所ばかり。
　絶対ナメたらあかん。私の登山歴で一番の難所だったことは言うまでもない。
・山頂に向かう途中。トイレ行きたくて気持ち悪くなった。


【2日目　下山】
・山頂から下山時、ルートを間違えた。あまりにもガケが急なのでおかしいな？と後続の人が気づいてくれ、気が付きました。反省です。
私に背後について来た人がいたのでついつい　あせって間違えてしまいました。
危ないところでした。

・滑落遭難者と遭遇してしまった。
　　　（ケガをした遭難者さん、民間ヘリは金が払えないとしきりに言っていた。結局県警ヘリが松本空港から来てくれたのだが。）

・道具の忘れ物はなし
・帰りのバス停は　紅葉時期と重なり大行列。1．5時間待ち。アルピコさんてんてこまい
・帰りの中央高速も大渋滞。25km　小仏〜大月

・翌日以降ずっと筋肉痛がひどい。大腿四頭筋とふくらはぎ。
　　立ち上がるのがつらい。階段昇り降りができないくらい痛い。