高島トレイル 水坂峠ー桑原橋 2泊3日

2017年10月07日(土) 〜 2017年10月09日(月)

• GPS: 29:45
• 距離: 43.0km
• 登り: 3,216m
• 下り: 3,091m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:35

距離 12.6km 登り 911m 下り 789m

10:08 スタート地点
11:40 12:05 二の谷山
13:20 13:21 桜峠
15:38 15:41 行者山
16:31 横谷峠
16:43 宿泊地

2日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:24
• 合計: 9:55

距離 14.6km 登り 1,206m 下り 841m

6:19 横谷峠
8:23 8:44 駒ヶ池
8:59 焼尾東谷道分岐
9:27 国境尾根出合
9:43 9:58 駒ヶ岳
11:00 11:28 与助谷山
12:21 12:30 桜谷山
12:50 12:55 木地山峠
14:15 14:16 百里ヶ岳
15:19 15:24 根来坂峠
16:14 宿泊地

3日目

• 山行: 9:14
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:58

距離 15.8km 登り 1,103m 下り 1,495m

5:50 宿泊地
8:15 8:16 ナベクボ峠
8:57 9:09 三国峠
10:02 10:24 地蔵峠
13:02 岩谷峠
14:06 14:15 三国岳
15:48 桑原橋

天候

1日目　雨のち曇り　2日目　曇り　3日目　晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高島トレイルクラブのツアーのため　近江今津駅から水坂峠　桑原橋からくつき温泉てんくう、安曇川駅まで送迎あり。

コース状況／危険箇所等

宿泊地が限定されるため日を追うごとに踏破距離が延びる厳しいコース。特に3日目は芦生研究林との関係でトレイル標識やテープをほとんど設置できないため、ガイドなしの場合地図読みの力が問われるコース。

写真

いよいよ出発だ。安全登山で楽しむぞ。

？

トリカブト

ポイント12

？

雪に耐えて・・・・

今回こちらには行かない。

ガイドさんについていってるのだけど、ちゃんと確認。

まだまだだ。

三角点

二の谷山　ポイント13

小学生が登った記念のプレート。

？

ピーク545

高島市環境センター　桜峠はもうすぐ

竹生島が見えた

桜峠　ポイント14

？

次の目標の行者山が見えている

暗い中から何かがのぞいていたので近寄ってみると牛さんだった

行者山登山口

どんどん進みます

間伐の一つの方法だとのこと

この写真の地図上の位置が間違っているかもしれません

三等三角点

小数第2位までの標高標識

行者山　ポイント15

横谷峠　ポイント16

今日の宿泊地に向かいます。途中土砂崩れの跡があった。

予定通り午前6時出発。雲間から朝日が射してきた。

駒ヶ岳を目指して

トリカブト

熊剥ぎ

見渡すとそこここに熊剥ぎの跡

伊吹山にもあった　マムシグサ

ツキヨタケ　倒木にびっしりとはえている

ウリハダカエデ　日本固有種とのこと

？

駒ヶ池　ブナの原生林の中にある

駒ヶ池の近くにスズメバチの巣、ぶんぶん飛んでいた

イノシシのぬたば　濁っているから夕べあたり泥浴びしたのだろう

駒ヶ岳南尾根

ペンキで落書き？

樹皮がほとんど剥がされている

？

ブナの原生林を駒ヶ岳目指して登っていく

駒ヶ越のトレイル標識を撮りわすれた。あと少しで駒ヶ岳

またもやぬたば　シシ16頭いたのだろう

若狭町が整備していたとのこと

琵琶湖が見えた

駒ヶ岳（日本最西端の駒ヶ岳）　ポイント18

標高780.1m

三等三角点

ブナの原生林の中、池河内越　与助谷山へ

若狭湾

ゾウのようなサイのような

小浜方面

メガネ橋？

中央分水嶺上を歩む

ねじねじの木

与助谷山　ポイント19　標高752m

赤い幼虫　何の幼虫だろう？

？

桜谷山　ポイント20　標高825m

木地山峠　ポイント21　標高660m

お地蔵さま。熊に壊された先代の祠が奥に見える。熊は防腐剤のにおいが好きらしい。この祠もかじられている。

朽木村の有志が建てた標識

「山の彼方に・・・」

シカの食害防止ひも。青いテープが巻いてあることが多いが、ここは紐。木の生長に合わせて緩むように結んである。

百里ヶ岳　ポイント22　標高931.3m　アキアカネ

一等三角点

さすが一等だ。しっかり基礎がしてあるし、四方を石が守っている。

まだまだ進む

ここにもねじねじの木

根来坂峠　ポイント23　標高830m　根来の人から見れば針畑峠

鯖街道　根来坂峠　針畑峠

古くから往来の安全を見守る地蔵様

この一石一字塔には「寛政九年(1797年)針畑村　小林彦大夫」の銘があるとのこと

おやすみ　ぐっすり眠って明日に備えよう

今日は5時発ち

霧の海　おにゅう峠からの眺め

あっという間に朝日が射してきた

ガイドさん曰く　滅多と出会えない景色だ

三日目も安全登山で楽しむぞ

刻々と表情が変わる

竜伝説の池　オクスケの池　年々落ち葉などで埋まってきているらしい

水場を教える標識

？

ピーク803　標高803m

朝日の中を進む

きれいだ

季節はずれのイワカガミの花

朝日に輝いている

芽生え　新しい命

熊の仕業？

お墓？

ここも数年前までは池だったらしい

監視カメラ？　

三国峠（地図上では三国岳）　ポイント26　775.9m

三等三角点

この実がたくさん落ちていた。肌は梨のようだ。

ツルアジサイ

トレイル上の切り株。丁寧に面取りがしてある。歩く者の安全に配慮してくださったのだろう。感謝。

地蔵峠　ポイント27　標高680m

雪で地面まで曲がったところからさらに上に成長した様子。厳しい冬を何度も乗り越えた力強さが伝わってくる。

こんな気が何本もある　右下の人と比べてみると大きさがわかってもらえるかな

ぬたばはこれで何個目だろう

岩谷峠　ポイント28　標高780m　次がトレイル終点だ

枯れた大木と絡むようにして育つ木。ガイドさんによると毎年少しづつ持ち上げているとのこと

エビネ

ここにもエビネ。つぼみ？実？

三国岳　ポイント29　標高959m　中央分水嶺上のポイントとしてはゴール地点　やった〜!!

二等三角点

雪で折れ曲がった幹から上に伸びる枝

ムカデ

またもやぬたば

キノコてんこ盛り

ふもとのシイタケ栽培

桑原橋　高島トレイル終点　ポイント30　標高400m　ゴ〜〜ル!!

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め かゆみ止め 目薬 十徳ナイフ 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 膝サポーター

共同装備

テント等の宿泊に必要な物品はサポート隊に運搬してもらえた。水 お湯 1日目の弁当と夕食の提供（有料）もあった。

感想

みのん

登山初心者の私にとって3日間歩きとおせるのかという不安とどんな景色に出会えるだろうという期待で始まったトレイルでした。私以外の8名の参加者のみなさん、ガイドさんとサポート隊の人2名に支えられて何とか完歩できました。みんなでワイワイ楽しい夕食。焼き餅に海苔、砂糖醤油まで準備してふるまってくださった大阪からのお姉さん3方には朝食にサラダまで作っていただきました。また、ご夫妻で参加の方からは信越トレイルの様子、このきついコースを行けたのだからほかの大概のコースもいけるよといろいろアドバイスいただいた滋賀と三重からのお嬢さん方、サイクリングも趣味にされているこれまた大阪から参加のお兄さんにはこれからの人生の歩み方のヒントをいただきました。ガイドさんにはコースにまつわる自然や気候、動物、植物のことなど幅広く教えていただきました。サポートの方々には物資の運搬、宿泊地の設営、励ましを受けて力を出し切ることができました。感謝と感激の3日間でした。みなさん本当にありがとうございました。