また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1286049
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

御岳

2017年10月09日(月) [日帰り]
 - 拍手
yamafool その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:17
距離
4.4km
上り
556m
下り
557m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:02
休憩
1:45
合計
4:47
9:26
107
11:13
12:42
72
13:54
14:10
3
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道途中より望む高隈山系。想像を越えたスケールと迫力に、おもわず見とれてしまう。でも写真では伝わらないのだ。うーむ。
2017年10月09日 08:21撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 8:21
林道途中より望む高隈山系。想像を越えたスケールと迫力に、おもわず見とれてしまう。でも写真では伝わらないのだ。うーむ。
そろそろ林道に飽きてしまう頃、ポンと登山口駐車場に飛び出しました。天気よし。空気よし、眺めよし。ワクワクしながら準備に入る我々なのだった。
2017年10月09日 08:48撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 8:48
そろそろ林道に飽きてしまう頃、ポンと登山口駐車場に飛び出しました。天気よし。空気よし、眺めよし。ワクワクしながら準備に入る我々なのだった。
最初の目標となるテレビ塔のアンテナ群が見えてます。
2017年10月09日 08:48撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 8:48
最初の目標となるテレビ塔のアンテナ群が見えてます。
えーと、なんとかキセルと思うけれど、紫のユーモラスな花がたくさん咲いてました。
2017年10月09日 08:58撮影 by  SH-01G, SHARP
2
10/9 8:58
えーと、なんとかキセルと思うけれど、紫のユーモラスな花がたくさん咲いてました。
そして本日の目当てのひとつ。タカクマホトトギスです。我がホームグランドにはキバナノホトトギスですが、やはり似ているけどなんかちょっと違う花なんですね。なるほど勉強になります。
2017年10月09日 09:03撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 9:03
そして本日の目当てのひとつ。タカクマホトトギスです。我がホームグランドにはキバナノホトトギスですが、やはり似ているけどなんかちょっと違う花なんですね。なるほど勉強になります。
そうこうしているうちに、駐車場から500mほど歩くと、いよいよ登山口。カウンターがついております。
2017年10月09日 09:16撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 9:16
そうこうしているうちに、駐車場から500mほど歩くと、いよいよ登山口。カウンターがついております。
林道の途中の分岐の先の、鳴之尾牧場が見えます。なんとも雄大な雰囲気。気持ち良いのだ。
2017年10月09日 09:22撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 9:22
林道の途中の分岐の先の、鳴之尾牧場が見えます。なんとも雄大な雰囲気。気持ち良いのだ。
サザンカ、らしいです。ツバキはボトっと花弁まとめて落ちますが、サザンカははらりはらりと、花びらが落ちるとのことです。
2017年10月09日 09:23撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 9:23
サザンカ、らしいです。ツバキはボトっと花弁まとめて落ちますが、サザンカははらりはらりと、花びらが落ちるとのことです。
フーフーと石段を歩き、汗がにじみ出す頃、ようやくアンテナ群に到着です。
2017年10月09日 09:41撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 9:41
フーフーと石段を歩き、汗がにじみ出す頃、ようやくアンテナ群に到着です。
テレビ塔のさらに上、忠兵衛岳には、墓標と手水鉢がありました。ここから御岳をみると、なんとも険しい稜線に見えて、一抹の不安も出ました。
2017年10月09日 09:48撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 9:48
テレビ塔のさらに上、忠兵衛岳には、墓標と手水鉢がありました。ここから御岳をみると、なんとも険しい稜線に見えて、一抹の不安も出ました。
一旦、鞍部へとググっとくだると、もう有無を言わせぬ登りが、山頂まで続きます。天気が良すぎで暑いのです。いやそれは言い訳、自分の運動能力がヘタレなだけなのだ。八合目、九合目をすぎ、ようやく余裕が出てきます。
2017年10月09日 10:42撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 10:42
一旦、鞍部へとググっとくだると、もう有無を言わせぬ登りが、山頂まで続きます。天気が良すぎで暑いのです。いやそれは言い訳、自分の運動能力がヘタレなだけなのだ。八合目、九合目をすぎ、ようやく余裕が出てきます。
リンドウさんが、ぐあんばれい!と声を送ってくれます。
2017年10月09日 10:51撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 10:51
リンドウさんが、ぐあんばれい!と声を送ってくれます。
ツルニンジンさんも、涼しげに首をふって応援してくれるのです。
2017年10月09日 10:51撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 10:51
ツルニンジンさんも、涼しげに首をふって応援してくれるのです。
あーまだかいな、もーまだかいな…と、ヨロヨロのぼると、
先行している我がH隊長が「見えます。山頂であります!」と、203高地の斥候兵のごとく叫んでいます。
2017年10月09日 11:10撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 11:10
あーまだかいな、もーまだかいな…と、ヨロヨロのぼると、
先行している我がH隊長が「見えます。山頂であります!」と、203高地の斥候兵のごとく叫んでいます。
えー、もう山頂? としらじらしく余裕をかましつつ、記念撮影をせがみます。
2017年10月09日 11:11撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 11:11
えー、もう山頂? としらじらしく余裕をかましつつ、記念撮影をせがみます。
なんだかんだで、最高の山です。なにより天気がよろしい。われら三人がそろうと、雨か曇りかガスの中なのですから。
満面の笑顔ではいパチリ。
2017年10月09日 12:26撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 12:26
なんだかんだで、最高の山です。なにより天気がよろしい。われら三人がそろうと、雨か曇りかガスの中なのですから。
満面の笑顔ではいパチリ。
360度のパノラマに言葉もありません。阿蘇でもくじゅうでもなく、大隅半島で、こんな絶景を見られるなんて…。妻岳の奥には、薩摩隼人のシンボル桜島が噴煙を上げて鎮座してます。
2017年10月09日 11:58撮影 by  SH-01G, SHARP
2
10/9 11:58
360度のパノラマに言葉もありません。阿蘇でもくじゅうでもなく、大隅半島で、こんな絶景を見られるなんて…。妻岳の奥には、薩摩隼人のシンボル桜島が噴煙を上げて鎮座してます。
高隈山系の連なる山々。妻岳の左には双子岳、平岳とつづいております。おお、歩きてえぜ。
2017年10月09日 11:17撮影 by  SH-01G, SHARP
2
10/9 11:17
高隈山系の連なる山々。妻岳の左には双子岳、平岳とつづいております。おお、歩きてえぜ。
太平洋側には鹿屋の街並みと、志布志湾がうっすらと広がっているのが見えます。
2017年10月09日 11:17撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 11:17
太平洋側には鹿屋の街並みと、志布志湾がうっすらと広がっているのが見えます。
高隈山系の最高峰の大野柄岳がとんがって呼んでます。今日はもうひんだれたから、また次回待っててね。
2017年10月09日 11:17撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 11:17
高隈山系の最高峰の大野柄岳がとんがって呼んでます。今日はもうひんだれたから、また次回待っててね。
錦江湾の向こう、かすかに開聞岳の三角アタマがちょっとだけ見えました。
2017年10月09日 11:17撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 11:17
錦江湾の向こう、かすかに開聞岳の三角アタマがちょっとだけ見えました。
ケルンに埋もれる石の板には、「竜王大権現」とありました。
2017年10月09日 12:25撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 12:25
ケルンに埋もれる石の板には、「竜王大権現」とありました。
登ってきた稜線を振り返ります。自分のトレスを振り返るのは、なんとも楽しいのです。さあ下ろう。
2017年10月09日 12:41撮影 by  SH-01G, SHARP
1
10/9 12:41
登ってきた稜線を振り返ります。自分のトレスを振り返るのは、なんとも楽しいのです。さあ下ろう。
そして登山口へ到着。満足。
2017年10月09日 13:59撮影 by  SH-01G, SHARP
10/9 13:59
そして登山口へ到着。満足。

感想

朝六時、Wリーダーの自宅に集合して、一路、宮崎から鹿屋。
二時間半のドライブは、269から220へ。
右方向についたてのごとくそそり立つ山群こそが、
高隅山系なのだ。想像をはるかに越えるスケールに
我々は歓声をあげた。
ごめんなさい。なめてました。九州の南端の山なんて
地味な低山ばかりで、灰をかぶったうす暗い山ばかりだろうと
イメージしていたのですな。霧島よりも南となると、開聞岳くらいのもんだと
無知蒙昧な思い込みにとらわれておりました。
いやもう反省いたします。
鹿屋体育大から右折し標高を上げながら、
林道へ。鳴之尾牧場との分岐を右へ。
道はぐんぐん狭くなり、クネクネ進む事五キロ。ようやく登山口駐車場へ。
テレビ塔下登山口。見上げるとアンテナ群が高みに見え隠れしてます。
そうです、ひたすら気分は高揚していくのだ。

身支度を終え、登山口まで十分ほど歩きます。
この時点で、はやくもタカクマホトトギスがそこここに咲き誇っております。
はじめましてタカクマホトトギスさん。
オイラのホームタウンにはキバナのホトトギスと、キバナノツキヌキホトトギスという希少種がありますが、どっこいタカクマホトトギスもこの地限定の希少種。
前日にさんざんキバナノホトトギスを見てきただけ、
もうホトトギス祭り状態です。ワッショイ。

カウンターのついた登山口から石段の登りがはじまりました。
覚悟はしておりましたが、登山での階段は歩幅の調節ができないので、
すぐにきつくなり、太ももに乳酸がたまってきちまうのです。
しかしこの登山道は、スタートから景色が素晴らしいまま続くので、
精神的にはずいぶんと楽しいのでした。
やがて、アンテナ群や建屋が現れ、テレビ塔に到着。
建屋の裏に小高い小山があり、登ると「忠太郎の墓」とあります。
ここは忠太郎岳とよばれているそうな。
ここから御岳へと続く稜線を見上げると、なんとも険しいラインを描いております。
右に左にと、まいて登る雰囲気ですが、思わず気が引き締まります。

テレビ塔から一旦、鞍部へとグングン下り、さていよいよ本番。
長い登りがはじまりました。
リンドウやタカクマホトトギスに励まされながら登ります。
さてどうにも、登山道がきれいです。
倒木もないし、うるさい草もスズタケもないのです。
市のほうで整備をされているとの事で、まことにありがたい限りです。
快適な道をありがとうございます。

なんやかやで、八合目の水場をすぎ、あれよあれよと九合目。
高い木々がなくなり、徐々に傾斜もゆるくなってきて、
あたりの景色や見下ろす風景に目をやる余裕もでてきます。
あれが志布志の海かな、などとWリーダーと立ち止まって景色を振り返っていると、
上のほうからH隊長が「山頂でーす」と一声。
なんだもう山頂? といいつつも、実は結構足にきていたりして。
スコーンと開けた山頂は、360度の展望。
錦江湾から太平洋側まで、ぐるりと見渡せます。
……、当初の予定では大箆柄岳まで歩こうという計画でしたが、
遠くそびえる大箆柄岳を確認した瞬間に、
「予定変更でーす。今日はここまででピストンでーす」
とH隊長をさしおき、平隊員のオイラの一言で決定。
お昼にしまーす。と強制的に大休止です。
とはいえ、二人の目にも、ホッとした色が見えたのは
いうまでもありません。

ゆっくりと食事を楽しみ、景色を満喫し、山座の同定をしたりしつつ、
一時間以上も山頂で至福の時を過ごしました。
地図でしか見えなかった高隅山系の配置関係や、登り下りのキツイポイントなどが
よおく判りましたので、次回にかならず繋がるでしょうね。
次来るときは、あそこから登って、あっちへ抜けていこうか…
と密かな企みがフツフツと沸いては消えていきます。

また来たいと思える山、上位にランクインです。
また来ますよ。もちろん晴れた日に。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:336人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら