両側に海!晴天の羅臼岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,410m
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
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アクセス | |
その他周辺情報 | 岩尾別温泉の露天風呂は立ち入り禁止で使用不可でした。 |
装備
個人装備 |
日帰り装備
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感想
一度は訪れたい念願の羅臼岳を登りました。
絶好の登山日和の中、終始快晴で下山できて良かった。
山頂からは、前は知床連山、左はオホーツク海、右は根室海峡、後ろは羅臼湖や知床の森が見える360度の好展望。
両側に海が見える珍しい地形とその迫力に、ここならではの眺めを堪能して
8月下旬から人慣れした熊が登山道近くに頻繁に出没するとのことで
他の山とは緊張度も全く異なり前日まで怖くて落ち着かなかった。
当日も、水場から100mくらいの羅臼側に熊がいたらしく、
山頂では熊見たよー、と熊の話題がしきりに飛び交っていました。
やっぱり他の山域とは本気度が違いますな。
でも必要以上に怖がるのはいけない。
下山後の翌日、羅臼のおまつりで偶然、知床の先端部である赤岩で
漁をしていたという人の話を聴く機会があった。
一年のうち2〜3ヶ月、電気もガスも水道も通っていない赤岩の番屋で
昆布漁をしていたと。
そこでは当然熊もよくやってくる。
でも漁師さん達は見てみぬふりをする。
熊も漁師を見ても知らんぷり。
お互い存在は認識しているけど、ただそれだけ。
一定の距離を保ちながら、近づきすぎない。
見えない壁が存在する。
赤岩という地区で、熊との共存が近年まで現存していることに衝撃だった。
それ以来、知床の熊の生態や熊との共存について興味を持った。
帰ってから調べると、不定期で知床の熊の生態を取材している方がいるよう。
その方の動画を漁るように観て、
これからはますます人間が熊と距離を取ることを意識して行動する必要があるんだな、と学んだ。
知床に来てむやみに熊に近づいたり、
生態を知らずに餌やりをする観光客には、
知床で熊と共存するということについて、ぜひ学んでほしいと強く願うばかりです。
その方の動画はyoutube「MIKIOジャーナル」というシリーズで沢山あがっています。
興味を持った方はぜひ観てみてください。
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