記録ID: 1289645
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無雪期ピークハント／縦走
鳥海山
甑山(男・女の双耳峰…侮れない山)(秋田・山形県境の山)
2017年10月14日(土) [日帰り]
yamanamie
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 744m
- 下り
- 749m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山口までの道は林道です、伐採された木材の搬出でトラックに道が占拠されている時は30分以上の時間ロスが生じます。 また、林道は轍で乗用車では、お腹を擦る事も覚悟必要です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
トイレは前森山林道登山口を過ぎて10分弱で三角屋根(小さい方)です。 急登で下山路に利用しない方が良いコースは女甑山では女甑山〜甑峠、 男甑山では男甑山〜十字路コル間。いずれも急登で岩場が多いです、特に男甑山〜十字路コル間は初心者の方は登りもお勧めしません岩場が多く大変です。 |
写真
2016.5.20 火打岳(神室連峰)から見た鳥海山と丁山地方面。鳥海山右脇の山並が気になってしまいました。右端の双耳方が甑山でしょうか。その内にきっと行ってみたいと思うのでした。左から鳥海山→丁岳→加無山(双耳峰)→甑山(双耳峰)。
3
5/21 10:28
2016.5.20 火打岳(神室連峰)から見た鳥海山と丁山地方面。鳥海山右脇の山並が気になってしまいました。右端の双耳方が甑山でしょうか。その内にきっと行ってみたいと思うのでした。左から鳥海山→丁岳→加無山(双耳峰)→甑山(双耳峰)。
甑山に向かう途中、大好きな神室連峰の姿が素敵で撮ってみました。手前が大尺山で奧が小又山。
国道13号から、新庄真室川雄勝線35号線に入り前森山林道口に到着。ガードレールの所を右折。
女甑山の大カツラの表示が要所要所に有りますので迷う事は無いと思いますが轍や凸凹等の所は最徐行が必要です。
間伐材の搬出の積み込みでトラックに林道が占拠されています、30分以上の時間ロスを覚悟して下さい。
前森山林道終点登山口及び駐車場より来た道を振り返る。
先行車はマイクロバスを含め4台程でした。
先行車はマイクロバスを含め4台程でした。
準備体操後、甑山登山口より進みます。
タクシー会社の運転手さんが居られたので挨拶して進みます。
タクシー会社の運転手さんが居られたので挨拶して進みます。
間もなく、右手に湿原で木道もありましたが萱が一面でちょっと眺めただけで通過。
まもなく三角屋根(悠森舎)の小屋が建つキャンプ場に到着。
小さい方がトイレになっています内部は日の光で明るいです。
小さい方がトイレになっています内部は日の光で明るいです。
分岐点を右側の矢島街道方面に向かいます。
8の字に甑山を周回し同じ道を通らない様にするため。
8の字に甑山を周回し同じ道を通らない様にするため。
甑峠を少し進むと左手が女甑山への登山口です。
道標などはありません、踏み跡が頼りです。
道標などはありません、踏み跡が頼りです。
景色としては見事ですがトラロープと木の根っ子に捉まらないと登れない所も多々発生。
反対側を見れば前森山の東面のスラブ(前森山林道からこんなに素晴らしい崖を眺められる場所が無いのが残念です)
見下ろせば前森山と樹海。女甑山はなかなか見晴らしは良さそうと期待。
女甑山山頂の標柱。
山頂からの眺望は360°見渡せます、素晴らしいです。
山頂からの眺望は360°見渡せます、素晴らしいです。
女甑山山頂より
�‥个辰突茲進�面の山並(実は山名前が分からないのです)
�‥个辰突茲進�面の山並(実は山名前が分からないのです)
鳥海山をバックに女甑山山頂の様子。私が登って間もなく15名程のツアーの方々は下山。
私が登ってきた方面を見て、こっちにも登山道があるんだと言っておられました。
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10/14 9:56
鳥海山をバックに女甑山山頂の様子。
私が登って間もなく15名程のツアーの方々は下山。
私が登ってきた方面を見て、こっちにも登山道があるんだと言っておられました。
私が登って間もなく15名程のツアーの方々は下山。
私が登ってきた方面を見て、こっちにも登山道があるんだと言っておられました。
左から
女・男加無山(双耳峰)、丁岳(鳥海山の左裾野当たり)、鳥海山。
※秋田県から来られた単独行の方に教えて頂きました。
女・男加無山(双耳峰)、丁岳(鳥海山の左裾野当たり)、鳥海山。
※秋田県から来られた単独行の方に教えて頂きました。
パノラマで鳥海山。
丁山地と鳥海山を今まで見たこと無い方向から眺められました。
丁山地と鳥海山を今まで見たこと無い方向から眺められました。
暫し歩き、名勝沼への分岐点(表示はありませんでした)
※さらにほんの少し左へ、進むと女甑山大かつらへの分岐点です。
※さらにほんの少し左へ、進むと女甑山大かつらへの分岐点です。
ヤマブドウを一房頂きましたが、ちょっと酸っぱかった。
でも疲れた体には良いスパイスになりました。
でも疲れた体には良いスパイスになりました。
県境峠手前より振り返り、この湿地帯が少し道が分かりづらいかな。
したから登ってきました。左は直接男甑山へ。右はトラバース路で十字路コルに向かいます。
右側を選択しました。
右側を選択しました。
分岐点あり、でも表示なし。左側は道になっていますがあまり踏み込まれた形跡が無し下を見るとピンクリボンあり。
右側に進路有り、トラロープが有りますがここが一番怖かったです。一時トラロープだけに頼ってしまいました。足を掛けるところが余りないのです。
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10/14 12:12
右側に進路有り、トラロープが有りますがここが一番怖かったです。一時トラロープだけに頼ってしまいました。
足を掛けるところが余りないのです。
足を掛けるところが余りないのです。
さらに少し登り一息吐き振り返る。
地蔵倉と奧に女加無山の一部。
地蔵倉と奧に女加無山の一部。
岩壁と紅葉。とても素晴らしい眺めですが急登の連続で疲れは癒えません。
名前が思い浮かびません、でも可愛く疲れを癒やしてくれました。※後で調べたら「小型のカナヘビ」見たいです。
ブナの黄葉はあまり綺麗なものに遭えずいつも期待を裏切られています。モミジやコシアブラ、ドウダンツツジなどが紅葉の素晴らしさを醸し出しているのでしょうか。
2
10/14 12:50
ブナの黄葉はあまり綺麗なものに遭えずいつも期待を裏切られています。
モミジやコシアブラ、ドウダンツツジなどが紅葉の素晴らしさを醸し出しているのでしょうか。
モミジやコシアブラ、ドウダンツツジなどが紅葉の素晴らしさを醸し出しているのでしょうか。
ハーハー言いながら急登を登り、はたと頭を上げたら、こんな石がまさか烏帽子岩 ? いやオットセイみたいです。この石の左脇に行ってみたら…
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10/14 13:05
ハーハー言いながら急登を登り、はたと頭を上げたら、こんな石がまさか烏帽子岩 ? いやオットセイみたいです。この石の左脇に行ってみたら…
いつも写真で見させて頂いている烏帽子岩。
お地蔵様にも見えなく無いですね。自然の造形美でしょうが不思議です。
お地蔵様にも見えなく無いですね。自然の造形美でしょうが不思議です。
きょうの果物は、幸水ナシとシナノスイート(リンゴ)、弘前フジ(リンゴ)と烏帽子岩のコラボ。
アップ。※あるレコには男の人が仰向けになり股間のあたりに烏帽子岩が載るように撮した写真が有り1人で何度も笑ってしまいました(ついでに女性の方々の感想は「ちっちゃい」でした)
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10/14 13:22
アップ。
※あるレコには男の人が仰向けになり股間のあたりに烏帽子岩が載るように撮した写真が有り1人で何度も笑ってしまいました(ついでに女性の方々の感想は「ちっちゃい」でした)
※あるレコには男の人が仰向けになり股間のあたりに烏帽子岩が載るように撮した写真が有り1人で何度も笑ってしまいました(ついでに女性の方々の感想は「ちっちゃい」でした)
男甑山山頂、最後の記念撮影。
神室連峰方面の眺望は素晴らしいですが鳥海山方面の眺望は殆どありません。
神室連峰方面の眺望は素晴らしいですが鳥海山方面の眺望は殆どありません。
最後のピークに到着です。ここから登ることは全く無く一安心です。
最後のピークからの烏帽子岩方面、こちらからは全く見えません、烏帽子岩は男甑山山頂に行かないと見られないのですね。
黄葉は始まって見取れましたが、予想に反して登山道少し急で何度か滑りました。
女甑山の大かつら。
別のかつらの木ですが落ち葉からでしょうか、とっても良い香りが漂っていました。
別のかつらの木ですが落ち葉からでしょうか、とっても良い香りが漂っていました。
ブナの木の下に「女甑山の大…」オオイチョウと続くのでしょうね、でも場所が違うみたいです。
ブナ林が続きます。
近い思っていたせいか登山口までは長いと感じました。
近い思っていたせいか登山口までは長いと感じました。
前森山林道終点登山口に到着。ツアーの方々は整理体操していました。さーお風呂だと言っていました→体を使った後に温泉で汗を流すって格別ですよね。
女甑山でお世話になった秋田から来られた単独行の方に再び会い、女甑山のモルゲーロートの画像を見せて頂いたりもしました、いろいろとお世話様でした。
1
10/14 14:32
前森山林道終点登山口に到着。
ツアーの方々は整理体操していました。さーお風呂だと言っていました→体を使った後に温泉で汗を流すって格別ですよね。
女甑山でお世話になった秋田から来られた単独行の方に再び会い、女甑山のモルゲーロートの画像を見せて頂いたりもしました、いろいろとお世話様でした。
ツアーの方々は整理体操していました。さーお風呂だと言っていました→体を使った後に温泉で汗を流すって格別ですよね。
女甑山でお世話になった秋田から来られた単独行の方に再び会い、女甑山のモルゲーロートの画像を見せて頂いたりもしました、いろいろとお世話様でした。
飲料水が無くなったので水が汲めるかなと思って行きましたが … 微妙でした。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図（地形図）
筆記用具
携帯
タオル
カメラ
|
|---|
感想
里山だと軽い気持ちで甑山に挑みましたが、まず仙台から登山口まで遠いと感じました。また前森山林道では伐採された材木搬出の大型トラックに林道を占拠され最大40分前後の待機を余儀なくされました。
甑峠〜女甑山や十字路コル〜男甑山は急登で岩場も有ります。十字路コル〜男甑山は登りも下りも初心者の方は遠慮した方が無難かと思いました。
また、登山道は前森山林道登山口から男女のコル、男女のコル〜女甑山、男女のコル〜男甑山の道が良く踏み込まれていました。
所々道標が無かったりで事前下調べ、読図が必要と感じました。
1000m足らずの山だとけっして侮ってはいけません、軽い気持ちで行きますと、装備不充分だと思わぬアクシデントに遭遇します。
登山届けを持って行きましたが登山届けのボックス等が見当たりませんでした。
十字路コル〜男甑山は登りも下りも大変と感じました、これは個人的な感想です。
久しぶりに静かな山を堪能させて頂いた感じでした、有難うございました。
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gogo55 さん
こんにちは。秋の甑山のレポ、拝見させていただきました。
やっぱり秋のほうが見栄えもしますし良さそうですね。なにより虫が少ないのではないでしょうか？ 初夏に行ってしまった我々はそうとう虫に苦しめられました
現地では山形側からのアプローチのほうが良さそうと思ったのですが、どっちもどっちっぽいですね。やはり侮れない低山という認識は変わらなそう。
cha-tea さま 大変失礼いたしました。
コメント頂いていたのに見落としていました｡
甑山は低山ですのでそれなりに吸血虫(ブヨが主)は人様の生き血を狙っています。
静かな山ですが侮れない急勾配､場所によっては登山道に草が覆いかぶさってて分かりにくい所もあります。登山道は秋田県側の方が分かりにくい様に感じられます。時期は秋が良さそうですね。気を付けて甑山目指して下さい｡
昨年は甑山で調子に乗って丁岳をも目指しましたが情報力不足で登山口への道が工事中で撤退も経験しました。
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