栗駒と蔵王を結ぶ中央分水嶺 鬼首峠〜軍沢岳〜1009m峰

2013年03月09日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,054m
• 下り: 1,026m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 1:13
• 合計: 8:30

8:10 鬼首トンネル駐車場
9:23 9:27 鬼首トンネル
11:29 12:00 軍沢岳
12:50 13:03 889m鞍部
13:24 13:42 1009m峰
14:30 14:37 919m峰経由で分水嶺に戻る
16:40 鬼首トンネル駐車場

天候

雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道108号の鬼首トンネルの宮城県側入口手前の駐車場まで車で行く．

コース状況／危険箇所等

スノーシューで歩いた．駐車場から雪上で国道東側の尾根に沿って登り旧国道に出た．鬼首峠からの登り始めは急だが，その後の軍沢岳までの分水嶺は歩きやすい雪稜が続く．軍沢岳から1009m峰までも歩きやすいが，東側に雪庇が続く．稜線は広く樹林帯に沿って歩けば危険はない．帰りは1009m峰北の950m峰から東側の919m峰を経由して分水嶺に戻り，最後は鬼首峠に行かず864m峰から近道をして国道に下った．

写真

3/9 11:29

11:29　軍沢岳に着いた．強風で雪煙が舞っている．

3/9 11:29

11:29　神室連峰は雲の中だが，

3/9 11:45

11:45　待っていると雲がとれて，

3/9 11:46

11:46　しだいに神室岳が見えてきた．

3/9 12:04

12:04　軍沢岳を少し下ると，純白の神室連峰の全貌が見えた．

3/9 12:04

12:04　1300m程度の山とは思えない．

3/9 12:05

12:05　鬼首峠方向．

3/9 12:25

12:25　軍沢岳からは東側に雪庇あり．

3/9 12:26

12:26　雪庇のある雪稜が続く．

3/9 12:26

12:26　南側の分水嶺．

3/9 13:24

13:24　1009m峰に着いた．後方は神室連峰．

3/9 13:24

13:24 　軍沢岳方向．

3/9 13:25

13:25　右後方に虎毛山が見える．

3/9 13:41

13:41　南側の分水嶺．この先は月末にとっておく．

3/9 13:41

13:41　南側の分水嶺も雪庇のある雪稜が続いている．

3/9 13:42

13:42　もうすぐ崩落しそう．

3/9 13:42

13:42　虎毛山が綺麗．

3/9 13:46

13:46　雪稜と虎毛山．

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

yukitsubasa

　3月下旬に禿岳から鬼首峠まで歩く予定だが，この分水嶺は軍沢岳を含めると非常に長くなり日帰りが難しい．そこで日帰りを可能にするために今回はルートの偵察も兼ねて軍沢岳中心に歩いた．軍沢岳は分水嶺から少し外れているが，この辺では唯一名前のある山なので往復した．

　軍沢岳までは雪で山頂付近は強風で雪煙が舞っていたが，晴れそうなので待っていると純白の神室連峰が突然現れた．1300m程度しかない山とは思えない荘厳さだった．神室連峰は低山の中では最高ランクに入ると思う．軍沢岳から1009m峰までは東側に雪庇のある雪稜が続くが，稜線は広いので樹林の近くを歩けば危険はない．帰りは1009m峰北の950m峰から東側の919m峰に向かい分水嶺に戻り時間を短縮できた．最後は鬼首峠に行かず864m峰から近道をして国道に下ったが，このルートは沢もありあまり勧められない．視界が悪いと迷いやすい部分もあり地形図は当然だが，GPSもあった方が良い．今回も最近歩いた痕跡はなく誰とも会わなかった．

　この記録は2017年に公開.

　ここから北に続く中央分水嶺山行：
栗駒と蔵王を結ぶ中央分水嶺　鬼首峠〜1097m峰〜1298m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1289495.html

　ここから南に続く中央分水嶺山行：
栗駒と蔵王を結ぶ中央分水嶺　禿岳6合目〜1054.1m峰〜大鏑岳〜1009m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1289957.html

ここから西(神室連峰)に続く中央分水嶺山行：
神室連峰に続く分水嶺　軍沢岳〜1154m峰〜1115.4m峰〜980m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1393218.html