栗駒と蔵王を結ぶ中央分水嶺 禿岳6合目〜1054.1m峰〜大鏑岳〜1009m峰

2013年03月30日(土) [日帰り]

• GPS: 10:47
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,772m
• 下り: 1,545m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:09
• 休憩: 0:33
• 合計: 10:42

5:08 沢口付近の除雪終了地点
6:15 6:20 尾根取り付き地点
7:49 7:49 分水嶺（6号目）
8:00 8:00 1190m峰
8:48 8:55 1090m峰
10:10 10:14 1030m峰
10:37 10:37 1054.3m峰
10:59 10:59 1037m峰
11:14 11:14 1040m峰
11:49 11:51 1093m峰
12:20 12:30 大鏑山
13:30 13:35 1009m峰
15:50 鬼首トンネル駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

　国道108号の鬼首トンネルの宮城県側入口手前の駐車場に自転車をデポし，車で禿岳登山口へ向かう道に入り，沢口近くの除雪終了地点まで移動した．分水嶺を歩き，鬼首トンネルの駐車場から自転車で車まで戻った．

コース状況／危険箇所等

　終始雪上でスノーシューで歩いた．林道の除雪終了地点付近に駐車したが，地元の方に迷惑がかからない場所を見つけるのに少し手間取った．この時期は近くに住居がある場合，駐車する場所を見つけるのに苦労する．
　駐車地点からは林道を経由し高原状の緩斜面を適当に登り登山道のある尾根を目指した．分水嶺までの尾根は急な部分が多く最後は北側が急峻で少し緊張する．分水嶺から1259.2m峰肩までは東側が絶壁に近い急斜面でこれを避けるため灌木のやぶ漕ぎをしたため少し疲れた．この後の分水嶺も東側に雪庇がある場所が多いが，それほど危険はない．3月初旬に歩いたルートと同様に1009m峰北の950m峰から東側の919m峰を経由して分水嶺に戻ったが，今回は鬼首峠近くまで行き林道から南に向かう尾根に入り国道まで下った．

写真

3/30 6:01

6:01　登山口までは緩斜面の雪上を歩く．アルペン的な禿岳が迫ってくる．

3/30 6:01

6:01　禿岳北側も急峻な稜線が続いている．左正面が登る尾根．

3/30 7:22

7:22　尾根上部の右手は急峻．

3/30 7:31

7:31　もうすぐ分水嶺．

3/30 7:49

7:49　分水嶺に着いた．後方は禿岳方向．

3/30 7:49

7:49　南に連なる分水嶺はしだいに高度を落とす．

3/30 7:57

7:57　1190m峰近くから神室連峰．

3/30 8:00

8:00　1190m峰．1259.2m峰に向かう．右側は切れ落ちている．

3/30 8:13

8:13　雪庇を避けて灌木帯の藪漕ぎをするので歩きにくい．

3/30 8:28

8:28　1259.2m峰肩付近から禿岳．東側が切れ落ちていて，ここまでは少し緊張した．

3/30 8:36

8:36　神室連峰もアルペン的．

3/30 8:49

8:49　1090m峰．穏やかな分水嶺になってきた．右後方は虎毛山．

3/30 8:49

8:49　北に連なる分水嶺．

3/30 9:17

9:17　1090m峰を振り返る．鞍部付近も雪庇帯だが問題なし．

3/30 10:14

10:14　1030m峰．鬼首峠方向．

3/30 10:24

10:24　虎毛山が雄大．

3/30 11:32

11:32　この辺は比較的歩きやすい．

3/30 11:34

11:34　虎毛山が目立つ．

3/30 11:49

11:49　1093m峰に着いた．

3/30 11:54

11:54　この先の鞍部付近も東側が急峻．

3/30 12:29

12:29　大鏑山．今回のコースで唯一名のある山だが，平凡な山頂．

3/30 12:50

12:50　神室連峰南部．

3/30 12:50

12:50　神室連峰北部．

3/30 12:50

12:50　神室連峰．小又山．

3/30 12:51

12:51　神室連峰．神室山．

3/30 12:52

12:52　軍沢岳に続く分水嶺．

3/30 12:53

12:53　軍沢岳から神室山に続く稜線．ここも歩きたい．．

3/30 13:02

13:02　広い雪稜．

3/30 13:30

13:30　1009m峰から歩いてきた分水嶺をみる．

3/30 15:55

15:55　鬼首トンネルが見えてきた．

撮影機器：

COOLPIX P6000 ニコン

感想

yukitsubasa

　禿岳から鬼首峠までの分水嶺は長く軍沢岳を含めると日帰りは難しいので，3月初旬に鬼首峠から軍沢岳，1009m峰までは歩いた．今回は軍沢岳に行かず，この時に歩いた近道で鬼首峠に向かった．何れにしてもこのルートは距離が長く高低差もあり途中にエスケープルートがないので時間との戦いになる．ここは日帰りでする東北の中央分水嶺の中でも難ルートの一つと思う．このコースを日帰りで歩く場合，迷うことは遭難につながる可能性があるので地形図は当然だが，GPSも必要と考える．
　分水嶺までの尾根後半の北側と分水嶺に出てから1259.2m峰肩までの東側は絶壁に近い急斜面で少し緊張する．この後の分水嶺も東側に雪庇がある場所が多いが，それほど危険はない．アイゼンも持って行ったが，今回は使わなくて済んだ．
　大鏑山までの分水嶺に最近歩いた痕跡はなく，登山中誰とも会わなかった．

　この記録は2017年に公開.

　ここから北に続く中央分水嶺山行：
栗駒と蔵王を結ぶ中央分水嶺　鬼首峠〜軍沢岳〜1009m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1289879.html

　ここから南に続く中央分水嶺山行：
栗駒と蔵王を結ぶ中央分水嶺　禿岳6合目〜禿岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1290472.html