ビジネスクラスで行くアンナプルナ内院ツアー 10泊11日 後半ABC〜プーンヒル
天候 | 晴れ 夕方雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
飛行機
|
写真
感想
旅行準備編
★準備中★
○前半の記録”NAYAPUL〜ABCアタック1回目”○
ビジネスクラスで行くアンナプルナ内院ツアー 10泊11日 22.2万円(笑)前半ABCまでhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1290971.html
matome
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1293235.html
ABCまで予定より1日前倒しで任務完了し,さらに天気良い日の出も楽しんだので
プーンヒルまで足を延ばすことにしました。
旅の後半は,スペインカップルと別れ個人山行になりました。
もちろん高山病は完治したので,ペースはリミット解除しぶっ飛ばす。
4日目(MBC⇔ABC→ Chhomrong)
朝2:30起床 外は素晴らしい星空。少し寒い写真をちょっと撮影しアタックザック1つでABCに向かう朝3:30頃にMBCを出発し途中で止まらなければABCで星空のアンナプルナを撮影できると思います。MBCの宿泊者は概ね4時ごろアタックを開始します。まだすやすや眠る羊をよそにABCに向け登る昨晩薬を飲んでゆっくり夕飯を食べたっぷり寝たから元気いっぱい。歩きつつ景色がよいといったん停止し写真を撮る。歩きつつ景色がよいといったん停止し写真を撮る。
朝早くABCにつくととにかく寒い。日の出は6時過ぎだ。こんな時はおやつをぼりぼり喰うに限る。
星空→日の出前の薄暮→日の出→マチャピチュレから日の出までは大体3時間かかります。みんな下山しちゃうけど一番きれいなのはマチャピチュレから陽が昇る8時過ぎです。
下山時,小屋から手を振る人たちがいる。あれっ?パートナーがABCについたところでした。最後のお茶を楽しむ。
8:15分ABC発 8:45MBC到着 荷物を詰めて9:00出発
教科書通りのU字谷を高山植物をめでつつ下ります。Deurali(3200m)
10:30到着眠いし疲れるし腹減るし・・・・とにかく歩け歩け
Dobhan 2520m 12:40通過 ドバンとバンブー間は緩い下りなので湧水を飲みのみぶらぶら歩くDobhan を出た直後の滝の脇の清水はほんとに美味。
Bamboo 2310m 13:15到着 ここでシャリバテ気味だからお茶休憩。
タケノコを収穫していて美味しそうだった。根曲がりだけに近そうな感じでした。
Bamboo 2310m と Sinuwa 2360m は地図上では平らに感じるがかなりのアップダウン帰り道の登りはほんとつらい。まあつらいからバンブでお茶したんだけど・・・。景色はつまらないけど,森は素敵。流水の音を聞きつつひたすら前進。
Sinuwaまでは,右岸に人里や家畜が入らないから安心して水を飲めます。Sinuwaより下は私でも飲んでません。
Sinuwa(2360m)に来るとChhomrongの街が遠くに見える。きついと思うかまあそんなもんかねと思うかは体調によるでしょう。Chhomrong川のつり橋1925mまで下ります。
最後は,壁のように延々とChhomrong 2170mまで続く石段を文句を言わずに歩いてください。本当に心が折れる石段です。
Chhomrongの街でパーミットテックポストで下山の手続きをすれば本日の任務
完了(16:15)です。
一日に1000m近く登って2000m以上下るというハードな一日でした。
:"5日目(ChhomrongからGhorepani)"
朝4時Chhomrong(2170m)出発
星が綺麗に広がっていた。
この区間は、登り下り有り。
Ghurnung(2060m)に6時着。大きなつり橋を渡り登り返すとSiprongの一軒宿。ここでお茶休憩して行動食の朝食。宿をでてから直ぐに右折する。心細くなるよなつづら折りを登りきると次の村。
Chuile(2309m)伝統的な農家民宿でお茶をいただく。綺麗な宿よりも、伝統的な農家民宿の方が優しいしサービスが良い。
しばらく行くと立派なホテルがありここを素通りすると、樹林帯が始まる。
樹林の急登が終わり平坦になると次の町。
Tadapani(2630m)8時50分着。ここは、眺望が最高です眺めを堪能しつつ
お茶と日本から持参したレギュラーコーヒーを飲む。
宿の脇に野生の猿がいて見ることが出来た。9時50分出発。
Tadapaniの集落を抜けT字路を右折してBan Thanti方面へ下る。150m程標高を捨てると川に出る。橋の手間で綺麗な湧水有り。急登を登り返すと次の町。
Ban Thanti(2660m)。10時50分着
Ban ThantiからDeurali(3180m)迄は、始めは渓谷沿いの気持ち良い石畳をあるき次第に高度をあげながら水量が減って来ると石楠花の高木が出てくると、ホテルが一軒ありトイレ脇をさらに歩くと暫くして沢音がなくなりDeurali着。街の中に指導標のある分岐を直進し更に明るい樹林帯登る。
暫くすると、草つき尾根(朝歩いたら最高の展望だな。)の下りになり高山植物を愛でながら200m標高をくだると
Ghorepani(2860m)。14時50分着
宿を数件回り、T字路脇の左手にあるホテルにする。
オーナーは日本人にサービスがよく食事にカレーの小皿をそっと追加してくれました。部屋は最高に綺麗です。17時から激しい雷雨
:"6日目(Ghorepani〜プーンヒル〜Ghorepani⇒Hille→タクシー→ポカラ)"
3時起床。久しぶりに気持ち良いベッドと布団でぐっすり。
プーンヒルへ向かう。
真っ暗な道を歩いて、ゲート(料金所50Rp)につくが誰も居ないからまつ。
3時50分料金所の担当が来た。更に登る、合計300m近く登るとプーンヒルもちろん誰も居ない。4時30分
タワーのカンチェンジュンガとアンナプルナのよく見える場所をキープ。
ただ、真っ暗な上に見事な曇天のためふて寝。
暫くすると日本人のご夫婦が来て少し話している間に雲がカンチェンジュンガとアンナプルナと太陽の方向が切れる。(笑)
後生大事に持ってきた一眼レフを櫓の手摺にポールを2本渡し、更に携帯電話をおいて平面を作り、カメラをセットして念願の星空撮影。この便利な台座は数人が使いました。
日の出前になると人が三々五々集まり、広場は数百人で埋まる。
日光が///
以下追加予定
★今回の旅で気がついた所感★
所感をまとめます。参考にして良いですが必ず自己責任でお願いします。
私は責任取りませんので悪しからず。
○ガイドについて○
コミュニケーション能力の低い方は、ガイドが必要。
あくまでも、生活道とトレールが重なるだけです。地図見て落ち着いて考えればわかりますけれど。
個人所感としては、エベレスト山域と比較してレベルがかなり低い。ガイドのマナーは、悪い。夜ガイド部屋のひそひそ話が夜半まで煩い。25ドル/日食費・宿泊費込み(現地で日本人が手配した値段)。
出来るだけどこかの業者を通すとリスク回避出来る。
(悪事を働かないガイドが逃亡した例を聞きました。)
ポーターは15ドル日有れば高いかな?
チップは、別ですよ。
○宿泊先の選び方○
食事の美味しい店は、宿泊施設も良い。風通しの悪い店は、カビ臭いから注意。
あと、某国人の集まる(某国の文字多数)の宿は、避けて無難。正月ならシュラフは必要。
ABCは、某国と大陸の方々の団体の予約で満員御礼らしかったから泊まらず。
MBCからアタックしました。
バンブーより上部は、ハイシーズンベッド争奪戦。
登り客下り客の集結するドバンやABCは早くベッドがうまり、宿泊を拒否される。(宿泊拒否)
○トレッカー○
基本的に、英語でのコミュニケーション。
コミュニケーションは、中学英語程度と地名と単語さえわかれば大丈夫。
にっこり笑って、相手の国の観光名所や名物等を絡めて話せば会話が広がります。お互いの国で再開出来たりしますから。世辞でも来るときは連絡下さいと言われると嬉しいですよ。
気持ち良いトレッカー
1.欧米人
2.中華系(本国からの団体さんは除く)
3.タイ・フィリピン
基本欧米人は、団体でも個人でもテーブルの方々とコミュニケーションをします。一人旅でも積極的に話かければ楽しい。
会いたくない方々
1.某国人の団体(最低)
2.大陸の方々の団体
1位は、ぶっちぎりです(笑)
なんかガイドさんや宿の人に横柄だし、煩いし宿予約しすぎで嫌い。
某国の方々は、ガイドが某国後を喋るので基本的に自分たちの世界です。
謙譲・譲合い・マナーの全項目アウト
タルチョ(宗教的な意味合いの旗に何か見覚えある国旗をしらっと掲げたり、ホテルの国際時間表記を日の丸から換えたりとまあ自己顕示欲の塊。)
トレール沿いのゴミの結構な数は、某国語の表記。
すれ違い様に挨拶しても
挨拶すら返して来ません。
夜の食堂においても色々な国の方が集まってても某国村。
酒が入ると元から声が大きいのに更に大きくなり、皆食堂から逃げます。
因みに、この某国と大陸の方々でも個人手配の方々は、積極的に皆とコミュニケーションを取っているんです。(話せば楽しい)
団体心理って恐ろしいですよ。
○地図○
ポカラの本屋で300円程度で入手可能。ただし、縮尺が大き過ぎて雑なため等高線を判読できない。
村村の間の登降差は、なかなかわからないと思います。
ガイドやポータを雇わないなら必ず買うこと。
○道(指導標)○
無い
まあ、主要な分岐だけ有ります。親切に指導標整備したらガイド食い上げです(笑)
道迷いがなければ、ガイドは不要。
○家畜編○
馬(後ろ通っても大丈夫。大人しいただし、お仕事中の馬を避ける場合は、必ず人が山側ですよ。谷に突き落とされてもしらないから)
牛や水牛(大人しいけど避けましょう)
犬(ネパールは食犬文化がないから人懐っこい道案内したり鼻くっつけたりしますがほおっておくこと。頭なですると嬉しそう。ただし牧羊犬はべつ)
羊(MBC付近でいっぱい飼育している羊の海に溺れて下さい。)
鶏 (彼らは、食べられるまで自由だ)
○野生動物○
猿(2000m付近からいる)
ナキウサギ(MBCにいっぱい)
○高山植物○
日本と似通った種類が多い。2300mより高い所で見かけます。色々な変化があります。
○食事○
すみません夕食のみしかたべてません。更に毎日ダルバートでした。野菜とれるし、振りかけかければ美味しいからね。
朝食や昼食は、時間の無駄だから行動食(1000kcal)でした。
紅茶休憩はしょっちゅうとりました。普段は、砂糖抜きですが、砂糖たっぷりにして糖分補給
○高山病対策○
ポカラでダイヤモクスと同じ成分の薬が売ってます。
200Rp/10タブレット
1回1錠日3回
2500mから飲むと良い。
ゆっくりしたペースで登る
日1000mを越す登りは早いかな?
水をとにかく飲みおしっこをだす。高山病は、尿毒の要素が強いので、まず水を飲みましょう(高い山は極度に乾燥してるから、呼気からも水分が無くなる。)ダイヤモクスは確か利尿剤です(笑)
良く寝ること。最低7時間
とにかく食え
温かくして風を避けましょう
○高山病の症状○
初期
あくび、眠い。
(深呼吸してゆっくり休めば回復します。)
中期
固有名詞や計算能力が落ちる。
頭が痛い。吐き気。食欲がない。
ダイヤモクスを飲んで水をとってよく噛んで飯食べて寝ましょう。
一晩寝て駄目なら下山ですね。
重症
即下山。山で死ぬなんて???
○呼吸方法○
一歩歩く毎に一呼吸が理想。腹に力を入れて口笛を吹く要領で匕ューっと音を出して排気する。しっかり排気されれれば吸気は勝手にしてくれます。昔シェルパ族のガイドさんに習った呼吸方です。
○飲み水○
怖い人は、ボイルウォーターを100Rp/Lで購入。
私は、山の中で人里や家畜の居ないエリアだけ、沸きだし口を黙視できる湧水を生飲しましたがお腹はピンピン。
○10月の気候○
朝は、晴れているケースが多い。10時頃から曇るなら
16時以降雷雨かな?
15時には宿についてのんびりが良いですよ。
12時以降快晴なことは稀でした。
日中は、暑くとにかく汗だく。夜はABCで薄く氷が張るくらい寒い。行動用のウエアとヒュッテ着は分けること。
冬ようの下着とセーターダウンが有ればシュラフカバーのみでOK。
就寝時雨具は着ないで済んだ。
朝のABCは、寒いから寝間着がアタック装備となる。
○あったら便利リスト○
毛糸の帽子
ウエットテッシュまたはトイレットペーパー
チーズやサラミ
羊羹
塩素のタブレット(飲料水)
延長コード1m位。
スパッツ
ストックの換えゴム
コップ
お醤油(モモ食べるため)
小さな三脚
○いらない物リスト○
テント類(ツエルト)
○山の予算○
宿泊代金 180Rp〜(ベッド)
飯代金 500〜800Rp(ダルバート)
お茶代 20〜100Rp(紅茶)
1日1000〜2000Rp
○ネパール土産○
土産を良い品質で安く買いたいならカトマンズ(タメル)
紅茶は、必ず試飲させてくれる店を選び、試飲した茶筒からパッキングしてもらえば安心。
お土産買わないならば、朝一番にポカラをたつ飛行機でカトマンズに戻り、国際線に乗ることも不可能ではない。(天候リスクは本人持ち)
○外国人ネパール人価格○
基本的に2重価格(2〜3倍)のケースが多いですが温かく見守って下さい。
ネパール人労働者の日当は、800円程度です。
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