磐梯山 錦絵ではなく白銀が待っていた!


- GPS
- 04:13
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 695m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 高曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はとくになし。泥濘酷し。 |
写真
感想
紅葉を求めて初めての磐梯山へ。
諸事情&天候により、なんとほぼ一年間山に行けず、悶々とした日々を送っていたワタクシmonmonchin。
今回も台風21号の襲来でダメかと思ったが、日ごろの行いが功を奏し、早足で通過してくれ、思わぬ台風一過に恵まれた。
例によって車で前夜発、磐越道五百川PAで仮眠。磐梯山ゴールドラインを上り始めた頃は高曇りで、まぁ贅沢は言わないよ、といった天気だった。
八方台の駐車場には一番乗り。準備している間に単独行の方一台来たが、静かな山行ができそうでホッとした。
本当に久々の登山で少し心配だったが、やはりここ最近の減量が効いていて楽々。登山道も緩やかだけどね。
車で峠をあがっている途中で、頂上付近が霧氷で真っ白になっているのが見えたが、すぐ溶けちゃうだろうと、期待していなかったが間に合いそう。
急いで弘法清水小屋はスルー。ここで唯一の先行者を追い越す。
このあと、思いがけず一年間の我慢のご褒美を受け取ることに…。
霧氷の道を歩く事もあったが、ここまで見事なのは初めて。しかも丁度、雲が流れ、青空が拡がる途中の最高のタイミングで最高の位置にいられた。
幸せを噛みしめ、写真を撮りながらゆっくり歩いていると、先行していたshiikenが叫んだ。「あー!虹が出てるよ!」どれどれ?と小走りで追いつき、指すほうを見ると、そこには後光差す仏さまか弘法大師さまが…。
って、違う!ブロッケンだ!!
子供の頃から憧れいつの日か見たいと願っていた現象。まぁ、そこそこの数の山々に登ってきたがここで初めて拝む事ができるとは!
感動のフィナーレは、灌木帯を抜け、すっかり青空となった上空高く浮かぶうろこ雲に向かって最後の登り。
霧氷で真っ白の岩ゴロのピークに到着!
しばし頂上独占で、眺望を楽しむ。近く、吾妻・安達太良の峰々。南側は猪苗代湖の先は雲が掛かっていて、その先は雲海に。雲海に日光の山々が浮かんで見える。
風もほとんど無く、すっかり長居し、名残を惜しんで下山。
弘法清水をありがたく頂き、おそらく30人くらいの登山者とすれ違い、やっぱり早出早着が山の基本だよな、とほくそ笑みつつ(性格悪い)無事帰還しました。
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