甲斐駒ケ岳(黒戸尾根ピストン)


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,439m
- 下り
- 2,439m
コースタイム
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 11:50
天候 | 快晴(前日の積雪あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場は多数、皇海よりもよっぽど迫力ある鎖場 小屋から先は積雪あり。頂上2つ手前のピーク直下が凍結すると鎖も無いのでかなり難しい。10〜12の前2本あるピッケル推奨 |
その他周辺情報 | 温泉多数、道の駅白州では湧き水もあり |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
25・26と連続の休みでできれば25に登って26に休みたかったんですが、天気の都合で26日ピストンに。
25日に前入りして漫画喫茶を朝4時に出ると一面霧の海。天気が不安でしたが、今年最後なのであきらめられず駐車場へ。
意外と甲府市周辺以外は霧も全くありませんでした。
5時に着き、朝ごはん+準備を済ませて6時前に出発。
最初の3時間はひたすら林道歩き。見晴もなく黙々と歩く感じ。木々の隙間から左右に山が見えるんですが、いつまでもすっきり視界が開けない。
しっかり開けたのは刃渡りについてから。
ココで鳳凰三山・八ヶ岳が見えたのですが、なにやら甲斐駒ケ岳に不穏な雰囲気が・・・
あれ、雪かぶってね?
台風は雨ですんだようですが、25日の雨が山頂では雪になり初冠雪だったようです。
が、まぁ引き返す判断には早すぎたので続行。
そのまま5合目後まで来て、しっかりと雪を確認。うん、去年の空木並みなのでまぁ行けるだろうと続行を決定。
鎖場も7合目の小屋までは凍結することも無く、安定してしっかりとした鎖場でした。皇海山より面白い鎖と梯子を堪能しました。
小屋からは完全に雪。8合目まで上がったところで立て続けに4人とすれ違い。
どうやら頂上直下で鎖の無い岩場に雪がついて登るのをあきらめたそう。
とりあえず自分の目で確かめないとあきらめきれないので続行。
そこから30分ちょっとで問題の場所に到達。(写真は帰りのみ)
手を入れるクラックに雪が溜まり、一枚岩が凍結してアイゼン無しでは確かに難しそうな状態。
行きはともかく帰りはなぁ・・・と思いながら、最悪の場合、北沢峠→広河原→甲府で車を回収する覚悟を決めて挑戦。
クラックの雪を彫り、一枚岩についた雪を払ってみるといくつか窪みを確認。
同時に尻で滑ってみても滑落するほどの斜度は無さそう。
そんなわけでひざを窪みに入れて登り始めると割りとしっかりと支えられたのでそのまま挑戦。
雪がまだ凍ってなかったので何とか上がることができました。
コレは明日以降凍ったら完全にアイゼン必須な案件でした。
頂上で北沢からの人に15時半が甲府に向かえる最終であることを聞き、一度挑戦して考えようと下りへ。
こちらも尻とひざで何とか降りれた為そのまま無事ピストンへ。
その後1人とすれ違い、情報交換。その方も頂上到達したと8合目で待機していたその方の同行者に確認。
とはいえココで相当に時間を消費してしまい少々あせり始める。
18時までは残り4時間少々、日没までだと3時間くらい。
せめてヤセ尾根は明るいうちに通過したい、と一気に降りること4時間
途中笹の平を通過して30分くらいで日没へ。
仕方なく数年ぶりにヘッドライトを装着し、1時間暗闇を歩いて駐車場へ。
やはりこの時期は15時ごろには降りてくる予定を立てなきゃダメだな・・・と再確認。
中々に楽しいルートだったのですが、最初の林道歩きが正直ダレる。
また三大急登の1つですが、急・・・?といった感じ。勿論標高差は大きいし、距離は中々に長かったのですが。
三大急登の意味を調べなおさないといけないかも知れないですね。
とりあえず無事でよかった。
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