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Yamareco

記録ID: 1295287
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳(黒戸尾根ピストン)

2017年10月26日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
18.8km
登り
2,439m
下り
2,439m

コースタイム

日帰り
山行
11:20
休憩
0:30
合計
11:50
5:50
0
スタート地点
7:20
80
8:40
20
9:00
30
9:30
50
10:20
10:40
40
11:20
80
12:40
12:50
60
13:50
30
14:20
40
15:00
30
15:30
20
15:50
40
16:30
70
17:40
ゴール地点
天候 快晴(前日の積雪あり)
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅白州から少し行った駐車場。アクセス良好。近場に温泉あり
コース状況/
危険箇所等
鎖場は多数、皇海よりもよっぽど迫力ある鎖場

小屋から先は積雪あり。頂上2つ手前のピーク直下が凍結すると鎖も無いのでかなり難しい。10〜12の前2本あるピッケル推奨
その他周辺情報 温泉多数、道の駅白州では湧き水もあり
予約できる山小屋
七丈小屋
今回のスタートは5時50分。
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今回のスタートは5時50分。
コレくらい明るくなってから。さて18時前に戻ってこれるか・・・
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コレくらい明るくなってから。さて18時前に戻ってこれるか・・・
つり橋前にお社
つり橋時点ではこの程度の明るさ。いいカメラ欲しいところです・・・
つり橋時点ではこの程度の明るさ。いいカメラ欲しいところです・・・
鬱蒼とした林道歩きと
鬱蒼とした林道歩きと
紅葉した林道歩き
紅葉した林道歩き
開けた林道歩き・・・要するにずっと林道です
開けた林道歩き・・・要するにずっと林道です
甲府は雲の中。朝4時ごろはすごい霧でした
甲府は雲の中。朝4時ごろはすごい霧でした
さて来ました、まずはヤセ尾根。とはいえ足場も鎖もしっかりしてるので問題はなし。
さて来ました、まずはヤセ尾根。とはいえ足場も鎖もしっかりしてるので問題はなし。
ココにきてやっと見晴がよくなりました。
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ココにきてやっと見晴がよくなりました。
鳳凰三山、オベリスクと奥に富士山
鳳凰三山、オベリスクと奥に富士山
八ヶ岳も雪がつきましたね。行っといてよかった。
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八ヶ岳も雪がつきましたね。行っといてよかった。
ヤセ尾根もこの程度
ヤセ尾根もこの程度
ココを超えると雪が出始めました。
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ココを超えると雪が出始めました。
そしてついに綺麗に見えた甲斐駒群
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そしてついに綺麗に見えた甲斐駒群
とはいえ鎖場はまだまだ続く・・・というかココからが本番
とはいえ鎖場はまだまだ続く・・・というかココからが本番
梯子あり
タテバイ
ヨコバイあり
やっと小屋到着。ココまでで4時間半はまぁまぁなペース
やっと小屋到着。ココまでで4時間半はまぁまぁなペース
オベリスクがもう少し大きく見えました。
オベリスクがもう少し大きく見えました。
テン場はこの雪。
テン場はこの雪。
天気は申し分なし!
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天気は申し分なし!
ココから上は梯子も凍る
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ココから上は梯子も凍る
北アルプスは完全に雪の中ですね
北アルプスは完全に雪の中ですね
さて目的地も近づいてきた。
さて目的地も近づいてきた。
鎖も凍る
凍る前に来て鎖無しも挑戦したかったですね
凍る前に来て鎖無しも挑戦したかったですね
この先の左の一枚岩が凍りついて4名が引き返したそうです
この先の左の一枚岩が凍りついて4名が引き返したそうです
何とか頑張って頂上到達
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何とか頑張って頂上到達
千丈もよく見える
2
千丈もよく見える
北岳〜間の岳〜塩見ですか。もしかしたら悪沢も見えてる?
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北岳〜間の岳〜塩見ですか。もしかしたら悪沢も見えてる?
鳳凰三山と富士山も朝よりは逆光じゃなくなって綺麗
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鳳凰三山と富士山も朝よりは逆光じゃなくなって綺麗
鋸は流石にムリですね
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鋸は流石にムリですね
北沢のほうが降りやすそう。正直北沢〜広河原から甲府に戻って車を取りに行くことも考えました。
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北沢のほうが降りやすそう。正直北沢〜広河原から甲府に戻って車を取りに行くことも考えました。
左の岩のクラックをつかみながら右の一枚岩を登るのがルートなのでしょうが、クラックに雪がつまり、一枚岩が凍りついて皆さんリタイアしたようです。
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左の岩のクラックをつかみながら右の一枚岩を登るのがルートなのでしょうが、クラックに雪がつまり、一枚岩が凍りついて皆さんリタイアしたようです。
最後に全景を1枚。というかあの氷で時間をとられて下りが間に合うか不安
最後に全景を1枚。というかあの氷で時間をとられて下りが間に合うか不安
帰りのヤセ尾根。ココさえ通過すれば後は暗くなっても・・・
帰りのヤセ尾根。ココさえ通過すれば後は暗くなっても・・・
北側はこの通りの切れ落ち方
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北側はこの通りの切れ落ち方
前の写真から1時間で完全に日没、数年ぶりにヘッドライトのお世話になりました。
前の写真から1時間で完全に日没、数年ぶりにヘッドライトのお世話になりました。

感想

25・26と連続の休みでできれば25に登って26に休みたかったんですが、天気の都合で26日ピストンに。
25日に前入りして漫画喫茶を朝4時に出ると一面霧の海。天気が不安でしたが、今年最後なのであきらめられず駐車場へ。
意外と甲府市周辺以外は霧も全くありませんでした。

5時に着き、朝ごはん+準備を済ませて6時前に出発。



最初の3時間はひたすら林道歩き。見晴もなく黙々と歩く感じ。木々の隙間から左右に山が見えるんですが、いつまでもすっきり視界が開けない。


しっかり開けたのは刃渡りについてから。
ココで鳳凰三山・八ヶ岳が見えたのですが、なにやら甲斐駒ケ岳に不穏な雰囲気が・・・
あれ、雪かぶってね?

台風は雨ですんだようですが、25日の雨が山頂では雪になり初冠雪だったようです。


が、まぁ引き返す判断には早すぎたので続行。
そのまま5合目後まで来て、しっかりと雪を確認。うん、去年の空木並みなのでまぁ行けるだろうと続行を決定。

鎖場も7合目の小屋までは凍結することも無く、安定してしっかりとした鎖場でした。皇海山より面白い鎖と梯子を堪能しました。

小屋からは完全に雪。8合目まで上がったところで立て続けに4人とすれ違い。
どうやら頂上直下で鎖の無い岩場に雪がついて登るのをあきらめたそう。


とりあえず自分の目で確かめないとあきらめきれないので続行。
そこから30分ちょっとで問題の場所に到達。(写真は帰りのみ)
手を入れるクラックに雪が溜まり、一枚岩が凍結してアイゼン無しでは確かに難しそうな状態。
行きはともかく帰りはなぁ・・・と思いながら、最悪の場合、北沢峠→広河原→甲府で車を回収する覚悟を決めて挑戦。

クラックの雪を彫り、一枚岩についた雪を払ってみるといくつか窪みを確認。
同時に尻で滑ってみても滑落するほどの斜度は無さそう。

そんなわけでひざを窪みに入れて登り始めると割りとしっかりと支えられたのでそのまま挑戦。
雪がまだ凍ってなかったので何とか上がることができました。
コレは明日以降凍ったら完全にアイゼン必須な案件でした。

頂上で北沢からの人に15時半が甲府に向かえる最終であることを聞き、一度挑戦して考えようと下りへ。
こちらも尻とひざで何とか降りれた為そのまま無事ピストンへ。
その後1人とすれ違い、情報交換。その方も頂上到達したと8合目で待機していたその方の同行者に確認。


とはいえココで相当に時間を消費してしまい少々あせり始める。
18時までは残り4時間少々、日没までだと3時間くらい。
せめてヤセ尾根は明るいうちに通過したい、と一気に降りること4時間
途中笹の平を通過して30分くらいで日没へ。

仕方なく数年ぶりにヘッドライトを装着し、1時間暗闇を歩いて駐車場へ。
やはりこの時期は15時ごろには降りてくる予定を立てなきゃダメだな・・・と再確認。



中々に楽しいルートだったのですが、最初の林道歩きが正直ダレる。
また三大急登の1つですが、急・・・?といった感じ。勿論標高差は大きいし、距離は中々に長かったのですが。
三大急登の意味を調べなおさないといけないかも知れないですね。

とりあえず無事でよかった。

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体力レベル
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