三倉富士・弁天山 若桜町弁天山登山口から周回


- GPS
- 05:33
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 733m
- 下り
- 706m
コースタイム
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道として記されてはいますが、遊歩道として整備されているわけではないので、林の中の山道(踏み跡)や尾根線を外れないように地図やGPSを使って確認しながら歩きました。先日の台風の影響か、沢越えの道が崩れていたり、倒木を乗り越えていかなければならないところが何か所かありました。 |
その他周辺情報 | 買い物は若桜駅前のTOSCで、お土産は国道29号線沿いの道の駅でどうぞ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
ウインドブレーカー
帽子(キャップ)
靴
サブザック(15L)
トレッキングポール
折り畳み椅子
昼食(レトルトカレー+ご飯+ソーセージ)
一人用ドリップコーヒーパック+クリープスティック
深型鍋+蓋
カップ
バーナー
割り箸
スプーン
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶500mL+水900mL)
地図(コース図)
デジタルカメラ
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
携帯電話
腕時計
手拭い
目薬
メンタム軟膏
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備考 | 今回のコースでトレッキングポールが有効だったかどうかは若干疑問。邪魔に感じる場面もありました。 |
感想
秋もたけなわ、山は紅葉が見頃であろう。けれど、イベントで人が多いところは避けたい、ということでヤマレコレポートをあれこれ探して若桜の三倉富士・弁天山を巡るコースを歩いてみることにした。中でも hino_yama さんのレポート( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-766852.html )+概念図を参考に、コースをトレースさせていただきました。感謝。
登山口に駐車場があるということだったので、そこまで車で行き、鳥居の前の広場にいったん車を停めたが、車から出て振り返ってみるともう少し手前にやや広めの駐車場らしき広場があったので、そちらへ移動。トレッキングポールを組み立てて準備などしていると、軽トラに乗ったおじさんがやって来て、「何しとんさるだ、弁天山に登るんか?」と声を掛けてきた。地元の人らしい、話によると、弁天山の祠は自分が担いで上がったとのこと。大きな木があるから是非見てきなさい、と言われた。地元の人にとってはここは神の宿る山なのだ。
鳥居をくぐって、社叢の杉林の中をしばらく歩くと、若桜弁財天の社に着いた。今日の山行の無事を祈念して、社右側の登山道へ入った。程なく沢に着いた。流れの向こう側の木に「弁天山登山口」と書いた札が掛けられているが道がない。先日の台風で流されてしまったのか?しかたないので流れの中に顔を出している石を伝って向こう岸へ渡り、流れに沿って上流へ向かった。しばらく沢に沿って道を探しながら歩き、その後左に折れて杉林の中をジグザグに尾根方向へ向かって登って行く。
尾根にたどり着いたら、尾根線上をひたすら上へ上へと登る。傾斜がだんだんきつくなり、そのうち尾根が不明瞭になるので、道を見失わないように注意しながら杉林の中を歩く。稜線までもう少しのところで道を見失ったが、10mほど上に明るい尾根が見えていたので、強引に斜面を登って稜線へたどり着いた。この稜線上左側に三倉富士が、右側に弁天山がある。まずは左へ折れて三倉富士へ向かった。稜線の左側は杉林、右側はブナなどの広葉樹の天然林が紅葉している。木立の向こう側に、ここよりもさらに高い山が透けて見える。東山(とうせん)1388m〜鳴滝山1287mの稜線だ。いつかあの山にも上ってみたいものだ。
なだらかな稜線を東へ歩く、少し下ってまた上った先に三倉富士山頂があった。いくつかの標識が掲げられ、林野庁の標石があるのが目印だ。13時が近くなっていたのでここで昼食にする。鍋でお湯を沸かしてコーヒーを淹れた後、その鍋にレトルトの大盛カレーと、パックのご飯300g、そして冷蔵庫にあったソーセージを入れて湯煎する、食材が温まるのを待ちながらコーヒーを飲む。そして、家族への連絡のためにfacebookに山頂到着のメッセージを書き込む。docomoの電波は割と届いていて通信は問題なかった。茹でていたソーセージを引き上げようとして地面に落としてしまったが、湯煎の中に再び浸けて洗って食したというのはちょっとしたハプニング、3秒以内だったからきっと大丈夫でしょう。(*'▽')
山頂で幸せな時間を1時間ほど過ごした後、稜線を戻って弁天山方向へ向かった。こちらからだと、右側に杉の植林、左側がブナなどの自然林で日が当たると赤や黄色の葉に光が透けて美しい。稜線の途中に岩が突き出して小高くなって所(地図の884m地点)があるのでそこは迂回して進む。その岩山の先には割と新しい祠が置かれていた。手を合わせてさらに先に進む。ブナの巨木の並ぶ風景は圧巻だ。
弁天山山頂に近付くにつれて勾配がきつくなる。落ち葉の敷き詰められた斜面を登っている途中で、向こう側から歩いてくる男性とすれ違った。逆ルートで歩いているようだ。これが今日のトレッキング中に唯一出会ったハイカーだった。そしていよいよ弁天山山頂へ到着。山頂の少し下に鳥居と祠があり、その脇には大きな木がある、杉でもブナでもない、周りに落ちている実の殻から、これが例のトチの木だということがわかった。風格のある巨木だ。ここで一休み。再びfacebookに、”山頂到着・これから下山”の書き込みを行った。
一休みした後、下山を開始した。「滝谷ルート」だ。尾根線から外れないように、足を滑らせないように気を付けながら歩く。所々ピンクやオレンジのテープがマークしてあるので、それを目印に、時々GPSで現在位置を確認しながら下って行く。傾斜の急なところにはトラロープが張ってある。ありがたい。798mピークを過ぎた辺りから杉林に入り、稜線が不明瞭になってくるので、山道を見失わないように気を付けながらジグザグに、そして斜面を斜めに下りていく。沢に出会ったところからは、沢沿いの道を下って行く。時々沢を越えながら、とにかく道を見失わないように下って行く。幾つかの滝の横を通ってそのまま沢沿いの道を下ると出発点の神社の鳥居の横に出た。
今回の歩行距離は6km余り、たいした距離でもないのだが、到着時刻は午後4時半、雲がかかってきたこともあって若干薄暗くなり始めていた。紅葉は日に当たると綺麗だし、これからどんどん日が短くなるので、出発をもう少し早めにするべきだなと思った。
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