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Yamareco

記録ID: 1300954
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

三倉富士・弁天山 若桜町弁天山登山口から周回

2017年11月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:33
距離
6.2km
登り
733m
下り
706m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:08
休憩
1:26
合計
5:34
距離 6.2km 登り 733m 下り 724m
10:55
42
弁天山登山口
11:37
45
尾根線コース開始点(620m)
12:22
22
縦走路(稜線)到達
12:44
13:52
18
14:10
14:11
31
14:42
14:59
28
15:27
62
P798m
16:29
弁天山登山口
稜線へたどり着く直前の杉林で道を見失って,強引に斜面を登ってしまいました。本当はもう少し西の分岐点にたどり着くはずでした。
天候 晴/曇
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
若桜駅から弁天山登山口まで歩く方もあるようですが、今回は車で来たので弁天山登山口を発着としました。
コース状況/
危険箇所等
登山道として記されてはいますが、遊歩道として整備されているわけではないので、林の中の山道(踏み跡)や尾根線を外れないように地図やGPSを使って確認しながら歩きました。先日の台風の影響か、沢越えの道が崩れていたり、倒木を乗り越えていかなければならないところが何か所かありました。
その他周辺情報 買い物は若桜駅前のTOSCで、お土産は国道29号線沿いの道の駅でどうぞ。
若桜町の街道から山の方へ折れます。広い道ではないし、この標識に気付かず最初は行き過ぎてしまいました。
この写真は戻ってきてから撮ったものです。
2017年11月03日 16:45撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 16:45
若桜町の街道から山の方へ折れます。広い道ではないし、この標識に気付かず最初は行き過ぎてしまいました。
この写真は戻ってきてから撮ったものです。
杉の木にいろいろな文字が書いてあるのに驚き
2017年11月03日 10:27撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 10:27
杉の木にいろいろな文字が書いてあるのに驚き
若桜弁財天入口、ここが登山口になります。トイレもあります。
2017年11月03日 10:39撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 10:39
若桜弁財天入口、ここが登山口になります。トイレもあります。
コースの案内、後で見ると、このコースの見どころがきちんと記されています。けれど、登る前にはピンとこないんですよね。
2017年11月03日 10:39撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 10:39
コースの案内、後で見ると、このコースの見どころがきちんと記されています。けれど、登る前にはピンとこないんですよね。
鳥居前から振り返ると駐車場がありました。ここに車を停めて出発です。
2017年11月03日 10:45撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 10:45
鳥居前から振り返ると駐車場がありました。ここに車を停めて出発です。
参道脇の杉の木にも文字が描かれています。
2017年11月03日 10:57撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 10:57
参道脇の杉の木にも文字が描かれています。
杉の木立から差し込む光がきれいです。
2017年11月03日 11:06撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 11:06
杉の木立から差し込む光がきれいです。
社で今日の山行の安全を祈願して、その社の横を抜けて山道へ入ります。
2017年11月03日 11:13撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 11:13
社で今日の山行の安全を祈願して、その社の横を抜けて山道へ入ります。
いきなり最初から道が崩れてるし。
2017年11月03日 11:15撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 11:15
いきなり最初から道が崩れてるし。
ロープが張ってあるので、ここが道なのでしょう。
2017年11月03日 11:32撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 11:32
ロープが張ってあるので、ここが道なのでしょう。
稜線にたどり着きました。あとは稜線を辿って登っていきます。
2017年11月03日 11:37撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 11:37
稜線にたどり着きました。あとは稜線を辿って登っていきます。
傾斜がきつくなってきました。
2017年11月03日 11:49撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 11:49
傾斜がきつくなってきました。
三倉富士へ向かう尾根線はブナの原生林になっています。
2017年11月03日 12:38撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 12:38
三倉富士へ向かう尾根線はブナの原生林になっています。
南側には紅葉越しに東山(とうせん)が望めます。
2017年11月03日 12:38撮影 by  CX5 , RICOH
1
11/3 12:38
南側には紅葉越しに東山(とうせん)が望めます。
三倉富士山頂付近からは若桜町方向への眺望があります。氷ノ山が見えます。
2017年11月03日 12:44撮影 by  CX5 , RICOH
2
11/3 12:44
三倉富士山頂付近からは若桜町方向への眺望があります。氷ノ山が見えます。
山頂を示す札がいくつかありました。
2017年11月03日 12:46撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 12:46
山頂を示す札がいくつかありました。
お昼は、レトルトのごはんとカレーとソーセージです。
2017年11月03日 13:05撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 13:05
お昼は、レトルトのごはんとカレーとソーセージです。
いただきまーす。ちょっと多すぎたかな。
2017年11月03日 13:28撮影 by  CX5 , RICOH
1
11/3 13:28
いただきまーす。ちょっと多すぎたかな。
弁天山へ向かいます。
2017年11月03日 14:08撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 14:08
弁天山へ向かいます。
岩の突き出しているところが何か所かあります。祠が祀ってありました。
2017年11月03日 14:15撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 14:15
岩の突き出しているところが何か所かあります。祠が祀ってありました。
倒木にカワラタケが群生していました。
2017年11月03日 14:20撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 14:20
倒木にカワラタケが群生していました。
尾根の左(南側)はブナや落葉樹、右側はヒノキや杉と、くっきり分かれています。
2017年11月03日 14:31撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 14:31
尾根の左(南側)はブナや落葉樹、右側はヒノキや杉と、くっきり分かれています。
ブナの落ち葉の斜面を登って、弁天山山頂までもう少しです。
2017年11月03日 14:38撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 14:38
ブナの落ち葉の斜面を登って、弁天山山頂までもう少しです。
弁天山の鳥居と祠、ご神木の大トチの木。
2017年11月03日 14:44撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 14:44
弁天山の鳥居と祠、ご神木の大トチの木。
山頂碑です。ここをまっすぐ行くと遠見峠へ向かいます。
2017年11月03日 14:51撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 14:51
山頂碑です。ここをまっすぐ行くと遠見峠へ向かいます。
稜線を辿って下山します。「滝谷ルート」です。
2017年11月03日 15:20撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 15:20
稜線を辿って下山します。「滝谷ルート」です。
勾配の急なところにはロープが張ってありました。ありがたいです。
2017年11月03日 15:30撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 15:30
勾配の急なところにはロープが張ってありました。ありがたいです。
三倉富士の山頂が望めました。あそこから歩いてきたんだよね。
2017年11月03日 15:52撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 15:52
三倉富士の山頂が望めました。あそこから歩いてきたんだよね。
沢沿いのルートに入ります。
2017年11月03日 16:03撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 16:03
沢沿いのルートに入ります。
「滝谷」の名の通り、ちょっとした滝もありました。
2017年11月03日 16:10撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 16:10
「滝谷」の名の通り、ちょっとした滝もありました。
倒木が道を遮ります。
2017年11月03日 16:14撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 16:14
倒木が道を遮ります。
谷筋にミツマタが群生していました。
2017年11月03日 16:27撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 16:27
谷筋にミツマタが群生していました。
若桜神社の案内板。トレッキングルートだと15.7km、8.5時間だそうです。私にはちょっと無理だな。
2017年11月03日 16:43撮影 by  CX5 , RICOH
11/3 16:43
若桜神社の案内板。トレッキングルートだと15.7km、8.5時間だそうです。私にはちょっと無理だな。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ ウインドブレーカー 帽子(キャップ) サブザック(15L) トレッキングポール 折り畳み椅子 昼食(レトルトカレー+ご飯+ソーセージ) 一人用ドリップコーヒーパック+クリープスティック 深型鍋+蓋 カップ バーナー 割り箸 スプーン 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶500mL+水900mL) 地図(コース図) デジタルカメラ iPhone(GPS+カメラ) iPad mini 携帯電話 腕時計 手拭い 目薬 メンタム軟膏
備考 今回のコースでトレッキングポールが有効だったかどうかは若干疑問。邪魔に感じる場面もありました。

感想

 秋もたけなわ、山は紅葉が見頃であろう。けれど、イベントで人が多いところは避けたい、ということでヤマレコレポートをあれこれ探して若桜の三倉富士・弁天山を巡るコースを歩いてみることにした。中でも hino_yama さんのレポート( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-766852.html )+概念図を参考に、コースをトレースさせていただきました。感謝。

 登山口に駐車場があるということだったので、そこまで車で行き、鳥居の前の広場にいったん車を停めたが、車から出て振り返ってみるともう少し手前にやや広めの駐車場らしき広場があったので、そちらへ移動。トレッキングポールを組み立てて準備などしていると、軽トラに乗ったおじさんがやって来て、「何しとんさるだ、弁天山に登るんか?」と声を掛けてきた。地元の人らしい、話によると、弁天山の祠は自分が担いで上がったとのこと。大きな木があるから是非見てきなさい、と言われた。地元の人にとってはここは神の宿る山なのだ。

 鳥居をくぐって、社叢の杉林の中をしばらく歩くと、若桜弁財天の社に着いた。今日の山行の無事を祈念して、社右側の登山道へ入った。程なく沢に着いた。流れの向こう側の木に「弁天山登山口」と書いた札が掛けられているが道がない。先日の台風で流されてしまったのか?しかたないので流れの中に顔を出している石を伝って向こう岸へ渡り、流れに沿って上流へ向かった。しばらく沢に沿って道を探しながら歩き、その後左に折れて杉林の中をジグザグに尾根方向へ向かって登って行く。

 尾根にたどり着いたら、尾根線上をひたすら上へ上へと登る。傾斜がだんだんきつくなり、そのうち尾根が不明瞭になるので、道を見失わないように注意しながら杉林の中を歩く。稜線までもう少しのところで道を見失ったが、10mほど上に明るい尾根が見えていたので、強引に斜面を登って稜線へたどり着いた。この稜線上左側に三倉富士が、右側に弁天山がある。まずは左へ折れて三倉富士へ向かった。稜線の左側は杉林、右側はブナなどの広葉樹の天然林が紅葉している。木立の向こう側に、ここよりもさらに高い山が透けて見える。東山(とうせん)1388m〜鳴滝山1287mの稜線だ。いつかあの山にも上ってみたいものだ。

 なだらかな稜線を東へ歩く、少し下ってまた上った先に三倉富士山頂があった。いくつかの標識が掲げられ、林野庁の標石があるのが目印だ。13時が近くなっていたのでここで昼食にする。鍋でお湯を沸かしてコーヒーを淹れた後、その鍋にレトルトの大盛カレーと、パックのご飯300g、そして冷蔵庫にあったソーセージを入れて湯煎する、食材が温まるのを待ちながらコーヒーを飲む。そして、家族への連絡のためにfacebookに山頂到着のメッセージを書き込む。docomoの電波は割と届いていて通信は問題なかった。茹でていたソーセージを引き上げようとして地面に落としてしまったが、湯煎の中に再び浸けて洗って食したというのはちょっとしたハプニング、3秒以内だったからきっと大丈夫でしょう。(*'▽')

 山頂で幸せな時間を1時間ほど過ごした後、稜線を戻って弁天山方向へ向かった。こちらからだと、右側に杉の植林、左側がブナなどの自然林で日が当たると赤や黄色の葉に光が透けて美しい。稜線の途中に岩が突き出して小高くなって所(地図の884m地点)があるのでそこは迂回して進む。その岩山の先には割と新しい祠が置かれていた。手を合わせてさらに先に進む。ブナの巨木の並ぶ風景は圧巻だ。

 弁天山山頂に近付くにつれて勾配がきつくなる。落ち葉の敷き詰められた斜面を登っている途中で、向こう側から歩いてくる男性とすれ違った。逆ルートで歩いているようだ。これが今日のトレッキング中に唯一出会ったハイカーだった。そしていよいよ弁天山山頂へ到着。山頂の少し下に鳥居と祠があり、その脇には大きな木がある、杉でもブナでもない、周りに落ちている実の殻から、これが例のトチの木だということがわかった。風格のある巨木だ。ここで一休み。再びfacebookに、”山頂到着・これから下山”の書き込みを行った。

 一休みした後、下山を開始した。「滝谷ルート」だ。尾根線から外れないように、足を滑らせないように気を付けながら歩く。所々ピンクやオレンジのテープがマークしてあるので、それを目印に、時々GPSで現在位置を確認しながら下って行く。傾斜の急なところにはトラロープが張ってある。ありがたい。798mピークを過ぎた辺りから杉林に入り、稜線が不明瞭になってくるので、山道を見失わないように気を付けながらジグザグに、そして斜面を斜めに下りていく。沢に出会ったところからは、沢沿いの道を下って行く。時々沢を越えながら、とにかく道を見失わないように下って行く。幾つかの滝の横を通ってそのまま沢沿いの道を下ると出発点の神社の鳥居の横に出た。

 今回の歩行距離は6km余り、たいした距離でもないのだが、到着時刻は午後4時半、雲がかかってきたこともあって若干薄暗くなり始めていた。紅葉は日に当たると綺麗だし、これからどんどん日が短くなるので、出発をもう少し早めにするべきだなと思った。

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