インスタ仲間と行く初冬の安達太良山(爆風に阻まれ登頂断念)



- GPS
- 01:35
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 410m
- 下り
- 285m
コースタイム
天候 | 登り始め・・時々小雪 中腹・・ガスガス 稜線・・爆風ホワイトミックス😰 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沼尻スキー場からは、ゲレンデ内林道は10程。ダートの一部悪路も終点の駐車スペースは広い。100台くらい停めれそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【沼尻登山口〜硫黄川河岸】 湯の花採掘場までは明瞭。 木の橋二ヶ所転落注意。 他危険箇所無し。 硫黄川河岸から胎内岩への取り付き口が不明瞭。 【硫黄川河岸〜胎内岩】 急登も危険箇所無し。 一部落石に注意。 【胎内岩〜鉄山】 緩やかな稜線でガスらなくければ視界良好。 途中まで低木があり登山道明瞭も ガレ場は雪が積もると不明瞭。 この時はガスで視界不良。 ホワイトアウト時は注意が必要。 途中鉄山避難小屋あり。 【鉄山〜安達太良山】 鉄山からは左側にかなり降る。 牛の背までは緩やかな稜線でガス時は道迷いに注意が必要。 安達太良山への分岐、牛の背付近で、この日は爆風とガスによる視界不良で撤退。 |
写真
感想
今回IGを通じてお声掛け頂いた方と、初冬の安達太良へ行くことができました🎶
このメンバーは、「登山はいつもガスだよねー」と口説いてるメンバー....💧
イヤイヤ、ガスをこよなく愛すメンバーでの登山です😅
そんな面々が集まった訳だからある程度の予想はしてたものの、想定を上回るガス帯に終始阻まれ、登山中、太陽や青空を一瞬足りとも拝むことが無いという山行になりました💦
登山口の沼尻では小雪がまっており、上では氷点下の爆風である事は容易に想像出来ましたが、メンバー誰一人心折れる事無く、行く気満々なのにはビックリ。
当初予定していた沼の平反時計周りを、途中に避難小屋があり前半は風を受けない時計周りに変更して出発。
湯の花採掘場までは風も無く穏やかに散策する感じでしたが、途中硫黄川河岸は雪でマーキングや踏み跡が消され、左の尾根に取り付くポイントを探り探り。
尾根までの急登では、雪が全てのもの優しく包み込み、何もかも白く柔らかい風景に変え、ガスは静寂を呼び込み、まるで、下界とは違うサイレントな世界を創り出してくれました。
同伴の山ガール達は、自然が創り出す樹氷のネックレスや、真っ赤な実のナナカマドのブローチに、幾度と脚をとめ、中々進みません😀😅
しかし、ここでまたしてもスマホがフリーズ、よって写真も、GPSも使えず、記録は使えなくなります🌀紙データとコンパスはもちろんですが、やはりGPSは必要だ
そして、アクロバティックな胎内岩を潜ると、いよいよ稜線。
ガスは一層濃くなり、風もかなり強く吹いてはいるものの暫くは背の丈で胸位まである低木のハイマツ帯が風を遮ってくれます。が、その自然の防風林も少しずつ低くなり、やがて森林限界に。
濃いガスと積雪で登山道も定まらない中、避難小屋をめざします。
風は強風から爆風へと変わり、湿り気味の雪の粒を交えながら容赦無く、横殴りに吹き付ており、時折、振り返ってピッチを詰めたパーティを確認します。
しかし、驚いたことに、この厳しい状況下で、みんな笑顔ではしゃいでるじゃないですか😅
これは完全にM集団です😚
辿り着いた鉄山避難小屋では、やはりパーティは我々だけで、先行者の痕跡はありません。
休憩途中、時計周りのパーティが、顔を真っ赤に息を切らして転がり込んできました。聞けば、暴風雪とガスで安達太良山頂は断念し、一目散にこの避難小屋を目指した模様💧💧💧
それでも、我々Mっ気ガス隊は、これからの環境に備え、早めのお昼と防寒仕様に装備を整えて、山頂を目指すべく、いざ、出発!
小屋の外の環境は好転するどころか、寧ろ悪化してます🌀しかし、ここでも、弱音を吐く人は現れません😅
鉄山を越え、左の鞍部を下がると稜線上の登山道は更にガスと雪で不明瞭。
鉄山避難小屋までは若干露出していたガレ場も、ここでは雪でほぼほぼ真っ白。
ガスと相まって地面と空の区別も難しくなってきました😨こうなると、著しく方向感覚、平衡感覚が低下します。
暫くは生きてるスマホGPSを頼りに探り探り安達太良山頂への分岐である牛の背を目指しますが、パーティの意思伝達も難しい状況下になった事、爆風、濃霧、積雪の三重苦により、撤退を決定😢
後は退路をどうするかを皆んなで話し合い、風を受ける時間帯が少ない事、メンバーが土地勘を共有できてる事、避難小屋の保険がある事で、周回も諦め、来た道を戻ります。
メンバーみんな、しっかり防寒対策がされてたんで、誰一人体力の低下を感じる事も無く、帰りは避難小屋をスルーでも良かったようだけど、他のパーティとの情報交換もしたかったので、避難小屋で小休憩を取ります🙂小屋にいたメンズ二人パーティはBCの下見で山頂まで行ったようですが、当然視界ゼロだったとのこと💧💧ままま、そうでしょうね😅
この日は、我々Mっ気ガス隊を含めて、後単独が数名の5〜6パーティだったのでしょうか?頂上に行けたのはあの二人だけと思われます。
避難小屋を後にし、樹林帯の安全地帯に入ってからは、M女達の笑い声がサイレントの世界を圧倒し、けそけそ、ゲツラゲツラ気味の帰路になったことは言うまでもありません😀😂爆
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