金勝アルプス〜天狗岩線・水晶谷線〜
- GPS
- 05:22
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 281m
- 下り
- 268m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:11
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金勝山ハイキングコース情報 http://www.city.ritto.lg.jp/kanko/miruspot/3712.html 「一丈野駐車場利用には、清掃協力金として普通車1日500円、自動二輪車1日200円が必要です。 大型バスも1日1,000円で駐車できます。 注釈:駐車場有料期間: 4月〜7月末(夏休み開始の時期)までの土日祝。 7月末(夏休みの開始時期)〜11月末までの平日・土曜日・日曜日・祝日 カーナビゲーションでは「特別養護老人ホーム桐生園」(電話番号077-549-1129)を目標に設定するのが便利です。」 (金勝山ハイキングコース情報HPより) |
コース状況/ 危険箇所等 |
>>天狗岩線(尾根ルート)一丈野野営場駐車場〜T2(ゴリラ岩) ・ざれた尾根です。下りは、登りより歩きにくいので、慎重に足を 運んでください。 ・トラロープが設置されていますが、頼り切るとかえって 危険です。 ・台風後の倒木があります。枝に引っかかっているだけのものもあり ますので、落下に気を付けてください。 >>水晶谷線 T2〜S3 ・下草などが刈られて、整備されていました。 ・こちらもトラロープが設置されていますが、頼り切るとかえって 危険です。 ・パーティーに1本補助ロープがあると安心して通過できます。 ・一丈野野営場駐車場で金勝山ハイキングマップをいただけますが、 おおよそのコースタイムと分岐、緊急時のコールポイントの位置 ぐらいしかわかりません。 地形の読み取りはできませんので、地形図を用意されてください。 ・分岐で金勝山ハイキングマップを見ながら現在位置を確かめたり、 目的地を確かめたりされていますが、コンパスを用意されると よいでしょう。 地形図を読み取りながら、尾根を歩くのか、谷を歩くのか、歩くコースを確かめましょう。この先が登りなのか、下りなのか、金勝山ハイキングマップではおおよそしか分かりません。 急な登り、下りがあれば、初心者で予想以上に時間がかかり、下山の遅れや焦りから、道迷いにもつながりかねません。 金勝アルプスといわれるように、奇岩も多く、展望も素晴らしいのですが、反面、転倒、滑落の危険も増します。 このような情報は、地形図から読み取れるようになります。 初心者でも、楽しめる山ですが、地形図やコンパスの準備と簡単な地図読みを学んでから入山されると、より安心して、自立した登山が楽しめます。経験者と一緒に歩かれて、簡単な地図読みを学ばれるとよいと思います。 金勝山ハイキングマップ、金勝山ハイキングコース情報には、 残念ながら地形図やコンパス、ヘッデンの準備は、案内されていません。 これからのシーズン、日の入りは早くなります。 ヘッデン&予備電池の準備もお忘れなく! |
その他周辺情報 | 滋賀県 警察の広場 山岳遭難、登山に関する諸注意 http://www.pref.shiga.lg.jp/police/seikatu/chiki/chiki02.html インターネット登山箱・コンパス登山届 登山の注意 1.地図やコンパスを必ず持ちましょう。 2.所要時間を計算し、暗くなる前に下山しましょう。 ※ハイキング気分で登山計画も無く入山し、 暗くなって助けを求めてくる遭難が毎年数多く発生しています。 3.道に迷ったら来た道に戻りましょう。(滑落事故多発) 4.単独登山は避けましょう。(特に高齢男性の道迷い多発) 5.登山届を提出しましょう。(家族等にも詳しい計画を伝えておきましょう) |
写真
感想
いきものふれあい室の観察会に参加しました。
「都を築いた森の歴史と植樹の跡」
金勝アルプスは花崗岩の山で奇岩が多くハイカーにとても人気のある山です。現在は、緑も豊かになりましたが、かつては「田上の禿げ」とよばれ、ふもとでは水害に苦しめられた歴史があります。
国道一号線の天井川のトンネルは、最近撤去されましたが、天井川は鶏冠山を源流としています。
「天井川の歴史は、それほど古くはない。古文書から約200年前までは天井川であったことを確認できず、河底に国道のトンネルを開通させた約110年前の明治19年までの間に、多量の土砂流出と堤防の積み上げにより短い期間に一気に形成されたものと考えられている。天井川が形成されて以降は、増水のたびに河川の氾濫を繰り返すようになったことが、記録に多く残されており、さらに近年になると京阪神地区のベッドタウンとして発展したことから、人口と資産の増大にともない被害も甚大なものとなっていった。この対策として現存河川の河底を掘り下げることよりも、新河川への切り替えが防災面コスト面とも有利であると判断され、2002年に放水路による下流部の付け替えが行われた。」(ウィキペディアより)
さらに、歴史をさかのぼると、奈良時代の東大寺の造営や藤原宮の造営、石山寺の造営などに材木が切り出されたそうです。その後も伐採が続き、荒廃した山の土砂が流出したのです。
明治に入って、オランダ人技師ヨハネス・ゲ・デレーケを迎えて、砂防工事を行いました。
詳しくは、「一丈野の治山」を参照されてください。
http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/siga/mori-grow/pdf/itijoya.pdf
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する