未知の滝を探して-深沢左股↑-中尾沢↓ すごい滝があった


- GPS
- 07:04
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 776m
- 下り
- 758m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(1)幕山〜深沢横断地点:最初は舗装林道、ダンプが通るので注意。林道からは、笹が刈りはらわれた道。 (2)深沢横断点〜深沢〜二股:水量はかなりある。大きな岩や倒木が多いので、遡行には時間がかかる。沢水は膝下位。 (3)二股〜左岸大滝:右股に入ってすぐには3m+5m滝がある。(左股の支沢の間違い)左股は、左岸から25m位の大きな滝が落ち、その下はわさび畑跡。さらに進むと40mの大滝が左岸に落ちる。2条になっており、ガータゴヤの滝より大きい。期待していたが、こんな滝があるとは本当にびっくりした。すごい、まさに幻の滝だ。中尾沢の柱状節理滝を六方の滝と言うなら、これは立方の滝だ。深沢の水量は大部分はこの滝からくるようだ。その後、水量は極端に減り、その先は8mの涸れ棚に妨げられる。棚下段からとりつき、移って右の溝状から上がれる。 (4)深沢上部〜すごい藪尾根〜中尾沢上部:どこを上っても、びっしり生えた熊笹に四苦八苦。おまけに、中に野イバラやタラの木があり、手袋でも痛い。手首、首筋に擦り傷多数。尾根上でも熊笹がびっしりで、歩けるような状態ではない。無理やり尾根を越えて下ると、林道があった。林道は中尾沢上部を横切っていた。地図にはない。逆に地図にあるはずの破線経路は多分無いだろう。 (5)中尾沢:これと言った滝は無いので下るのは安全。最後は柱状節理滝で終わる。その後新崎川左岸経路を歩いて帰った。 |
写真
感想
以前、深沢の途中まで遡行しましたが、今日は其の先まで歩く事にしました。何故?って、地図を見ると深沢の左股の左岸には、等高線の詰まった沢が2か所、合わさっている所があり、そこに誰も知らない大きな滝があるのでは?と思って遡行しました。二股の所は良くわかりませんでした。
左股に入るとすぐに、左岸に2段の滝が落ちてました。かなりの水量です。この滝の上にも滝があるようですが、行きませんでした。次に出てくる左岸の滝は、わさび田に利用されているようで、25m位の大きな滝でした。それよりも、こんなところにわさび田跡があることにびっくりです。途中にわさびが生えていたのは納得できました。
三番目に左岸から落ちる滝は、見事な大滝でした。丹沢で例えるなら、ガータゴヤの滝のスケールをさらに大きくしたような滝で、それは見事でした。(滝が得意な人なら登れるかもしれません。)
その後は、深沢の上部から左の尾根を越えて中尾沢へと言う行程ですが、地図にはあるはずの経路がどこにあるのか全く分かりません。(この辺は地図と随分違う事は前から分かっていました。)
適当に尾根を目指すも、どこを上ってもびっしりと生えた熊笹との格闘です。おまけに中に野イバラやタラの木があり、手袋してても痛いです。(帰宅後、風呂で確認すると、両手首と首すじは切り傷だらけでした。)
中尾沢は以前、滝上まで登って、沢自体は問題ないことを知っていたので、そのまま、柱状節理滝まで下りました。
今日は大変でしたが、ほぼ満足のゆく沢歩きでした。
本当に藪が好きな人以外は行かないほうがいいです。藪の中で途方にくれます。
(追記)
2013年にsunachさんと言う方がヤマレコに、この滝(清水の滝と言うらしい)のことを書いていました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-377644.html
old-diverさん、こんにちは。
よくこんなマイナーな所を見つけましたね。素晴らしいレコです
お気に入りに登録して、いつか登ってみたいと思います
Futaroさん、こんにちは。自分もびっくりの滝でした。ガータゴヤの滝は周りが開けていて、全体が良く見えますが、この滝は開けてないので、全体の把握が難しいです。左股の最初の支沢の2段の滝を、二股の右股と勘違いしたのですが、地形図をよく見ると、2段の滝の先にもう一つ滝があるみたいで、次にもう一度見ようかと思っています。でも問題はその後、逃げる所がどこにもなく、密集した熊笹との格闘が必要です。突破にはゴーグルや厚手の手袋が必要でしょう。
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